ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

フェニックス

2011年06月25日 | 百伝。
世界一の植物園は、英国ロンドン郊外にある王立キュウ・ガーデン(植物園)である。

キュウ・ガーデンには、全世界から集められたあらゆる品種の植物が勢揃いしている。

とある地方の自治体は、ジャポニカ産を認識させて受け容れるキャパシティが日本に足りないのならば、海外のそういう機関に打診するのも一つの選択肢として動いている。

何を意味しているのかと言うと、一例として、日本海でとれるズワイガニは同じものでも、越前でとれるものは越前蟹としてブランド名がつく。

同じく、同じ水仙(すいせん)でも、福井の越前岬の水仙は、毎年、皇室に御献上して、皇室に愛でられるようになった。

つまりは、同じ物でも、ブランド名で価値が変わるのである。

さて、真偽の判断しかねるが・・。

百島の本村にあった赤松医院にあるフェニックスは、日本一の樹齢百年を誇るらしい。

幹囲も270cmもあり、日本一らしい。

今は、どうなんだろう?

そう言えば、百島 西林寺には、尾道の三名桜と呼ばれた大きな桜(品種不明)があったのを思い出す。

どうなったのだろう?

もし、西林寺の桜が枯れていたならば、今、百島一の桜は、旗手のおじさんの実家にある大きな桜の木かもしれない・・手入れ次第では、遠い未来の百島の千年桜に大化けする可能性もある。

我が家の裏手にも、切り倒そうとも考えているが、誰が植えたのか・・高さ10メートルにも達するかのような勢いのある真っ直ぐな棕櫚(シュロ)というやしの木がある。

それに、手入れ次第では、とても見応えのあるヒマラヤ杉もある。

こういうのは、ほっておけば、どうなるのだろう?

おそらく、家を押しつぶすぐらいに成長するかもしれない。

逆に、手入れ次第では、それらが・・百島が育んだ誇りとなるかもしれない。

だが、現実問題・・百島に親も身内もいなくなれば、手入れをする者の足が遠ざかるばかりである。

百島の先人達が、さまざまな品種の植物木々を植えて、探せば宝や想いが詰まった巨木や名木にならんとするブランド名が存在する。

百島産・・不死鳥の如く大きく羽根を広げましょう。