ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

ごちそうさん

2014年01月12日 | 千伝。
NHKの朝ドラマ「ごちそうさん」・・時々、ダイジェスト番組で観てます。

め以子と悠太郎夫婦の長女「ふ久」は、大正13年1月1日生まれ。

「ふ久」は、大正13年1月10日生まれの父と同じ歳。

昭和初期・・当時、日本一賑やかだった大阪の食文化、生活風習を興味深く観ています。

今朝の「ごちそうさん」の今週のダイジェスト番組は「アイスする力」でした。

それにしても、毎日、食べても食べても・・日々、お腹が空くものです。

昨日の朝、グリーンヒルホテル尾道のブッフェ形式の朝食・・とりわけ和食は、とても美味しかったです。

昨日のお昼も、法事のあと、常石から取り寄せたカネトの御膳も、とても美味しかったです。

昨日の夕飯も、新年会のあと、料理屋でいただいた御膳も、とても美味しかったです。



御馳走三昧・・それでも、翌日には、お腹が空く不思議。

「ごちそうさん」・・漢字にすると、「御馳走様」。

「馳走」は、馬に乗って駆け巡ることを意味するとのこと。

つまり、馳走には、ある目的を達成するために方々を走り回ること。

今年は、うま(午)年。

群馬県が、全国都道府県女子駅伝・・あと、もう少しで優勝・・2位という大健闘。

よく、駆けました。

百島 正法眼蔵

2014年01月12日 | 百伝。
平成26年1月11日朝・・尾道水道にて。

久しぶりに、船の音、潮の香、向島の岡島灯台の灯りで目が覚めました。





午前中、我が家で、百島西林禅寺の若い住職さんによる父の七回忌を執り行いました。

叔父、叔母に、我が家の兄弟、甥、姪、その子供・・身内全員参加の法事でした。

こういう機会がないと、身内全員が集まることは、難しいものです。

よい法事でした。

百島の若い住職さん、必ず、曹洞宗開祖 道元禅師の「正法眼蔵」の一部を唱和されます。

今回は、~現成公案~でした。

素晴らしいです!!

今回は、その一部を以下に抜粋します。

~~

人、舟にのりてゆくに、めをめぐらして岸をみれば、きしのうつるとあやまる。目をしたしく舟につくれば、ふねのすすむをしるがごとく、身心を亂想して萬法を辨肯するには、自心自性は常住なるかとあやまる。もし行李をしたしくして箇裏に歸すれば、萬法のわれにあらぬ道理あきらけし。
たき木、はひとなる、さらにかへりてたき木となるべきにあらず。しかあるを、灰はのち、薪はさきと見取すべからず。しるべし、薪は薪の法位に住して、さきありのちあり。前後ありといへども、前後際斷せり。灰は灰の法位にありて、のちありさきあり。かのたき木、はひとなりぬるのち、さらに薪とならざるがごとく、人のしぬるのち、さらに生とならず。しかあるを、生の死になるといはざるは、佛法のさだまれるならひなり。このゆゑに不生といふ。死の生にならざる、法輪のさだまれる佛轉なり。このゆゑに不滅といふ。生も一時のくらゐなり、死も一時のくらゐなり。たとへば、冬と春のごとし。冬の春となるとおもはず、春の夏となるといはぬなり。
人のさとりをうる、水に月のやどるがごとし。月ぬれず、水やぶれず。ひろくおほきなるひかりにてあれど、尺寸の水にやどり、全月も彌天も、くさの露にもやどり、一滴の水にもやどる。さとりの人をやぶらざる事、月の水をうがたざるがごとし。人のさとりを礙せざること、滴露の天月を礙せざるがごとし。ふかきことはたかき分量なるべし。時節の長短は、大水小水を點し、天月の廣狹を辨取すべし。

~~

南無釈迦牟尼仏 合掌。

とても、よい時間を過ごしました。

翌、12日は、西林禅寺で、法話、そして落語会があるとの事でした。

毎年1月12日の恒例行事にしたいとか・・いいですね!!

こういうアイデアは、素晴らしいものです。

とりわけ、道元禅師の「正法眼蔵」を読んだあとの余韻がよいです。

午後、帰り船待ち時間・・福田桟橋で同級生のヒロキ君に会いました。

彼から、アートベース百島の柳さんと尾道市長も居ると教えられました。

巫女さん風の女性や射手風の男性も、桟橋に居られました。

そう言えば、1月11日、恒例の百島御弓神事でもありました。

乗船中に、入れ違いに下船中の同級生のトシ君とも会いました。

ヒロキ君ともトシ君とも「百島で何かしよう!」・・という事で一歩一歩。

まるで、新幹線に乗っているような速さで、1月11日が流れていきます。



18時半過ぎ、無事帰福(福井到着)・・雪景色でした。

そのまま、町内会の新年会へ。

来年の町内会長に決まりました。

新しい一年が、鈍行電車の如く動き始めました。