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100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

安全憲章

2013年09月05日 | 百伝。
今日は、いつも元気を頂いている・・(株)広島シッピング社長 旗手のおじさんのブログからのコラムを拝借させて戴きました。

下記に添付記載。

なかなか、深いお話です。感謝。


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安 全 憲 章
1. 安全は 心身をすこやかにし 生活を明るくする
2. 安全は 職場をなごやかにし 運航の能力を高める
3. 安全は 平穏への道であり 繁栄の源である
ならば 我ら 安全の大道を 全員で歩まん

私達は職業柄、安全への意識は沢山持っているが、意識は持っていても
それを守る意欲に欠けたら、不安全状態はさらに進み
最も事故の発生しやすい危険な状態に陥る。
安全意識の向上は、第一にその人の道徳心であり、その道の技術者としてのプライドでもある。

又しても「 安全憲章 」を記載するが、私はこの安全憲章は時々記載する事で
皆さんに本当の安全の尊さを訴え続けたい思いがある。
そして、この3項目の言葉が私の理想とする言葉につながっている。

気温も次第に落ち着きを取戻して、空も少しずつ秋色に染まり
熱射で疲れた身体も少しずつ元気を取戻しはじめた。
しかし、まだまだその日その日の力が足りないのも事実のようである。
「 今日もがんばるぞ! 」
そんな力強い一歩がなかなか踏み出せない。
思ってはいるが、ついつい「 その内に・・ 」「 又明日にしよう・・ 」
と、意識が逃げてしまう。
これも暑い夏を通り越した一つの倦怠感かもしれない。

ある意味では一つの季節を乗越えれば、衣替えが必要なように簾〔 すだれ 〕を取り外したり
家の中にも秋を迎えるための衣替えが進んでゆく。
そして最も大事な心掛けの中に、季節の節目と言う「 心の整理 」も必要だと思う。
ある教書には、整理を怠ればその怠りはやがて「 心の中にも埃がたまる 」と述べている。
「 えっ!? 」心にも埃がたまるの?? 
誰でもその様に疑問を持つはずだが、どうやらそのことは
次のように教えられているから、なるほどとうなずいてしまう。

「 人間の心にも家と同じように、毎日埃がたまっていきます。
  ほうっておけば、厚く降り積もって心の透明度を失わせてしまいます。
  埃で曇った心には光が通りません。 」
と述べられている。
そしてその治療法は「 眠る前には必ず一日を振り返る 」ことで
少しずつ心の埃が落ちていくのだという。

季節は少しずつ秋へ・・少しずつ空も高く・・少しずつ涼しくなり
少しずつ虫の声も聞こえ始めた。
どうぞ皆さんの心の中には埃がたまりませんように
今日も安全憲章が健やかに息づきますように
私も猛暑に疲れた心の埃を少しずつ落としながら、明日へと歩もう。

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