【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

防災研修会~名古屋市港区防災センター~

2008-02-27 | デジカメ紀行
二月のとある日曜日、自治会の遠足がありました防災視察研修会です。
大型バス(町バスのふれあい号)に乗りましてね・・・・

バスの中で先日(1月20日)の防災訓練のビデオが放映されました。
KCN京都からの取材撮影がありまして、後日テレビで放映されたビデオなんですよ。
なんと顔見知りのご近所の奥様、ご主人方が次々にインタビューされてるんです。バスの中はなごやかな雰囲気につつまれましたね。
そして、ウチの息子たちが消防団員としてインタビューに答えてるんですよ。これはダビング×ダビングですよ、ウチの宝物にしなくっちゃね。

主たる目的は名古屋市港区防災センター見学です。

名古屋市港区役所に隣接する公共施設です。
キャラクターはナマズらしい、名前は???聞くの忘れました。

この地域は昭和34年の伊勢湾台風で甚大な被害を蒙った箇所でもあり、また東海大地震への危惧ということからもリキ入ってますよ。
「地震体験」「伊勢湾台風を知る」「煙避難体験」等のコーナーを案内してもらいそれぞれを体験しました。


「地震体験」は先日の起震車での体験よりももっとリアリティなものでした。
地震が起きたら、
①まず、テーブルの下にもぐり、
②揺れが収まったらガスの元栓を締め、
③脱出(ドアノブをさわってドアを開ける真似。
④そして脱出の際にはブレーカーを切る。ここまでの動作を行う。
ブレーカーを切るというのはここで初めて知りました。
関東大震災、阪神淡路大震災など数パターンを入れ替わって体験できる。
機械の揺れだと分かっているのでなんとかなるが、実際に地面がこんなに揺れたら…と思うとやっぱり地震は怖い。

移動して「伊勢湾台風を知る」コーナーは入り口で3D眼鏡をひとりづつもらって部屋に入っていきます。

体験コーナーの民家内部。
昭和34年ごろの民家のお茶の間、家具も本物。
壁にかけてある日めくりカレンダーは伊勢湾台風がやって来た9月26日になっている。
立体CGと音響・照明などにより伊勢湾台風を実体験できるその部屋はすごい迫力がありました。
正面に大きなスクリーンがありまして、これが窓の想定、丁度家の中から台風の様子が体感できるようになってます。
高潮の時、貯木場が決壊して大きな丸太がド~ンと、みんなが座っている家の中に突っ込んでくる・・・・「あぁ~怖かった~~」

隣の「煙非難体験場」は大衆食堂風になっていて、みんなぞろぞろ入って行くんです。
真っ暗闇の中で、どちらかの手(ここでは右手)で壁を触りながら前進する。
途中いくつかのドア(開かないものもあり)を越えていくのだが、当然障害物はないのでケガをすることはない。
無害だけど少し臭い煙も充満していて雰囲気たっぷり。
ドアノブは建築基準法で高さが決まっているのでドアを探すなら無闇に手を上下させない方がいいらしい。実際には障害物もあるのでなかなかそうはいかないだろうけども・・・・(煙が充満している想定の真っ暗闇の店の中は写真はちょい無理)

そんなんやこんなんの体験をしたりホールのパネル展示を見てまわって約1時間ぐらい居ましたかね。
天災は忘れた頃にやってくる。肝に銘じておきました・・・・