ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島物語

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

驚きの跳躍時間

2013年01月21日 | 資本と社会の問題
映画「ももへの手紙」の舞台は、大崎下島。

映画「東京家族」の舞台は、大崎上島から。

その大崎上島は、まだ橋が架かっていません。

その大崎上島へ、元警視庁の白バイ女性隊員だった森ルイさんという方が、移住して暮らしているという話題です。

NHK E-テレビ「グラン・ジュテ~私が跳んだ日~」。

いま活躍して輝いている女性たちが出演し、壁を乗り越えて飛躍する過程を語る番組。

先日、その番組に、森ルイさんが、出演されていたとか。

彼女のブログ等を読んでいると、非常に学ぶべき点が多いのです。

昨年4月、アンテナショップ(カフェ&ギャラリー・ショップ)をオープンさせた森ルイさんという女性。

ここまでは、同じような思考順路を軌一にするのですが・・そのあとが凄い!!

自称、大崎上島親善大使として、島の魅力を発信できるアンテナ・ショップを経営しながら、WWOOF「ウーフ」の制度(仕組み)を利用しているのです。

WWOOF「ウーフ」とは、英国で、40数年ほど昔に、ひとつのアイデア(友だち作り、友情の享有協力)から出来あがった制度(仕組み)です。

簡単に言えば、受け入れ側のホストとして「食事と宿泊場所」を無償提供します。

代わりに、受け入れられる側は「ウーファー」としての支援力、その知識と経験を提供して頂くという・・お互いが助け合う交換制度(仕組み)なのです。

お金のやり取りは、無しです。

だから、国内は勿論、海外からも多くの方が「ルイさんの家」に訪問滞在します。

それが宣伝広報活動にもなり、大崎上島の魅力に繋がってゆくのでしょう。

世界に向けての発信力となる多少の英語力も必要ですが、それよりも何よりも、とても感心させられる参考となる驚くべき跳躍的な生き方です。

最近、瀬戸内海の島を舞台にしたコマーシャルも多いのですが、雪国もしくは大都会からの視点で、陽差しの明るい瀬戸内海の島へと想いを馳せます。

この二つの別世界を行き来する魅力は、驚きの跳躍時間となる、何とも言い表せない贅沢な夢心地となります。

それが、よい意味での非日常的な充実した驚きの時間、幸せな生き方になればいいと考えます。

道 

2013年01月21日 | 千伝。
柴田トヨさんの詩です。 

ご冥福をお祈りいたします。

~あなたに~

好きな道ならば

でこぼこ道だって

歩いていけるわ

辛くなったら

少し休んで 空を見て

まっすぐ 歩いて行くのよ

付いてくるわよ

あなたの影が

がんばれって

言いながら。