ふくい、Tokyo、ヒロシマ、百島

100% pure モノクロの故郷に、百彩の花が咲いて、朝に夕に、日に月に、涼やかな雨風が吹いて、彩り豊かな光景が甦る。

自分の時間。

2014年01月26日 | 百伝。
今日は、大学の単位認定試験を受けてきました。

控え室となる自習室では、外国人も含めて様々な年齢層の学生が待機して、おしゃべりをしていました。

社会に出たばかりの新人の頃、上司からの指示で、興味のある新聞・雑誌記事を切り抜き、スクラップブックに貼り付けていました。

「頭にアンテナを立てよ!」・・という教えだったのでしょう。

当初は、小学生か中学生レベルの雑事の茶番仕事だと思い込んでいましたが、繰り返していると、情報量の洪水を止める交通整理の訓練と未来からの呟き囁きだったというのが、あとあと、スムーズに理解できるようになりました。

今の時代は、ハサミや糊も使うこともなく、facebookを含めたネット上から、簡単にカット・ペーストでPCに保存出来ます。

しかし、この頃は、情報文脈の流れが、どうも頭に入りません・・歳のせいかもしれません。

さて、今日の試験の設題は「社会福祉調査の意義と基本的性格を述べよ」・・そんな風な問いかけでした。

ぼくが、常々思うのは、命が生まれる始まりと、命が消えてゆく終わりは、最大限、社会保障される対象となる時期と定めるべきです。

勿論、社会的弱者、障害者、犯罪被害者、生活困難者等々を対象とするのも社会福祉の原則、基本的性格です。

スタートの幼児とゴールの老人・・その間は、市場経済に号して、競争社会に依存、然るべき生き方が、自由な社会です。

「この世に生まれて来ると楽しいぞ。老後も安心できる平等社会だぞ」

そのための調査が、社会福祉の意義なのです。

若い頃を思い出したように、ハサミとテープを使って、自分のスクラップブックを作ってみようかと思った試験時間でした。

自分の時間です。

天神講

2014年01月26日 | 千伝。
ギリシャのお隣りがトルコで、そのお隣りが、シリアという国です。

この三国三人が、集まった時の雰囲気というものは、言葉では言い表せないほど、どんよりした気持ちになります。

例えば、中国人と韓国人と日本人が、個人的に三人集まって話し合えば、盛り上がってジョークぐらいも繰り出しますが、全く、そんな雰囲気はありません。

余所余所しく立ち居振る舞うことしかできない盛り下がった人間関係です。

因みに、シリアのお隣りは、レバノン、ヨルダン、イスラエル、そして、エジプトと続く中近東の世界です。

さて、昨日、1月25日は、天神講でした。

この風習・・福井地方独特のものなのでしょう。

天神様(菅原道真公)の掛け軸の前に、焼きカレイを供えて、いただきます。

昨日は、予約していた焼きカレイを頂きました。

ちゃんと、神社でお祓いをしています。



そのあと、何故か・・素早く天神様の掛け軸を仕舞います。

一年中、床の間に天神様の掛け軸を飾らないのです。

何故か・・その理由は、分かりません。

半夏生には、鯖を・・。

天神講には、焼きカレイを・・。

恵方巻きのように全国的なブームとなればよいと考えたりもします。

それで、幸せになれるのならば、容易いものです。

イスラムの人々は、メッカに向って1日5回礼拝します。

「神は偉大なり」・・と。

唯一神アラーの言葉そのもののが「コーラン」です。

イスラム世界は、バザールを生みましたが、国家を必要としていないかもしれません。

だから、ジハード(聖戦)という名のもとで、絶え間なく中近東で紛争が続くのでしょうか?

それに比べて、八百万の神々が棲む日本・・。

天神講の朝、朝倉遺跡を通り過ぎて、一乗谷の滝まで出かけてきました。

佐々木小次郎が、ツバメ返しの秘剣の技を生み出したという伝説の修行の場です。

雪が腰ぐらいの高さまで積もっていた数年前の冬に比べると、今回は、歩き易かったです。



この界隈では、佐々木小次郎、朝倉一族、明智光秀、柴田勝家・・橋本佐内等々、すべて歴史上の敗者なのですが、神様として祀られています。

天神様の菅原道真公も然りです。

いいね・・日本。

今日は、僕の大学の単位認定試験でもあります。