小田原城址は何時でも行ける場所なので、きちんと見た記憶が残っていません。
そこで、ぐるりと小田原城址を回りました。
先ずお堀端通りを南下して、学橋に近づきました。
堀にはユリカモメとコイが群れていました。
左手の学橋を渡ると二の丸広場に行けます。
堀沿いにもう少し進むと、堀の向うに二の丸隅櫓が見えました。
小田原城の建造物は、明治初期にほとんどが取り壊され、更に関東大震災で石垣まで崩壊しました。
昭和9年(1934)に二の丸平櫓を再建したのが現在の隅櫓のようです。
更に南に進み、馬出門土橋(めがね橋)を渡って馬出門から城内に入りました。
馬出門は平成21年(2009)の復元です。
馬屋曲輪跡を抜けて住吉橋を渡ると銅門に着きました。
銅門は平成9年(1997)の復元です。
二の丸を抜けて、本丸正門の常盤木門に着きました。
常盤木門は昭和46年(1971)の再建です。
常盤木門を抜けて本丸広場から見上げた天守閣です。
現在の天守閣は江戸時代の雛型等を参考に昭和35年(1960)に復興されものです。
ぐるりと回ってみて、小田原城址公園が小田原城公園に近づきつつあるように感じました。