鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

嗚呼9月1日

2008-06-15 | 藤沢
砂山観音の境内で見つけた石碑です。ただ「嗚呼9月1日」と刻まれています。関東大震災の死者を悼んで建立されたものですが、碑文の簡潔な表現に感銘しました。最近は、ミャンマーのサイクロン災害、中国四川の大地震情報もあり、日本でこうした石碑が増えないことを祈っていましたが、昨日、岩手・宮城地震が起きてしまいました。震源地に近い一関市の本寺小学校が避難所としてニュースに登場しましたが、疎開の時2年ほど通った学校です。


藤沢橋・砂山観音

2008-06-14 | 藤沢
藤沢橋交差点の南側の角に、砂山観音があります。といっても、今まで名前も知らず、参詣したこともありませんでした。「砂山観音」という名前を聞き、あわてて参詣しました。


本殿はこじんまりした建物で、右側の建物の手前には洗濯物が干してあったりして、庶民的な雰囲気の境内でした。


大正5年に記された由来にいろいろ書いてありますが、私が参詣したのは、ここも昔砂丘だったという理由からです。名前が「砂山観音」(俗称)というのが率直で気に入りました。

445億円の厚生施設

2008-06-13 | あちらこちら
突然「温泉へ行こう」ということで、根府川駅から送迎バスで5分ほどのヒルトン小田原に出かけました。ここは雇用保険の資金445億円を投じて、1998年に勤労者のための構成施設として建設されました。


いろいろな経緯があって、2004年に小田原市が8億5千万円で買取り、ヒルトンに運営を委託して今日に至っています。先ず、敷地を含めた規模の大きさに驚きました。


ホテルの部屋から庭の景色と相模湾の方向を見下ろしたところです。遠く右手に見える半島は真鶴半島です。

 
欧州風の水着着用の大型の温水プール施設や各種の温泉、スポーツ施設等が充実しています。といっても、そんなに温泉に入っている訳にもいきません。


敷地の中央、海を見下ろすところに、白い結婚式場がありました。なかなか人気があるようです。
一本松の結論:「温泉に入るのが目的だったら、もう少し小さな宿のほうが良かった」です。


根府川鉄橋(小糸川橋梁)

2008-06-12 | あちらこちら
根府川駅から300mほど西に根府川鉄橋があります。正式には小糸川橋梁とよぶようですが、かながわの鉄橋100選に選ばれています。箱根山から相模灘に向かって強風が吹き下ろすと、時々運行中止になることがありますが、この鉄橋が危険だからです。そのため鉄橋のガードは背が高くなり、鉄橋を通過する電車の写真を狙う鉄道マニアには、少し残念な景色になっています。

サース・フェーの宿

2008-06-11 | 回想のスイス
サース・フェーのホテルは、あまり大きくなく落ち着いた雰囲気の建物がならんでいます。泊まった宿の女主人は、一度予約しながら9.11テロが起きたのでキャンセルしたことを覚えていました。バス停までの電気自動車の送り迎えはご主人の担当でした。
(サース・フェー 2002年9月)

JR東海道・根府川駅

2008-06-10 | あちらこちら
生まれてはじめてJR根府川駅に降りました。小田原から西へ2つ目の駅です。


駅の風景は、なにやら懐かしいローカルな雰囲気です。左手は相模湾、右手は箱根山につながる山並みです。


駅舎につながる越線通路も見るからに年代物です、


小さな駅舎は無人駅ですが、関東の駅100選に選ばれている駅です。スイカが使えたり、快速アクティーが停まったりする点は無人駅のイメージに合いません。



都会の中の大学

2008-06-08 | 東京
突然の用事で渋谷まで出かけました。宮益坂を上って246号線と合流した地点で、聳え立つビルに出会いました。はじめて目にした青山学院大学の校舎です。あまりの立派さに驚きました。


少し進むと国道越しに、キャンパスの様子も見えました。緑濃い木立ちも豊かで、
私の遠い記憶の中の大学ライフとはかなりイメージが違いました。
注)かなり以前の話、青山学院大学に入学した新入生が厚木の森の里にあるキャンパスがあまりに田舎なので落胆したという話を聞いたことがあります。納得しました。その厚木キャンパスは現在は無くなり、跡地は日産自動車の先進技術開発センターになっています。

この木何の木

2008-06-06 | 藤沢
新林公園の保存民家の裏手にある一本の木です。小振りの木なので、あまり気にもとめていませんでした。


この木の下に、丸太の椅子とテーブルがあって、散歩の人の休憩所になっています。ところが、そのテーブルと椅子の周りが何かで汚れていて、ちょっと気になりました。


近づいて、テーブルの上を見ると、小さなひげの生えた黒いものがいっぱいならんでいました。よく見て分かりました。これは桑の実です。


上にかぶさっている木をよく見ると、たくさんの桑の実がついていました。これでは、当分この休憩所は使えそうもありません。



サース・フェーのパノラマ橋

2008-06-05 | 回想のスイス
サース・フェーの町を流れるフェーフィスパ川に架かるパノラマ橋です。町はガソリン車乗り入れ禁止となっているので、ゆっくりと景観を楽しみながら町歩きが楽しめます。この橋からは、目前に迫るフェー氷河とミシャベル山群が一望できます。
(サース・フェー 2002年9月)

ミッテル・アリラン展望台3500m

2008-06-03 | 回想のスイス
ゴンドラと世界最高所を走る地下鉄アルペンメトロを乗り継いで30分、ミッテル・アリラン展望台に着きました。展望台は一面の雪におおわれていました。


すぐ目の前に見えるアラリンホルン4027mです。犬の横顔のようにも見えました。


この日はミシャベル山群がしっかりと見えました。左から、ターシュホルン4491m、ドム4545m、レンズピッツ4294m、ナデルホルン4327mです。大パノラマをゆっくり楽しみ、午後はサー・フェーの町歩きに出かけました。
(サース・フェー 2002年9月)

藤沢宿・常光寺のカヤ

2008-06-02 | 藤沢
緑濃い藤沢宿・常光寺を訪ねました。目的は境内のカヤです。


常光寺のカヤは「かながわの名木100選」に選ばれた名木です。樹齢300年(推定)、高さ25m、幹周り5mです。


あまり大きすぎて上手に全体を撮れませんでしたが、これが名木の姿です。

ハンニックアルプを歩く②

2008-06-01 | 回想のスイス
尾根を右に大きく曲がって沢をこえ、岩壁に作られた道をたどると2つ目の沢につきました。ホーバル氷河の先端2300mを目の前に見ることができました。


氷河から流れる小川に沿ってくだり、ミシャベル・ヒュッテへ行く道と別れ、サース・フェーに下る道に入りました。


下るにつれて、草地から木立のある道に変わり、ここでも面白い標識に出会いました。


サース・フェーの町に近づいた場所で、谷間の向こう右手に、前の日に歩いたフラワートレールが見えました。
(サース・フェー 2002年9月)