引地川の右岸、大平橋と日の出橋の中間に堀川改修記念碑があります。
遊歩道ではなく、川の堤防近く流れに向かって建っています。
文化5年(1809)浅場太郎左衛門の建立で、碑文によると、
「天明6年(1786)7月17日の堀川(引地川)の洪水の後、祖父が堤防を建設し、
享和3年(1803)5月19日の洪水の後、父が堤防を建設したことを記念して碑を建てた」とあります。
残念ながら当時の碑は消失し、現在の碑は、昭和7年(1932)8月23日子孫の浅場寅吉が建立したものです。
暴れ川の堀川と戦った浅場家の歴史が分かる記念碑です。
記念碑の近くに、石造物が並んでいますが、関係は不明です。