ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

七夕 地球と天の川

2007年07月07日 | 千伝。
 今まで、ずっと若かったので理解出来なかったこと。

 老いることは目が衰えたり、耳が遠くなったり、足腰がふらついたり、記憶力が悪くなったり、若いときに簡単に出来た事がとかく難しくなる。

 つまり、この世は、決して年寄りにはやさしく出来ていないということが、最近分かってきた。
 
 50代にして、ようやく年寄りの心境が見えてきた。

 それまでは年寄りは悠々自適にさえ映った。

 年配者や身障者にとって、この世はきついから、弱者を大事にする制度が長い歴史のうちに培われてきたにもかかわらず、それが瓦解されようとしている。

 人生とは、貧しくなるためにあるのではなく、争うためにあるのではなく、愚かになるためにあるのではなく、愚痴をいうためにあるのではなく、希望という星に達するためにある。

 その希望がかなえられたとき、この地球は、自分の希望の星に変化する。