藤沢駅北口から遊行通りを5分ほど歩くと、右手に庚申堂があります。
境内立入禁止になっているので、いつも通り過ぎるだけでしたが、
右隣の古い旅館で工事が始まったので、心配になり少し調べて見ました。
このお堂の中には市指定文化財で江戸地代の作とされる、
木造で左右に脇侍を伴った「青面金剛像」が祀られているようです。
残念ながら、開帳は60年に1度、庚申の年と決まっているので、
2040年まで待たねばなりません。
境内には、いろいろな庚申塔が並んでいて、
その中にも市指定文化財の「青面金剛の像」(寛文13年・1673)があります。
と言っても、境内には自由に入れないので、遠目に見るだけです。
古い石造物に悪戯が増えているので、止むを得ないのでしょう。