ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

百島不便大学

2013年09月02日 | 百伝。
八月も去り、もう九月に入りました。

百島アートベース主催で、9月21日~23日の3日間、百島サイクリング道を草刈り十字軍のボランティアを求めています。

百島でのこのような活動は、初めてではないでしょうか?

10月12日からは、去年に引き続いて、百島で、新たなアートプロジェクトもスタートするとのことです。

今のところ、僕は、参加しようと考えています。

ところで、誰かが書いていたのですが、ちょっと島の美術館に行きたいと思いました。

百島へ行くべきか?
  
直島へ行くべきか?

・・と悩んでいるツーリスト。

さて、どちらに行くべきか?

では、尾道駅に降り立ちました。

百島アートベースに行くか、あるいは、生口島の平山郁夫美術館へ行くか?・・どちらに行きますか?

来年、「瀬戸内しまのわ2014」という大きなプロジェクトが、瀬戸内海沿岸で開催されるようです。

共存共栄が理想なのでしょうが、地域格差、島ごとの格差は、どんどん拡大されてゆくような気もします。

かつて市井の多くの人は、「御先祖様に申し訳ない」という言葉があり、そのような生き方をしていたと思います。

もっと、故郷の百島に、独り独り、自分流勝手に「百島の広告」のような夢の花を、もっと植えてもよいのかと思います。

不自由を楽しくするのが、人生、面白い道程なのかもしれません。

・・「百島廣告舎」でも立ち上げようかなぁ。

まず、百島の各部をドームのように繋いでイメージする農業、林業、漁業を営み生活して学べる百島博物館のような、百島美術館のようなアート的な誘致もしくは設置運動。

いわゆる、劇場型ドームの講座(教室)のある自由大学ではなく、百島不自由大学、あるいは、百島不便大学のようなものです。

きょういく・・今日も行く場所がある。

きょうよう・・今日も用事がある。

「きょういく」と「きょうよう」を基本とする百島不便大学の設置誘致です。

リハビリスト

2013年09月02日 | 千伝。
今日の午後、永六輔さんが、NHKのラジオ番組にゲスト出演して、面白い話をしていました。

今も、リハビリに精を出している永六輔さん・・名曲「♪上を向いて歩こう」の作詞者でもあります。

「リハビリは、裏切らない」・・長島茂雄さんの言葉だそうです。

いつも行うリハビリの施設には、インドネシアからの若い研修生も多く居て、リハビリを指導してくださるのだそうです。

「右足を出して、顔をあげて、重心を、左足において、そうそう・・そのまま歩きましょう」

「そうだ、♪上を向いて歩こうを唄いながら、歩きましょう。この歌・・とても有名だから、永さん、知っているでしょう」

・・永さん、とても恥ずかしくて、「そんな歌知らない」と答えたそうです。

その若いインドネシアの若い研修生と手を繋ぎながら、♪上を向いて歩こう・・を歌いながら、病院の外来まで、ひとまわり歩いたそうです。

・・とても、恥ずかしかったとのこと。

あとで、若い研修生が、先生に「永さんは、上を向いて歩こう・・を知らないって嘘をつくんですよ」と言ったとか。

その先生は、永さんに伝えたそうです。

「永さん、外国からせっかく来ている若者に、嘘をつかない方がいいです」と窘められたとか。

だから、永さん、その若いインドネシアからの研修生に言ったそうです。

「実は、上を向いて歩こう・・は、俺が作ったんだ」・・と。

その研修生・・「アハハ、また、永さん、嘘をついてる」と笑って取りあわなかったそうです。

「生き方、死に方、老い方・・病気になるのはいいけど、病人になるな」とは、永六輔さんの言葉です。

永六輔さん、旅から旅の日々でしたが・・奥さんの誕生日には、毎年、大きな建物の東京駅やNHKビルや皇居までをプレゼントしていたそうです。(笑)

心の傘

2013年09月02日 | 千伝。
ここ数日間、突然、時々、天から、大雨が降ってきます。

大雨と言うよりも、今風に言うと、「ゲリラ豪雨」?

と言うよりも、スコールかな?

日本は、既に、温帯地域ではなく、亜熱帯地域に属しているかのような気候現象です。

福井地方・・年中、傘を手離せません。

傘・・という漢字は、面白いですね。

雨やら雪やら日光から守るために、頭上から覆う傘・・英語では、アンブレラ、パラソル、サンシェイド。

漢字の傘は、やねの下に、人が四つもあります。

いのちが守られている・・そんな意味かもしれません。

安心できる傘を用意準備、差し出す心くばりの傘かもしれません。