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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

神長官守矢資料館

2011年06月24日 | 千伝。
長野県茅野市にある。

諏訪湖の盆地に、名も奇怪だが、建物も奇怪である。

正式名「茅野市じんちょうかんもりや資料館」。

先日、新聞記事一面で、この資料館が紹介されていた。

何故か気になったので読んでいると、小生、偶然この資料館へ一度訪問している。



設計者は、地元出身の東大名誉教授の建築史が専門の藤森照信氏(64歳)。
長野県は、藤森氏の苗字が多いのかな。

依頼者は、藤森氏の幼馴染みの守矢早苗氏(66歳)。

守矢家は、諏訪大社の筆頭神官を代々務める家柄で早苗氏は、現代78代目という。

縄文時代からの特異な自然信仰や祭事・・同家の伝わる古文書や、鹿の生肉や脳みそあえを神と一緒に食する「御頭祭」の様子などを保存、展示する資料館である。

鹿の首を壁一面に展示している。

以前、英国のスコットランド(ハイランド)にある大抵の城の中で、鹿の首をズラリ並べてあるのを観ているので、別に驚くこともなかったが・・。

こういう小さな資料館は、テーマを変えて、個人資料館または公園としてまとめると、百島にも作れるのではないかと・・ふと思いついたので記録しておく。

・・単純に思いついただけである。

越前の福井から信州に行くまでの繋ぐ国道ルートが158号線である。

特に、冬期間の雪景色を観ながらのドライブは、素晴らしい!

途中に、九頭竜湖、油峠、美濃白鳥、ひるがの高原、飛騨高山、安房峠があり、そして、上高地がある。



現在、上高地に入る釜トンネル付近で先日土砂崩れがあり、通行止めになっている。

冴え渡る月明り・・明日は晴れるかな。