不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『あの人に逢えるまで』

2019-05-28 14:16:07 | 韓国映画のエトセトラ
あの人に逢えるまで [DVD]
ムン・チェウォン,ソン・スク,コ・ス
オデッサ・エンタテインメント

ムン・チェウォンさん、コ・スssi出演のラブストーリー。

30分弱という短編です。

 

始まりは、ムン・チェウォンさん演じるヨニがバスに乗ってどこかに向かう風景です。

他にもたくさんの年老いた乗客がいて、同じバスが何台も連なっています。

 

ヨニの一日は、アメリカに住むサラからの電話から始まります。

サラは、“ヨニさん”と呼びかけ、あれこれ話をします。でもね、サラはヨニの娘なんです。

サラは、母ヨニは自分の父親を愛していなかったと思っています。そんな夫婦から生まれた自分は怪物だと言ったりします。

ヨニが愛したのはただ一人、最初の夫ミヌだけだと。

 

サラはヨニに一緒に住もうと言ってるようです。

でも、ヨニは、住んでる古い伝統家屋を離れる気はまったくありません。

なぜなら、愛する夫ミヌが必ずここに帰って来ると言ったから。

 

ヨニは、毎日ミヌの帰りを待って家を整えています。

掃除、洗濯、ミヌの靴を磨き、ミヌの好きなヨニ手作りの料理を用意して。

夜中、ミヌの自分を呼ぶ声がした気がして飛び起き、玄関から出てみると、血まみれのミヌが立ってる・・・。そんな夢を見る事もあります。

 

ヨニは、記憶障害の様です。と言うより、認知症が入ってきているのかもしれません。

そう・・・。

ミヌを待って、ヨニはすっかり年を取ってしまっているのです。認知症が入ってもおかしくないと言う年齢まで。

薬を飲み続けていますし、家の壁には至る所に忘れてはいけない事がメモ書きにされて貼りつけてあります。

 

ある日、赤十字の人がヨニを訪ねて来ました。

ミヌの生存が確認されたと言いました。翌日、面会に行けると。

行き先は平壌。

ミヌは、何らかの用事で北朝鮮に行ったっきりなんです。

土曜日には帰ると言って出掛け、そのまま帰って来ることが出来ず、離散家族となってしまったと言うわけなんです。

ヨニには、何故家に帰って来ず、平壌なんぞに自分が行かなくてはいけないのか、理解が出来ません。

 

それでも、ヨニは、いそいそと料理を準備し、重箱に詰めました。

そして、他の家族と共に、バスに乗り、北に向かったのです。

ところが、国境まで来た時、北側との調整が上手く行かず、突然、離散家族の再会事業は無期限延期となってしまったのです。

家族たちは、口ぐちに抗議し泣きました。

それでも、どうしようもなかったのです。

 

ヨニは納得できませんでした。

お弁当を持って、バスから無理やり降り、国境警備に当たっている兵士の元に駆けよりました。

必死に頼みました。

自分が会うのが無理なら、このお弁当だけでも・・・と必死に食い下がりました。

でも、ダメでした。

 

バスはUターンしました。

そして、ヨニはバスの中で息を引き取ったのでしょうか・・・。

救急車が駆け付けて来ていました。

 

こんな短い作品ですが、じんわりと泣けました。

ムン・チェウォンさんの儚さが余計に切なかったです。

そして、コ・スssiの温かな笑顔が、何度も何度も振り返りながら小さくなっていくのが、又泣けました。

 

日本人の私では、離散家族の詳細な感情までは理解できないところがあります。

それでも、どこに怒りをぶつければ良いのか、どこに悲しみをぶつければ良いのか分からないもどかしさ、苦しさが伝わって来る作品でした。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『Burn the Stage:the Movie』

2018-11-15 13:25:03 | 韓国映画のエトセトラ

本日、公開初日のBTSのドキュメンタリー映画『Burn the Stage~』

見て来ました

 

このところの騒動で、どーなることかと、脂肪のついた厚い胸板の中の小さな心を痛めて来た私。

胸の中では、いろんな言葉が渦を巻き、あーでもない、こーでもないと一人問答を続けて来ました。

まだ浅いファン歴ですが、想いはいっちょまえなんです。

ネットの論調は過激さを増し、まだまだ感情的な意見が飛び交っています。

 

ツアーが始まって昨日で2日。

今のところ、問題は起っていないようなので、ほっとしています。

 

映画は、BTSの活動を近くで記録し続けて来たドキュメンタリーです。

ライブに行けないファンにとっては、本当にありがたい内容となっていましたね。

youtubeの映像も含まれていまして、これ、見た事ある・・・というシーンもありましたが、殆どは私にとってお初の映像。

 

ファンは必見かも

と言うか、ファンじゃないと、楽しめない作品ですよね、ドキュメンタリーというのは。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『あなた、そこにいてくれますか』

2018-10-09 22:09:54 | 韓国映画のエトセトラ
あなた、そこにいてくれますか [DVD]
クリエーター情報なし
ギャガ

キム・ユンソクssiと、ピョン・ヨハンssi主演のファンタジー。

 

医療ボランティアでカンボジアを訪れていたスヒョン=キム・ユンソクssi。

雨期が来る前に、現場を離れようとしたスタッフ。

でも、スヒョンは老人が抱いた幼い子を見捨てて行く事は出来ませんでした。

一人、ヘリコプターを降り、村に残り、治療しました。

その時、老人がお礼に・・・とくれたのが、怪しげな黄色い薬。

願いを叶えてくれると言います。

 

スヒョンの願いは、30年前に亡くなった恋人のヨナに会う事。

 

半信半疑で飲んでみると、本当にスヒョンは30年前にタイムスリップしてしまったのです。

そこで出会ったのが、30年前の若い自分・・・スヒョン。

まだ若く、医師に成ったばかりで、日々、仕事に励んでいました。

そして、彼の傍には、恋人ヨナ。

ヨナは女性として国内初のイルカの調教師でした。

 

若いスヒョンは、目の前の中年男が未来の自分だなんて、信じられませんでした。

タイムスリップなんて、信じられませんよね、普通。

でもね、徐々に信じざるを得なくなるのです。

自分がわざと腕に入れ墨を入れると、未来のスヒョンの腕にも、それが刻まれましたしね。

 

タイムスリップ出来るのは、黄色い薬の数・・・10回。

 

スヒョンは、ヨナを死なせたくありませんでした。

ヨナの死の原因がスヒョンにあると分かっているので、若いスヒョンに、ヨナと別れるよう言いました。それが、ヨナを生かす方法だと。

若いスヒョンが守ってはいけないのです。

なぜなら、現在、スヒョンには娘がいるから。

 

スヒョンの娘スアは、ヨナが死んで10年後に生まれたのですから・・・。別の女性との間に・・・。

スヒョンがヨナと結婚したら、スアは存在しないことになります。

20年も育てて来たスアの存在を守りたいスヒョンは、若いスヒョンに、なんとかしてヨナもスアも生かす道を選択させました。

勿論、彼自身も最大限の協力をしました。

 

実は、現在のスヒョンは、末期の肺がんで、余命は半年と自己診断していました。

時間はあまり残されていません。

吐血しながらも、必死に若いスヒョンを手助けしました。

 

結果、ヨナもスアも現代で生きてはいるのですが、その選択の所為で、様々な変化が起きていました。

それでも、スヒョンはヨナとスアが生きていると言う事だけで満足だったのです。ヨナとは離れてしまっていますが・・・。

 

若いスヒョンにとってはヨナが、そして現代のスヒョンにとってはスアが、‘そこにいてほしい、あなた’だということですね。

 

ラストで、現代のスヒョンとヨナが、再会します。

自分と別れた理由を、ヨナが知るんですね。

教えてくれたのは、スヒョンの親友テホ。

スヒョンの遺品の中のノートをテホは読んだのです。信じられない事が書かれていました。

テホは、タイムスリップをする薬が1粒残っている事に気が付きまして、それを飲んで、30年前のスヒョンに会いに行ったのです。

そして、死ぬ前にヨナと再会できるよう、会う約束をしたのです。

生きて歳を重ねたヨナと再会したスヒョンは、人生に満足して亡くなったようです。

 

キム・ユンソクssiと、ピョン・ヨハンssiが、本当に現在と過去の同一人物に見えましたね。

背景にあまり差が無かったので、現代のシーンなのか、30年前のシーンなのか、一瞬混乱することがありました。

緊張感とか悲愴感は感じられませんでした。

キム・ユンソクssiの良い意味で力の抜けた演技の所為かもしれません。

眉間にしわを寄せた役柄をよく見て来たのですが、こういう役も良いですね。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『隠された時間』

2018-10-04 10:47:29 | 韓国映画のエトセトラ
隠された時間 [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

カン・ドンウォンssi、シン・ウンスさん主演のファンタジー作品。

 

物語は、心理学者のミン女史がスリン=シン・ウンスさんの話を聞くところから始まります。

世間では、彼女は誘拐犯人を庇ったと考えていて、バッシングの対象としていました。その心理を知ろうと、スリンの話をありのままに記録しようとしたのです。

緊張しながらも、スリンは自分とソンミンの話を始めました。

 

スリンは母を亡くし、義理の父親と共にある島にやって来ました。義理の父は、その島で仕事があったのです。トンネル仕事の管理者のようです。

転校して来たスリンは、周囲の同級生となかなか親しくなれませんでした。社交的な性格じゃないってことも理由の一つでしょうし、彼女の興味が幽体離脱だの、異世界だのという普通の小学生とはちょっと違ったところにあった所為でしょう。

母親が亡くなって、母の再婚相手である義父との生活が嫌で、どこか別の世界に行ってしまいたいと思い続けていたのです。

 

そんな時、ソンミンと知り合いました。

彼はクラスは別でしたが、転校生のスリンのことを気に留めていました。

ソンミンは施設で暮らしていました。5歳の時、父親に預けられたのだそうです。

ソンミンは幽体離脱を経験したことがあると話していました。

そのことから、スリンとソンミンは次第に親しくなっていきました。スリンにとっては唯一の友達になったのです。

彼らは、スリンが作った絵文字で交換日記を始めました。万が一、誰かに見られたとしても、内容を知られる心配はありませんでした。

 

ある日、スリンはスンミンが他の友達4人でトンネル工事の爆破を見に行こうと話しているのを聞いてしまいました。

学校では、危険だから近づかないように言われていたので、内緒の話でした。

で、自分も行くと、ついて行ったのです。

途中で、男の子の一人が怖気づいて、離脱。残る男の子3人とスリンの4人で山に入って行きました。

そこで、洞穴を見つけたのです。

子ども一人がやっと通れるような穴に入ると、奥は少し広くなってて。溜まった水の底に、何か光るモノがあったのです。

ソンミンが潜って拾い上げました。

でも、水から出たら、その石らしきモノの光は消えてしまいました。

男の子の一人が言いました。

「これって、時間を食べる妖怪の卵かも。」

満月の日に山に洞窟が現れて、その洞窟に入ると、妖怪に時間を盗まれて子供は大人に、大人は老人になると言うのです。

 

スリンは母の形見のヘアピンを落として来た事に気づき、一人で洞窟に戻りました。

見つけて拾い上げ戻ろうとしたその時、突然、地震のような大きな揺れが。

慌てて洞窟から這い出てみると、石は卵のように割れていて、ソンミンたちの姿はどこにもありませんでした。

 

島では、子供たちがいなくなったと大騒ぎになりました。

翌朝、スリン一人だけが見つかりました。

 

スリンは刑事に、ありのままを話しました。

でも、あまりにも漠然とした話で、何の参考にもならないと大人は考えたのです。

スリンに案内させて山に入っても、洞窟すら見つけることが出来ませんでしたし・・・。

不安は増すばかりの少年たちの家族。

そんな時、少年の一人が遺体で発見されたのです。山から離れた公園の砂場に埋められていました。死因は持病のぜんそくの悪化によるものと断定されました。

 

スリンには、理解できませんでした。彼らに何があったのか・・・。

 

ある日、山に入ったスリンの前に、突然大人の男性が現れました。

「スリン。」

と、自分を呼びました。

背の高い大人の男性で、髪も伸びてて・・・。

「スリン。ソンミンだ。」

そう言われても、信じられる筈ありません。恐怖の大声を挙げて、逃げ出しました。

丁度通りかかった義父に助けられ、変質者が出たってことで、警察が山狩りをすることに。

 

でもね、スリンは気付いたのです。あの大人がスンミンだということに。

彼の持ちモノのノートが発見されたのです。

それには、二人しか知らない絵文字で、これまでの事が書かれてあったのです。

 

スンミンたち3人が、時間の止まった世界に移動してしまったこと。

その世界で動いているのは自分たち3人だけで、スリンも洞窟の中で固まったように立っていたということ。

触ることはできるし、食べ物を食べる事もできる。でも、自分たち以外のモノは、全てその瞬間で止まってしまい、空中に浮いている状態になるということ。

好き勝手なことをして生活していた3人ですが、次第に3人だけの世界に不安を感じ始めたのです。

いつになったら、元の世界に戻れるのか、全く分からないから・・・。

島から逃げ出そうとしても、船の動力は仕えず、オールで漕ぐ事も出来ません。つまり、島から出られないのです。

そんな時、一人の子が喘息の薬を飲む事が出来ず、発作で突然死んでしまったのです。

 

二人は、その子を砂場に埋めました。

その時、空中に浮かぶその子を、まるで風船のように紐をつけて浜辺まで運んで行くシーンが、なんともファンタジーで子供っぽくて。だからこそ、却って怖くて悲しかったです。

それが、現実の世界で発見されたということです。

 

ソンミンたちは時の止まった世界で、自分たちなりに勉強し、お金を稼ぎ生きていました。

お金を稼ぐと言っても、止まってる人の財布からお金を抜き出すことですけどね。

ソンミンは、眠って起きた時を朝と考え、その回数を記録していました。自分たちがこの世界に来て、何日経ったのか、目安とできるように・・・。

彼らの姿は止まった鏡には写りません。

なので、成長した自分の顔を確かめる術が無いのです。

いつか、現実の世界に戻った時、両親や家族は、自分を分かってくれるだろうか・・・。二人はそれが気になりました。

 

徐々にテシクの様子がおかしくなって行きました。

そしてある日、テシクの姿が消えたのです。

島中を探し歩いたソンミンが見つけたのは、海岸の岩場にきちんとたたんだテシクの洋服。そして、海には、彼が飛び込んだ証拠の水しぶきが止まったままになっていました。

ソンミンは、後を追いました。

でも、気がついたら、浜辺に打ち上げられていたのです。

時が動いていました。現実の世界に戻っていたのです。

 

彼らが消えてあまり時間が経っていない時に・・・。

スリンは元の少女のままでした。

 

スリンは、目の前の大人の男性がスンミンだと信じました。

腕の怪我も傷痕として残っていましたし、何と言っても、あの絵文字を知っているのは、スンミンしかいないからです。

 

スンミンは、スリンのように他の人が自分の言う事を信じてくれるとは思えませんでした。

でも、スリンは、自分が味方になってきちんと説明すれば分かってもらえると思っていました。

 

その頃、警察では、不審な男の姿を防犯カメラで見つけていました。その男が誘拐犯だと断定し、公開捜査を始めたのです。

 

スリン以外、誰もスンミンの話を信じる者はいませんでした。

事は悪い方向へと向うばかり。

スリンと島を逃げ出そうとしても、身分証明書の無いスンミンはチケットを買う事ができず。

結局、スリンをも誘拐して逃走している・・・と判断されてしまったのです。

 

スリンは思い出しました。

ヘアピンを取りに洞窟に入った時、もう一つ光る石があったことを。

それを割れば、自分が時の止まった世界に行き、大人になって戻ってこれる。その姿を見せれば、ソンミンの話が真実だと分かってもらえるに違いないと。

でも、ソンミンは反対しました。自分が犯人になって捕まれば、それで済む・・・と。

 

追い詰められた二人が、刑事と争って崖から転落しそうになった時、ソンミンが時を止めました。

スリンが気付いた時、彼女と刑事は、浜辺に打ち上げられていました。ソンミンの姿はありませんでした。

 

スリンは、容疑者を庇ったと言う事で、周囲から責められ続けました。

家の壁に、様々な暴言を落書きされたり、瓶を投げつけられたりしました。

義父は、それを一人で片付けました。日ごろ、冷たく見えていましたが、スリンの父親としての優しさが感じられるシーンでした。

スリンは、刑事の助言を受け入れ、スンミンが誘拐犯で、自分は脅されて言う事に従ったと証言しました。

そうすることで、事件が収束しますからね。

 

スリンは、その事も全てミン女史に語りました。

ミン女史は、その証言ビデオを元に、本を書くつもりでした。

本に載せてほしいと、スリンがメモを渡しました。それには、例の絵文字が書かれていました。内容は秘密だとスリンは言いました。

ソンミンへの伝言だったのでしょう。以前、スンミンに聞かせた詩だったようです。

 

本が出来た時、スリンは島を出ました。

寄宿舎のある学校に入る事になったのです。

そのフェリーで、スンミンに会ったのです。

生きていました・・・と言うか、戻って来たのです。

少し歳をとっているようでした。

 

久しぶりにカン・ドンウォンssiを見ました。

37歳なのに、あの瞳。いやもう参りました。

15歳のシン・ウンスさんの澄んだ瞳にも魅了されましたが、ドンウォンssiの子供の様な瞳にも魅了されました。

ストーリー的には、よく理解できない個所もありました。

でも、この作品は、カン・ドンウォンssiを鑑賞するだけで満足してしまいましたよ、あたしゃ。

映画しか出ないんでしょうかねぇ、ドンウォンssi。もっとお姿見たいです。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『メモリーズ 追憶の剣』

2018-06-22 11:52:45 | 韓国映画のエトセトラ
メモリーズ 追憶の剣 通常版 【DVD】
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

「ただ愛する仲」で、ジュノくん(2PM)にドハマりした、わたくしまぎぃ

YOUTUBEで2PMやソロコンサートの模様なんぞを見まくっています

そんな時、ジュノくんがこの作品に出演していたと言う事を知りました。丁度、ケーブルTVで放送があると言う事も知り、予約を入れようと思ったら。

生憎、他の予約が入ってて、もう、どーやっても無理と判明

よって、もうレンタルしかないと、借りてきましたよ。レンタルって、本当に久しぶり

 

イ・ビョンホンssi、チョン・ドヨンさん、キム・ゴウンさん出演の史劇。

高麗王朝を舞台としたラブストーリーと言って良いのじゃないかと私は思いました。

 

一番印象的だったのは、やはりチョン・ドヨンさん。

どんな役柄もこなす女優さんなんだと改めて思いました。

安心して見ていられると言うか、彼女が画面に現れるだけでシーンが彼女色に染まるというか・・・。

 

イ・ビョンホンssiは、渋くなりましたねぇ。

大御所とい言う風格が漂うんだけど、奥には純粋な青年の表情も見え隠れしています。

 

何と言っても、この二人の存在感は半端無いです。

 

そして、キム・ゴウンさん。私、やっぱり彼女の演技も声も好きですねぇ。

決して美人じゃないけど、表情が可愛い。

眼差し一つで演技ができる人です。

 

で、お待ちかねのジュノくん

予想以上に上手い

まだ、出演シーンはさほど多くはありませんでしたが、良い役柄を演じられたんだなぁ・・・と親心的な感想を持ってしまいましたよ。

アクションも、素敵

ダンスに通じるところがあるのでしょうかね、アクションっていうのは。

出演作品は多く無いけど、これまで全く違う役柄を演じているので、今後がいっそう楽しみになりました。

 

アクションと言うと、この作品で目だったのが、ワイヤーアクション。

これが多用されていたので、ちょいと引いてしまった私。

リアルさは欠けますね。

 

そして、もう一つ、重要なアイテムの一つが、お茶。

盲目のチョン・ドヨンさんが、たてるお茶・・・。お茶を淹れるお湯の加減等の表現がとても独特で、まるで茶の湯の世界のドキュメンタリーを見てる気になりました。

 

ストーリー的には、う~ん・・・どーでしょって感じはしましたが、映像が美しい。

ドラマだったら、ラスト、キム・ゴウンさんの未来を描くのでしょうが、映画では曖昧なまま。

ジュノくんが癒してあげるシーンが見たいと思ってしまいました。

こんな感じで 

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イ・ジョンソクくん破格の変身!

2017-07-13 10:56:24 | 韓国映画のエトセトラ

                             イ・ジョンソク,V.I.P.,

チャン・ドンゴンssi、キム・ミョンミンssi、パク・ヒスンssi、そしてイ・ジョンソクくんが出演する「V.Ⅰ.P」の公開が、8月に決定

超法規的存在の犯罪者を演じるイ・ジョンソクくん。

お初の悪役ということで、私は大注目の作品です。

その予告編第一弾が昨日公開されました。

 

うまく取り込む事が出来なかったので、ジョンソクくんのオフィシャルサイトのページを紹介します。

『V.Ⅰ.P 予告編第一弾』

 

犯罪映画ってことで、本来好きなジャンルじゃないんだけど、ジョンソクくん見たさでワクワクしてます。

韓国内での公開も、8月予定というだけで、詳細な日程はまだ。

日本公開は・・・どーなんざんしょねぇ

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『君に泳げ!』

2016-06-18 23:05:07 | 韓国映画のエトセトラ

              

君に泳げ! [DVD]
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

ソ・イングクくん、イ・ジョンソクくん、少女時代のクォン・ユリさん出演の青春モノ

いやぁ・・・実のところ、あまり期待はしてなかったんですよ。

でも、思ったより随分面白かった

 

これはもうイングクくんとジョンソクくんという対照的な二人がいてこそ成り立つ作品ですね。

浅黒く濃い顔立ちのイングクくんと、色白で華奢なジョンソクくんという、本当に好みが分かれる二人です。

ま、私はジョンソクくん好みですが、イングクくんの魅力もまた捨てがたい。

 

イングクくん=ウォニルは競技中に父が亡くなると言う経験を持ち、それゆえに水泳が嫌いになってしまっています。

ただただ大食いで怠惰な学生生活を続けて来ました。

ジョンソクくん=ウサンは、幼い頃から天才スイマーと言われて来て、国家代表だったのですが、外国人選手と暴力事件を起こしてしまい、資格をはく奪されてしまうのです。父との確執もあり、悶々としています。実は身体的にも故障を抱えています。

そんな二人が、体育学校で再会します。

 

彼ら双方から好意を寄せられるのはユリさん=ジョンウン。

彼女バンドを組んでて、プロを目指してオーディションを受け続けています。

 

そんな3人の青春ストーリー。

 

ウォニルとウサンの個性や環境が対照的で、でも、それぞれに心に重荷を抱えてて。

仲間と距離を置いていたウサンも、徐々に彼らの仲間になって行きます。

心がほぐれて行きます。

そして、頑なに水を拒んでいたウォニルも、仲間に助けられて泳ぐ楽しみを思い出します。

 

主人公二人への重心の掛け方が程良いバランスでした。

 

そして、予想を上回る競泳シーンの迫力でした。

楽しくあっという間に完観出来ました。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『尚衣院ーサンイウォンー』

2016-05-18 11:06:21 | 韓国映画のエトセトラ

                       

尚衣院-サンイウォン- デラックス版 [DVD]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

ハン・ソッキュssi、コ・スssi、パク・シネさん、ユ・ヨンソクssi出演の2014年の作品。

制作時から、ずーっと見たかった作品なんです。

レンタルが始まりました。

 

とにかく衣装の豪華さ、美しさに目を惹かれます。

形もそうだけど、何と言っても、色の合わせ方が素晴らしいし、刺繍が美しい

 

チョ・ドルソク=ハン・ソッキュssiは、朝鮮王朝の衣服を扱う部署“尚衣院”で御針匠(オチムジャン)を務めています。

その腕を見込まれ、先王が崩御され3年が経った時、王=ユ・ヨンソクssiの為に新しい“龍袍(ヨンポ)”の製作を命じられました。

彼は貧しい身分出身ではありますが、幼い頃より懸命に修行し、王朝の規則と伝統にのっとった服を作り続けて来たのです。その功績を認められ、近いうちに両班に取り立てられる予定なんだとか。

ここまでの出世は彼にとっても嬉しいし誇らしい事でした。

周囲は、彼が王のお気に入りだということで一目おいてはいるのですが、字の読み書きも出来ないドルソクが両班になると言う事で、少々不満があるのも事実でした。

 

そんなある日、ドルソクは王妃=パク・シネさんから王の古くなった衣服を直してほしいと言う依頼が来ました。

王はドルソクに、王妃の服も新調するよう命じていたのです。そのお礼に・・・と王妃は考えたと言うわけです。

でも、その時ドルソクは喪が明けたことで一斉に両班たちの衣服を仕立てる命令が下っていましたので、大忙し。

王妃は、女官に任せることにしました。

ところが、うっかり女官がろうそくを倒してしまって、衣服が半分燃えてしまいました。

その服は儀式用のモノで、儀式に間に合わせようと王妃は思っていたのです。

翌日に迫った儀式までに仕上げるなんて、いくらドルソクでも出来ない事でした。

 

その時、一人の官僚が思い付いたのが、巷で話題の仕立屋ゴンジン=コ・スssi。

彼は伝統と格式を重んじる宮廷とは180度違った自由なセンスの持ち主で、次々に斬新な衣服を仕立てて、注目されていたのです。

当時の官服は、サイズが皆同じだったようです。

体格の違いや着易さなど、ほとんど考慮されてなかったようですね。

ゴンジンは、袖を短くしたり細くしたりして着易さを図ったり、また、女性の上着の丈を短くしたりして、魅力を際立たせる等、年長者には眉をひそめられることもありましたが、とにかく異色のデザイナーでした。

 

宮廷に呼ばれたゴンジンは、薄い幕を通して垣間見た王妃の美しさに一目で惹かれました。

で、依頼を快く引き受け、王の儀式用の服を一日で仕立て上げたのです。

 

着た王は、それがいつもの服では無いとすぐに感じました。着やすさを感じ、ゴンジンに狩猟服の仕立ても命じました。

これがねぇ、ドルソクの感覚とは全く違うんですよ。伝統なんて、全然意識に無いのです。

でも、美しい、そして動き易い狩猟服を完成させたのです。

これまた王はたいそう気に入りました。     

 

王妃は礼がしたいと、ドルソクとゴンジンにお茶を振る舞いました。

この時、礼にのっとって王妃に相対そうとするドルソクとは対照的に、ゴンジンは思った事をはばかることなく口にし、王妃と対等に話をするんですねぇ。

王妃が“孫子”を読んでいると気付いたゴンジンは、その理由を問いました。

「刺繍をするばかりが女人ではありません。生きる事は戦いと同じ。でも戦わない事が最善とされています。」

「でも、現実はそうはいきません。」

そう言ったゴンジンは、庶民の言い回しで話を続けるのですが、その言葉がなにせ“庶民”。

思わずドルソクは調子に乗って喋り続けようとするゴンジンを止めました。

王妃は、その明け透けな言い方に最初は戸惑いましたが、楽しくなったようです。こういう経験は、久しぶりだったのでしょう。

 

実は、王妃は王と婚姻していますが、名ばかりの王妃で。王は一度も彼女の部屋を訪れてはいないのです。

それは周知の事実で、大臣たちは名ばかりの王妃を廃位し、新しく王妃を迎えて一日も早く世継ぎを・・・と口々に訴えてる始末。

でも、王はその訴えに耳を貸そうとしません。

王は王妃に心惹かれているのです。それは結婚前からそうだったようです。

なのに、何故・・・。

 

実は、先王は彼の兄でした。

幼い頃から、兄は世継ぎ。そして自分は何でもないただの王子。

その身分の差からくる扱いの差は歴然としていました。

ある時、食事に席についていた彼は、大好きなカルビを食べたいと皿の肉を見つめていました。でも、兄はそれを知ってて敢えて弟には食べさせず、自分だけが食べ続けたんですね。

で、少し咀嚼しては吐きだし・・・。

最後に1枚残ったカルビを、弟に食べるよう言って来たようです。

その屈辱感・・・。

 

兄の妃を選ぶ行事の時、実は今の王妃が候補者の中にいたんです。

一目ぼれだったようです。でも、相手は兄の妃の候補者。

それに気付いた兄は、せっかくだから、残った候補者から弟の妃を・・・なんて言ったんですね。

カルビと同じだと感じたようです。

だから、王妃に心惹かれてはいるのに、床を共にする事が出来ないでいたのです。

精神的に不安定さを見せる王です。

 

ゴンジンは、腕を見込まれ、尚衣院に入り、ドルソクの下で働くことになりました。

彼の作る衣装は宮廷の人々の気持ちも虜にしました。

ドルソクは、そんなゴンジンの才能に嫉妬します。でも、一方で彼と切磋琢磨出来る喜びも感じているのです。

ゴンジンの明るい人柄は、ドルソクにとっても癒しとなりました。

 

ある日、ゴンジンは王妃に呼ばれました。

王の衣装を作ってほしいと頼まれたのです。

ゴンジンは、王妃も、王の為に何かつくってはどうかと言いました。そして、夫婦なんだからと、下着を作る事を提案したのです。その間、自分は王の前で着る王妃の服を仕立てたい・・・と。

ゴンジンは王妃に裁縫を教え始めました。

王妃は、楽しくおしゃべりしながら習いました。

話しの中で、王妃は母の墓に行ってみたいと言いました。

ゴンジンは、その時王が遠方に狩りに出かけているのを知っていたので、その隙を狙って普通の両班の娘に扮し、連れ出しました。王妃は、初めて母の墓に参り、満足しました。

 

ゴンジンが仕立てた王妃の服は、皆の注目を浴びました。

それまでの服とは全くスタイルが違ったからです

これが美しいシネさんによく似合ってるんですねぇ。

 

王は、兵曹判書の娘を側室に迎えました。これが、イ・ユビさん。

彼女は、すぐにでも王妃に成れると思っての入宮でした。だから、衣装も無理やりドルソクに作らせたのです。王妃に負けないくらい華やかなモノを・・・と。

ところが、入ってみると、王は全く自分に関心が無くてね。

でも、それに耐える女性じゃありませんでした。自分から王のところに出かけて行って、服を脱ぎ捨てましたよ

そこに、自分の手で仕立てた下着を持って、王妃がやって来ちゃった・・・

靴を見て、王妃は状況を察し、すぐに引き返しました。

 

「美しい衣をまとっても行くところがありません。」

そう言う王妃を、ゴンジンは切なそうに見つめていました。

「王宮に入った頃は、王様の傍にいるのが夢でした。夢はありますか?」

と、ゴンジンに尋ねた王妃。目から涙がぽろぽろとこぼれ落ちました。

ゴンジンは、刺繍の入ったハンカチを渡しました。スミレの花の刺繍でした。王妃の母の墓に植えられていたのがスミレでした。

 

ゴンジンは宮中の王妃の立場を耳にしました。彼女の立ち位置の不安定さを知ったのです。

で、彼は考えました。

王妃を守ろうと思ったのです。

なんと、女官を王の気を引く服装にさせたことで、王の側室になる者が続出。兵曹判書の娘は王が来ない事に苛立ちを見せ始めました。

要するに、兵曹判書の娘だろうと女官だろうと同じ側室にすぎないということを分からせたかったのでしょうかね。

でもね、これは尚衣院を乱し、王宮の秩序を乱していると重臣たちから抗議の声が上がる事態に発展。

結局、ゴンジンが作った服は、処分されてしまったのです。

ゴンジンは、失望し、王宮を去って行きました。

 

清の皇帝からの使臣がやって来る事になりました。朝鮮王としての承認を得るためです。

それには世継ぎが必要だと、又も重臣たちは騒ぎたて、王妃を廃位し、新たに兵曹判書の娘を王妃に迎えるべきだと言いました。

王は勿論不服です。

王宮の中に自分のモノと言えるモノは何一つない・・・と苛立ちます。王妃さえも・・・。

だからこそ、ドルソクを重用しているのです。彼は初めて自分のモノと言える服を作ってくれた人間だからなのです。

 

兵書判書は、娘がいよいよ王妃の座に・・・と大喜びし、又もドルソクに衣装を頼みました。

誰よりも美しく仕立てよ・・・という命令が下りました。

 

ゴンジンも、その噂を耳にしました。

即、王妃に会いに行きました。そして、宴で着る服を自分に作らせてくれと頼んだのです。

王妃は、宴に出る意思はありませんでした。でも、ゴンジンの言葉で気持ちが動いたようです。

「皆が王妃さまにひれ伏すような、王様だけでなく、どんな男も釘づけになるほどの・・・。この世の誰よりも輝かせてみせます。」

 

ゴンジンは、今回は規則を破るが、自らの手で採寸したいと言いました。

これが後々問題となって来るんですが・・・。

この採寸のシーンが綺麗でね。王妃のどきどき感、ゴンジンの使命感とは別に抑えられないトキメキ感も感じられるんです。

 

ゴンジンは夜も寝ないで製作に励みます。彼は当時の型紙によるんじゃなく、デザイン画を描いて作って行くと言う方法を用いていました。

その作業場に、ドルソクが。

彼はそのデザイン画を見て、気付きました。王妃の服だ・・・と。

この事が如何に危険な事か、ゴンジンに言いました。忠告しました。ゴンジンだけじゃなくて、王妃にとっても危険だ・・・と。

でも、自分はともかく、王妃にとっては、地位が危うくなっている今ほど危険な事は無いと言うゴンジン。

聞く耳持ちません。

 

ドルソクは、帰り際、思わず彼のデザイン画を盗んでしまいました。それほど惹きつけられるモノだったんですね。

そして、その絵を元に、兵曹判書の娘の衣装を作り上げたのです。

華やかでした。でも、妓女っぽい・・・ 鬘がねぇ・・・。

 

清の使臣を迎える宴の日。

兵曹判書の娘の登場は、皆の目を惹きました。兵曹判書も満足げに娘の晴れ姿を見つめ、ドルソクに目礼を送りました。

ドルソクも満足していました。

ところがです。

その時、声が響き渡りました。

「王妃さまのお成りー。」

躊躇した門番の代わりに、ゴンジンが大声を挙げたのです。

門が開き、王妃が入って来ました。

 

これがねぇ・・・。

ホントに美しいのよ

トップの写真の衣装がそれです。

月の光を浴び、神々しいまでに輝く姿です。

 

この姿に、臣下一同はひれ伏し、清の使臣も立ちあがりました。

それを見て、領議政たち王妃の廃位を狙っていた者たちも、立ちあがらざるを得ませんでした。

そして、王も、その姿に魅了されたのです。清の使臣たちもが頭を下げたのを見て、満足げでした。

彼は常々清に依存する習慣に大きな不満を持っていましたから、これでいくらかは見返した気分になったことでしょう。

立ちあがって、王妃を迎えに座を降りて来ました。

王妃自身も、最初不安げだったのですが、周囲の反応を見て、自信がついたようで、胸を張り、顔をあげて王を見つめながらゆったりと歩きました。

このシーン、ぞくぞくっとする感動に襲われました。

 

ドルソクは、震えていました。

ゴンジンが満足そうな笑みを浮かべて王妃を見つめているのを知ると、怒りも湧いて来たようです。

王妃の衣装、あれは伝統にのっとったデザインと言うんでしょうかね。

今回、自分は初めて伝統にとらわれない服を作ったと言うのに・・・。ゴンジンのデザインを盗用した罪悪感もあったでしょう。

挫折感、嫉妬、敗北感・・・etc.

 

ゴンジンは、これを機に、又市井に戻る事にしました。

王妃に別れの挨拶をしました。その時、王妃から下された簪を返しました。

王妃は、好きな人が出来たら渡して・・・と言って下されたんですよね。それって、王妃のことを想っているという意思表示と共に、想いを封じるという事でもあるのでしょうか。

 

ところがですよ、間が悪い事に、そこに王が来たのです。

初めて王妃と一緒に夜を過ごそうと思ったようで。

でも・・・ホントに間が悪い。

ゴンジンとの仲を邪推してしまいました。

 

それに、追い打ちをかけるような噂が宮中で飛び交うんですよ。

 

王は嫉妬に駆られて正常な判断を出来なくなったみたいです。

ドルソクも、敢えてゴンジンを庇う事はしませんでした。自分の身が危ないもんね。

王は、ドルソクに龍袍をゴンジンの作り方に似させて作らせました。そして、それは領議政からの贈り物だということにし、その中に毒針を仕込んだのです。

ゴンジンは捕まえられました。王を殺そうとした・・・という疑いで。

「私が作った衣には、蕨の焼印が押してあります。」

と、ゴンジンは無実を主張。

勿論、龍袍にはありません。他の王妃の衣装にはある筈・・・とゴンジン。

でもね、ドルソクは、焼印を発見したのにもかかわらず、無い・・・と嘘を言ったのです。

で、王妃が直接確かめる・・・と言いだし、焼印を見つけたのですが、その瞬間、ゴンジンが言ってしまいました。

「私一人の仕業です。恐れ多くも王妃様を胸に抱こうと企みました。王妃様は知りません。」

 

王の言葉から、王妃と自分の噂を元に、自分を罰し、ついでに反対勢力も潰してしまおうと考えていると察したからです。

 

王妃はそのまま下がるしかありませんでした。

でも、言いました。このままでは私たちは何も変わりません・・・と。

その髪には、先日ゴンジンが返した簪が。

それを見つけたゴンジンは、満足そうでした。心が決まったようです。

 

ドルソクは言いました。

お前の所為で自分の築いてきたモノが全て壊れそうになった・・・と。

ゴンジンは言いました。その手にふさわしいモノを作ってください・・・と。

ゴンジンの作ったモノは全て消してやると、名前は残さない・・・と、ドルソク。

 

ゴンジンは処刑されました。

 

現代、海外に於いて発見されたモノの中に、王妃の清の使臣の宴の席で着た豪華な衣装がありました。でも、その作者はドルソクとなっていました。

 

宮中には様々な部署があって、王と王妃の衣装を作る部署としての尚衣院の存在が、生き生きと描かれていました。

ハン・ソッキュssi、コ・スssi、良いです

パク・シネさん、韓服がよく似合います

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『僕らの青春白書』

2016-02-08 16:40:47 | 韓国映画のエトセトラ

 

                       

僕らの青春白書 [DVD]
クリエーター情報なし
TCエンタテインメント

イ・ジョンソクくん、パク・ボヨンさん、イ・セヨンさん、キム・ヨングァンssi出演のラブコメ。

 

1980年代の若者たちの姿をコミカルに描いています。

ジョンソクくんのコメディはお初の私。

少々戸惑うところもありましたが、まぁ、新しい分野を開拓すると言う意味でも、重要だったかもね。

 

ヨンスク=パク・ボヨンさんは農業高校に通う不良女子高生。

小柄で可愛い顔をしてるんだけど、喧嘩はめっぽう強くって、手下がた~っぷり。

でもこれは彼女を好きなグァンシク=キム・ヨングァンssiの力が大きく働いてたみたいですね。

グァンシクは、ヨンスクとは別の工業高校に通うこれまた不良高校生。高校生に見えないんだけどね。

 

ボス的立場にいるグァンシクの“女”だってことで、ヨンスクは地位を得てるようです。

でも、彼女の心にいるのは、幼い頃からずーっとジュンギル=ジョンソクくん。

グァンソクはそれを知ってて、だから顔を合わせる度にジュンギルを殴ったりするんです。

 

そして、当のジュンギルは、まー容姿に恵まれたプレイボーイ。まぁ、勘違い的なところも多々ありますが。

あの子この子と見境なく誘惑してますよ。

ヨンスクは、それを見て、不快な気分なんですね。なんで見境ないのに、自分を誘わないのか・・・って。

 

そんな時、ソウルから転校生が。それがソヒ=イ・セヨンさん。

病気の所為で転校してきたらしい・・・という話しが伝わります。確かに、体育なんぞ、見学してますし、何やら儚げな雰囲気。

ジュンギルは美人のソヒに心を奪われまして、アタック開始。

ところが、ソヒはそう簡単になびきません。

ちょっと笑えたのが、ソヒが一人海岸で写生してるソーン。プロっぽくキャンバスに筆を走らせるんですが、いざ見てみると、どー見ても小学生の絵なんですよ

 

この4人を中心に物語は進みます。

 

ヨンスクがジュンギルを好きになったのは、小学1年生の時、コンパスの忘れものをして困っている時、二つ持っているからとジュンギルが貸してくれた事がきっかけでした。

二つ持ってるとジュンギルは言いましたが、本当は持って無くて。

教室で罰として座らされるんですね。

済まなそうにジュンギルを見つめるヨンスクに、ジュンギルは何でもない事のように、笑って見せたのです。

そのコンパスを、ヨンスクは今でもお守りのように持ち歩いていました。

 

ジュンギルも、本当はヨンスクの事を好きだったんですね。

でも、ある時、自分の父親とヨンスクの母親が不倫な関係だと思いこみ、諦めるしかないと思ったのです。

ジュンギルがナンパになってしまったのも、父親の事を誤解したためでした。母親が出て行ったのは、父親が浮気したためだと思ったんですね。でも、本当のところは浮気したのは母親の方で。

父は母親を慕う息子を傷つけないために、誤解されたままにしておいたんです。

 

ヨンスクは、お嬢様のソヒに嫉妬します。

彼女は飲み屋を営む母親と生活していて、酔客の相手をするのを見て育って来ていました。店の手伝いもさせられていましたしね。

ある日、いつものように店の手伝いをしていると、そこにジュンギルとソヒが通りかかりました。二人はローラースケートを楽しんだ後、アイスクリームなんぞを食べながら歩いていたのです。

あまりにも自分とかけ離れた二人の姿に、ヨンスクは泣きだしてしまいました。

 

でもね、ソヒ自身も、見た目とは違った裏の顔を持っていたのです。

病気で転校・・・というのも、もしかしたら違うかも。

煙草を持っているんですよ。それを、ヨンスクに見られちゃった。

別にヨンスクも言いふらそうなんてことまでは考えて無かったかも。

これをきっかけに、ソヒの方から喧嘩を吹っ掛けたんです。

ところが、これをジュンギルを含めた皆がヨンスクが一方的にソヒに乱暴した・・・と思い込んじゃった。

 

騒動の結果、ヨンスクは勢いで退学しちゃった。

自棄になってしまったんですよ。

 

こーなると、やはりヨンスクが心配になるジュンギル。

ヨンスクの傍にジュンギルがいるの見ちゃったソヒは、これまた嫉妬?

グァンシクも、好きなヨンスクにジュンギルが手を出したと思いこむし。だったら自分もジュンギルの“女”であるソヒに・・・とか。

 

まー、混乱しまくり。

 

でも、結局、ヨンスクとジュンギルの想いは一つになるんですね。

 

1980年代とは言いますが、日本での1970年代の雰囲気が漂う作品。

自由な明るい雰囲気の学生生活が見られます。

訛りの強いセリフを話すジョンソクくんも新鮮だし、ボヨンさんの不良ぶりも面白いです。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『今日の恋愛』

2016-02-04 18:07:09 | 韓国映画のエトセトラ

                

今日の恋愛 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

お久しぶりに、映画鑑賞しました。と言っても、DVDですが。

 

イ・スンギくんのスクリーンデビュー作であり、ムン・チェウォンさん、イ・ソジンssi共演です。

 

真面目な小学校教師のジュンス=イ・スンギくんと、人気のお天気お姉さんヒョヌ=ムン・チェウォンさんは、小学校のころからの幼馴染。

ジュンスは18年前からヒョヌの事が好きで、小学生の頃、一度告白したんですが、あえなく振られてしまった過去があります。

でも、そのまま気まずくなったわけでは無く、ずっと殆ど兄と妹のように過ごして今日まで来ているのです。

大酒飲みで酒癖の悪いヒョヌを、何度おんぶして家に連れ帰ったことか。

ジュンスは、ヒョヌの一人暮らしの部屋の掃除や洗濯、食べた食器の後片付けなんぞも、自然な感じでやってあげます。

なんて羨ましい・・・

 

この18年の間、ジュンスはヒョヌ一筋だったわけではなく、美しい女性にくらっと来ては付き合い、そして振られ・・・と、普通の青年と同じように経験を積んで来ていました。

でもね、心の奥底にあるヒョヌへの気持ちは変わらなかったのです。

ヒョヌが自分を男として見ていない事も充分分かって、だからこそ、兄のように親友のようにして来たのです。

 

反対に、ヒョヌは、現在不倫中。

相手は妻子ある上司のイPD=イ・ソジンssi。

これあねぇ、「イ・サン」等で見てきたソジンssiとは少々違うタイプでして。仕事が出来るのは勿論ですが、ヒョヌにも心を奪われたりもするわけです。妻がいるにもかかわらず。

結構、こっ恥ずかしくなるようなメモをヒョヌの机の裏に貼ったりするんですよ、これが。渋いソジンssiがするんで、却って

“お~

となってしまいましたよ、あたしゃ。

ただ、世間体は流石に気にしてて、おおっぴらにデートなんぞは、ヒョヌが望んでも叶えてあげないんですね。

まぁ、ヒョヌが有名人でもありますからね。スキャンダルは避けたいですわな。

 

でも、イPDはヒョヌが真剣になればなるほど、危うい思いを抱くようになってきたようです。家庭を捨てる気はないみたいですからね。

で、結局、二人は関係を清算することに。

 

これには、ジュンスからの告白や一途にヒョヌのことを慕う年下男性ヒョボンからの想いのこもった言葉があった所為でしょうね。

 

でも、この時点では、ヒョヌは熱烈なkissをしてもジュンスにときめかないんですよ。だから、恋人にはなれない・・・とね。

 

ジュンスとすると、いったいどーすればよいの・・・です。

おまけに、しつこく付きまとうジュンスに、ヒョヌは辛辣な言葉をぶつけて、喧嘩別れになっちゃうし・・・。

 

ところが、関係を清算した後になって、不倫のことがマスコミに流れまして。

これはヒョヌにお天気お姉さんの座を奪われた先輩の仕業だったんですけどね。

結局、ヒョヌは降板する羽目に。イPDも、辞表を出してましたが、どーなったのかな?ヒョヌだけを切って事は収まったのかも。

 

その後、ヒョヌの姿が消えてしまいました。

喧嘩別れしたままだったジュンスは、最初は、気にしないようにしていたんですが、やっぱりじっとしてはられなくてね。

でもまぁ、チェジュ島の実家に戻った事が分かったので、ほっとしました。

 

そしたら、今度は、ヨーロッパに行くと言うじゃありませんか。

うじうじと考えていたジュンスは、担任のクラスの子供たちに背中を押され、ヒョヌを追いかけました。

そして、連れて行ったのは、遊園地。

高所恐怖症のジュンスが、昔、おもらししちゃったアトラクション。

リベンジの意味もあって、再度挑戦したジュンス。

恐怖に襲われながらも、必死に想いを伝えたジュンス。ヒョヌも・・・。

 

ハッピーエンドです。

 

まぁ、それ以外無いストーリーですが

ラストの予想がつく作品なので、落ち着いて見る事が出来ました。

スンギくんとチェウォンさんの二人が爽やかで溌剌としてて、気持ちが良かったです。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ブラインド』

2015-02-23 18:03:47 | 韓国映画のエトセトラ

                                 brdjpg.jpg

ブラインド [DVD]
クリエーター情報なし
キングレコード

キム・ハヌルさん、ユ・スンホくん主演のサスペンス

2011年の作品ですが、去年末DVDが発売されたんですね。

余談ですが、DVD化される順番って、公開日順というわけじゃないみたいですね。大人の都合

 

スア=キム・ハヌルさんは、孤児院で育ちましたが、見事警察大学に合格し、そのまま念願の警官になりました。

ところが、研修中、実の弟のように可愛がっていたドンヒョンをクラブから連れ戻す途中で、事故に遭い、ドンヒョンを死なせてしまったのです。

この事故で、彼女自身も失明してしまいました。

それでも、自分にできる仕事は無いかと、復職を願うのですが、元上司は、難しいと言いました。

研修中、抜け出してドンヒョンを連れ戻しに行った挙句に、ドンヒョンが死ぬという自損事故を起こしてしまった事が警官としての資質に欠けると言うのです。

 

そんなある日、スアは、養護施設からの帰り、視覚障害者用のタクシーがなかなか来なくて、バス停で座り込んでいたのですが、そこに一台の車が停まり、声をかけられてのです。

これが産婦人科のこわ~い男。

その頃、女性が相次いで行方不明になってまして。この男が拉致してるんですけど、この時点ではまだ大事件とは誰も思って無かったのです。

 

タクシーだと思い込んで乗ったスアですが、次第に運転手の男の言動に不審なモノを感じ始めるんです。

そんな時、その車が事故。

男は犬を撥ねたというのですが、スアには、そうとは思えません。

しつこく男を追及するスアに、男は襲いかかりました。でも、スアは元警官。対抗するんですね。

でも、盲目と言うハンデがあります。

ま、この時は、スアを残して男は撥ねた女性をトランクに入れて走り去ってしまいました。

 

スアの証言を、警察ではどう扱えば良いのか分からず、手を焼きました。

で、担当にされたのが、チョ刑事=チョ・ヒボンssi。

彼も最初は、スアじゃ何の足しにもならないって感じで、事情聴取も適当に切りあげようとしました。

でも、目は見えなくても、人の姿かたち、そして、声や物音から状況を的確に判断する能力を知り、証人として優しく話しを聞くようになりました。

 

そんな時、本当の意味での目撃者が現れました。ギソプ=ユ・スンホくんです。

報奨金欲しさに、名乗り出たのが本音なんです。でも、ちゃんと男を目撃していたんです。

ギソプは嘘をついていると最初思われてしまい、気分を害してしまうんですね。

だけど、ギソプが目撃した事を、犯人の男も気づいてました。で、ギソプが狙われたんです。

ここから、ギソプとスアが男から狙われ始めるんですよ。

 

怖いって、ホント。

スアが家族のように暮らして来た盲導犬が、彼女を守るために殺されてしまうシーンは、やっぱじんわり来ましたよ。

動物はこう言うシーン、させたくないですねぇ。

 

ストーリーとすると、まぁ、予想通りの展開ですが、分かってても、怖いんですよ

 

スンホくん、除隊後の作品が待たれますねぇ。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ファイアー・ブラスト 恋に落ちた消防士』

2014-09-26 13:23:18 | 韓国映画のエトセトラ
ファイヤー・ブラスト 恋に落ちた消防士 スペシャル・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

コ・スssi、ハン・ヒョジュさん主演のラブストーリー。

ストーリー的には、大体の予想がつくものでしたが、コ・スssiとヒョジュさんの新鮮な組み合わせが楽しかったです。

 

これまで、トンイといい、「華麗なる遺産」のウンソンといい、ヒョジュさんは、明るくたくましく真っ正直で曲がった事が大嫌いという性格の役が多かったように思います。

でも、この作品は、ちょいと違う。

外科医なんだけど、自分の能力を過信してるところもあって、上司の受けを良くしようと思うところもあるんですね。

人を外観で判断してしまうところもあって、小生意気なわけです。

 

で、ある日、急患で来た女性を、夫の腕の刺青を見たことで、暴力をふるわれていたと頭から思い込んでしまうんです。身体の痣も、そのためだと・・・。

だから、ちゃんと検査もしないで、薬だけで追い返してしまうんですね。

ところが、退院した途端に、その女性は街中で倒れて救急搬送される羽目に。

大きな病を自分の判断ミスで見逃してしまったわけです。

 

患者の夫は、激怒し、病院で暴れました。

この時、救急搬送した消防士の一人がコ・スくん。

夫を取り押さえたのも、コ・スくんだったのです。

 

夫はヒョジュさんを医療事故で訴えようとしました。

ヒョジュさんは、謹慎処分を受けていましたが、裁判だけは避けたいと思い、何とか手を打とうとしました。

で、弁護士と相談し、夫が病院で暴れた時、コ・スくんに暴力をふるったことを反対に、夫を訴えてもらおうと考えたのです。

 

コ・スくんは3年前に愛する妻を失くしています。あれは、病気だよね?救急搬送が間に合わなかったってことですよね?

丁度その時、コ・スくんは大事故の処理に当たってまして、怪我人の救助があったので、妻の助け求めるのにすぐに応じる事が出来なかったのです。

それ以来、冷たく心を閉ざした状態でした。

 

ヒョジュさんが、あれこれと策を巡らせますが、全然相手になってもらえないわけで。

それならば、誘惑しちゃえ・・・そしたら、お願いを聞いてもらえるかも・・・なーんて事を考えたんです。

救急隊員募集の張り紙を見て、即、応募。医師だと言う事も採用理由の一つでした。丁度・・・と言ってはなんですが、謹慎中でしたしね。

そして、ミイラ取りがミイラになっちゃったって感じ。

 

全く相いれない性格の二人ですが、徐々に近づいていきました。

ヒョジュさんも、作戦だった筈なのに、本気で好きになってしまうんですね。

 

そんな時、ヒョジュさんの医療事故の患者が、脳死状態に陥りました。臓器提供を要請されますが、夫はそれを納得できないでいるんです。

その話を聞いたヒョジュさんは、初めて自分がした事の大きさを知りました。

悩み苦しみ、コ・スくんに慰めてもらおうと思ったヒョジュさん。

このままでは、自分の人生が壊れてしまう・・・とヒョジュさん。

あの人の人生を壊したのは、あなただ・・・とコ・スくん。

 

結局、二人は別れてしまうことになりました。

 

脳死状態になった患者の夫は病室で首をつって自殺しようとしました。

たまたま来合わせたヒョジュさんが、必死に蘇生術をし、どうにか助けたのです。

この時、人の命の重さ大きさを改めて感じたようです。

コ・スくんが命がけで人を救おうとしているのを傍で見ているうちに、分かって来たというのもあるでしょう。

 

ヒョジュさんは、最後に、きちんと気持ちを告げておこうと思ったようです。

コ・スくんに、言いました。

「愛している。」

・・・と。

コ・スくんの気持ちは、まだ亡き妻にあると思っていましたから、ヒョジュさんとすれば、片思いの気持ちが強かったかもね。

コ・スくん自身、自分の気持ちは既にヒョジュさんに向いてるのを知ってはいましたが、照れ屋で口下手と言う事もあって、正直な想いを告げる事が出来ないんです。

ヒョジュさんとすれば、この時、自分が出て行くのを止めて欲しかったんでしょうが、結局、コ・スくんは引き戻す事が出来ませんでした。

 

だけど、やっぱり、お互いを忘れることはできませんでした。

大事故に巻き込まれて、死をも覚悟した時、やっぱり一番会いたいのはヒョジュさんだと、改めて気付いたコ・スくん。

救急車の中で意識を取り戻したら、そのまま飛び出して行っちゃいました。

 

ハッピーエンドです

 

2時間ほどありますが、結構さら~っと観る事が出来ました。

コ・スくんはやっぱりカッコ良いし、ヒョジュさんは、小娘の雰囲気から大人の女性へと美しく変貌した感じですね。

 人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『7番房の奇跡』

2014-08-27 16:06:38 | 韓国映画のエトセトラ
7番房の奇跡(字幕版)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし
7番房の贈り物 韓国映画OST (韓国盤)
クリエーター情報なし
Windmill Media

リュ・スンリョンssi、カル・ソウォンちゃん、パク・シネさん出演の、心温まる作品。

2013年の大鐘賞の主演男優賞等4部門を受賞し、百想芸術大賞で映画部門の大賞を受賞した作品。

泣けましたわ~っ

 

無実の罪で服役することになったヨング=リュ・スンリョンssi。

彼は知的年齢が6歳。彼には娘が一人。イェスンと言う6歳の女の子。

とてもしっかり者で、父親の生活管理を、彼女が一人でやっているんです。

貧しいながらも、真面目に堅実に生きてる二人でした。

そこに、降ってわいたような突然の事件が

たまたま傍にいたヨングは、犯人とされてしまうのです。自分の立場、事情、そして意味が分からないまま、あっという間に一審は終わり、死刑が求刑されてしまいました。

 

彼が入れられたのが、刑務所の7番房。

そこには、5人の様々な罪を犯した者たちが。

最初、知的障害のあるヨングをいじめたりしてたけど、ある日、房のリーダーの命を救ったことから、見直されていきます。

面々は、知れば知るほどヨングが凶悪犯なんて思えなくなるのです。

 

そして、もう一人、刑務所の課長も。

彼は、息子を面倒をみてやっていた服役囚に殺されると言う過去を持っていました。だから、子供を誘拐し殺したというヨングの罪を聞くと、もう、許せない思いだったんです。

でも、彼もヨングの人となりを知るうちに、これが冤罪では?・・・と疑いを持ち始めるのです。

 

課長も、房の面々も、それぞれに事件を洗い始めました。

そして、結論に達したのです。ヨングは無罪だ・・・と。

 

一方で、ヨングに命を救われた房のリーダーは、願いを聞いてやるとヨングに言いまして。

ヨングの願いは、ただ一つ。娘のイェスンに会いたいということ。

これがね、イェスンの小ささが幸いして、段ボールの荷物に紛れこませて外から連れ込む事に成功するんですよ

 

託児所かよ・・・と思ってムカついてた房の他のメンバーも、父と娘の愛情あふれる様子を見るうちに、心がいやされて行くんです。

刑務官も、同じでした。

まぁ、現実じゃあり得ないことだけど

 

そんなこんなで、イェスン効果は絶大。房だけじゃなく、他の房の面々も、見て見ぬふりをしてるんですよ。

 

第二審が始まる前に、房のメンバーは、ヨングに時間をかけて受け答えの練習をさせました。

 

なのに・・・。

課長が再捜査を必死に頼んだ警察庁長官は、よりによって裁判の直前にヨングに会い、こともあろうか、彼を散々に殴り、脅したのです。

ヨングが死ぬことで、イェスンは助かる・・・と。

ヨングは、なによりイェスンが大事です。

イェスンに害がある・・・と聞かされたら、もう、助けなきゃ・・・という思いだけが頭の中を巡ってしまって。

自分の命がどうとかいうのは、二の次になってしまうのです。自分が死ななきゃイェスンが死ぬ・・・と。

 

二審で、うつろな目をしたヨングは、検事の問いかけに、うなずき、罪を認めてしまったのです。

期待して傍聴していた課長は、愕然としました。

 

結局、ヨングは死刑が決定してしまったのです。

 

そして、執行の日は、よりによってイェスンの誕生日。

房で特別にイェスンのバースディパーティをし、ヨングは刑場に向かいました。

イェスンは、これからも会いに来ると言って、いつものように明るく別れようとしました。

でもね、いつもなら、3つ数えたら振り向いておどけてくれる父親が、今回だけは姿を見せません。

何か、異変を感じ取ったのです。

 

ヨングも、それまでは我慢していました。イェスンとの最期の別れを、静かに冷静に過ごしていました。

でも、自分を泣きながら呼ぶ声を聞いたら、もう、耐えられなくなってイェスンのところに駆けて行ったのです。

その時になって初めて、自分が嘘をついた事を後悔したみたいです。

一生懸命謝りました。誰に向かって・・・と言うのじゃなく、とにかく、謝りました。そして、許してください・・・と。

「生きたいです。死にたくないです。」

と、本当は叫びたかったんでしょうね。

 

何年か後、イェスン=パク・シネさんは司法修習生となっていました。

模擬国民参加裁判の場に立っていました。弁護人として・・・です。

父ヨングの事件を取り扱っていました。

そして、ヨングの無実を勝ち取る事が出来たのです。

 

ま~、久々に泣けましたよ、たーっぷり

俳優さんたちが皆、演技達者な方々ばかり。

いかつい面々のいる刑務所の房。その中で、カル・ソウォンちゃんの小ささが、際立ちましてね。だからこそ、いっそう泣けて笑えて・・・。

 

お薦めです

人気ブログランキングへ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『私は王である』

2014-03-30 13:51:53 | 韓国映画のエトセトラ
私は王である!(字幕版)
クリエーター情報なし
メーカー情報なし

チュ・ジフンssi主演の、コメディ。・・・そう、コメディなんです。

同じような入れ替わりものとして、有名なのがイ・ビョンホンssiの「王になった男」。

どちらをレンタルしようか、迷ったんですが、結局、軽いのから・・・と思いまして、こちらにしました。

 

これまで、冷たい表情とか、あまり感情を表に出さない役柄が多かったジフンssi。

情けない表情がをたくさん見る事が出来ましたね。

 

であるトクチルは、ある日、権力争いの結果、奉公先の主人が捕らえられてしまいます。

家族も同様で、好意を寄せていたお嬢様スヨンも、捕らえられてしまったんで、どうにかして助け出そうと王宮に忍び込もうとしました。

 

その時、忠寧も、父太宗からいきなり世子に任命されて、戸惑いまくりでした。

長男譲寧が世子だったんですが、その常日頃の行いを咎められ、世子の座から降ろされてしまったんです。

忠寧とすると、大好きな本を日がな一日読みふけることで満足していたのが、いきなりの表舞台に押し出されてしまうことになって、戸惑ったり嫌がったり・・・。

結局、即位式の前に宮中から逃げ出そうとするんです。

塀を越えた所にいたのが、トクチル。

ぶつかって気を失ったトクチルと衣装を変えて、逃げ出したわけです。

 

トクチルとすると、何かにぶつかって気を失い、目覚めた時には、宮廷の中の世子の部屋。

いったい何が何やら・・・。

でも、ばれたら命が無い・・・と護衛武士のファング=キム・スロssi脅され、仕方なく本物を連れ戻すまで世子のフリをすることに。

 

そして、一方の世子忠寧は、やっと自由に・・・と思った瞬間、何者かに捕まっちゃいます。

囚われた両班のトクチルが逃げ出したんで、追手がかかっていたんですよ。で、売り飛ばされてしまいました。

 

もう一人の護衛武士のへグは、ファングにトクチルを任せ、本物の忠寧を追っていました。

どーにか見つけて、連れ戻そうとしたんですが、あっという間に彼も捕まっちゃって・・・。

でも、隙を見て逃走成功。ここから、忠寧とへグの放浪が始まるんです。

 

宮廷を目指して、忠寧とへグは必死に歩きます。

何せ、本を読む事しかしてなくて、食事の世話から下の世話まで全てやってもらっていた忠寧です。全然役に立ちません。

最初は、世子だから・・・とひたすらお世話してたへグですが、だんだんムカついて来ましてね。

だって、歩く事もろくにした事が無かったんですもん。へグに背負ってもらったりするんですよ。要するに、人の気持ちを全く理解できなかったんです。

でもね、道中、貧しい民の姿を見て、又、役人の都合で労役に就かされてるのを見て、いかに自分が世の中を知らなかったか・・・というのを痛感するんです。

民の苦しみ、両班や役人の横暴を嫌と言うほど目にしました。

それらを、王は全く知らないで過ごしているんだ・・・ということに気付いたんです。

 

また、自分が王位につくのに反対していたファン大臣が、本当は民のことを一番考えていた人物だったということも知りました。

世の中を知らない忠寧に、政治を任せられない・・・とい言う彼の主張は、的を射た言い分だったわけです。

 

その頃、トクチルは、トクチルで、苦労していました。

正体を知られた領議政に、操られていたんです。

 

当時、朝鮮の国王は、明の皇帝に任命されるという体をとっていました。要するに、まだ明の属国扱いを受けていたということです。

皇帝の勅使を迎えたある日。

勅使が貢女のスヨンに目を留め、夜伽をさせようとしたんです。

トクチルは、我慢できずに部屋に飛び込み、勅使を散々殴ってスヨンとともに逃走。

その途中で、都を目指す、忠寧&へグと出会ったんです。

 

・・・で、ハッピーエンドです。

 

嫌で嫌でしょうがなかった王位に就く意味を知った忠寧。

この先、知識を活かし、様々なモノに興味を持つ性格もあって、名君へと成長していくわけです。

 

実際、忠寧は、こういう人性格だったのかもしれない・・・とふと思いました。

三男ですから、王位に就いて苦労する事も無く、ひたすら学究三昧のノー天気な人生を送りたかったでしょうが、いきなり王座に据えられ、さぞかし戸惑った事だろうな。

出来れば逃げ出したいと思ったりもしたんじゃないだろうか・・・なんてね。

 

情けないジフンssiの姿も、新しい一面を見られたようで、楽しかったし、何といってもラストの凛々しい世子の姿は、流石・・・の姿でした。

現代に置き換えたら「宮」の姿になるんだな・・・と思いました。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『私のオオカミ少年』

2014-02-03 21:05:23 | 韓国映画のエトセトラ
私のオオカミ少年 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

ソン・ジュンギくんの作品が続きます。「優しい男」とは、これまた全く違う役どころ。

そして、注目の若手、パク・ボヨンさんが、どうしても井上真央さんに見えてしょうがない私でした。

 

病気の療養を兼ねて、田舎に引っ越してきたボヨンさん=スニ一家。

引っ越してすぐ、暗闇に潜んでる少年を発見します。これがジュンギくん=チョルス。

人のエゴで作り出された人間なのかな?・・・いえ、体温も高いし、人並み外れた運動能力を持っているし、血液型も人には該当しないし、人間とはいえないのかもしれませんが。

 

全く人としての社会性は持ち合わせていなくて、食事は手づかみ、それも、貪り食うというのが一番合ってるような食べ方。言葉も話しませんし、人の言葉を理解してるようには見えますけど、本当に分かってるかどうかは・・・。

スニは、最初、汚れきったその身体もあるし、近寄りません。食事も一緒にしません。

でもね、案外スニの母親と妹は、すんなりと受け入れたんです。よそよそしくもせず、昔から知ってる男の子に対する態度に見えます。言いたい事を言うし、態度を注意するし。

それがチョルスにとっては幸いだったかもね。

 

スニはある日、全然態度が落ち着かないチョルスを、犬と同じようにしつけることを思いつきました。

『待て』を、まず教え込んだスニ。

そして、言う事を聞いたら、ご褒美に頭をなでなで

チョルスは、それがとても心地よかったようです。

それ以来、スニの言う事を聞くようになり、ご褒美の頭なでなでを要求するようになりました。

これがねぇ、可愛いんだけど、何故か泣けて来ました。姿が人だけに、余計に泣けるんです。

歯磨きを教え、靴ひもの結び方を教え、ご飯の食べ方も教え、そして、字も教えようとしています。

 

そんなチョルスを敵視するのが、スニの住んでる家の大家の息子ジテ。

彼はスニと結婚しようとしてます。元々、彼の父親とスニの父親は友人だったようです。スニの父親が死んだ後、どさくさにまぎれて会社を乗っ取った・・・とスニは言ってます。

で、ある日、全く相手にしてくれないスニを無理やり連れ出そうとしたジテを見て、チョルスの様子が一気に変貌しました。

毛むくじゃらのオオカミ男の姿に変身し、ジテとその友達をあっという間にやっつけ、スニを守ったのです。

 

それ以来、余計にジテはチョルスを憎み、何とかして追い出そうとするんです。それどころか、怪物だ・・・と、殺してしまう事も考えています。

スニも、変身した姿を勿論見ました。

でも、警察にはそれを証言しません。

 

スニ自身も、チョルスの正体に疑問を持ったんですね。そりゃぁ、ショックでしょうよ、あの姿を見ちゃったら。

それでも、チョルスの本当の姿はそんな凶暴なモノじゃないと知っています。

純粋で、ひたすら自分を主人として守り慕ってくれているんですもんね。あの一途さは悲しいくらいです。

スニの動きを目で追い、スニの指示を身体全部で聞き、受け止めるチョルス。

少しずつ、チョルスにも表情が出て来ましたし、スニ自身も、明るくなって来ました。

心を通わせるようになったのに・・・。

あのムカつくジテが

 

自分の思うように事が運ばないジテは、狂乱状態になって、スニの母や警察、村の人の前でスニに暴力を

それを見た、チョルスは、又もオオカミ男の姿に変身しちゃった

皆初めて目にするチョルスの姿に言葉も出ません。

 

チョルスはスニを抱えて森の奥に逃げ込みました。

それは、連れ去ろうとしたわけじゃなく、スニを守りたい一心からでした。

でもね、自分と一緒じゃ、チョルスが殺されてしまう・・・とスニは思いました。そして、心を決しました。

何としても、チョルスを逃がさなきゃ・・・と。

だから、泣きながら言ったんです。

「行って

心にも無い言葉で、チョルスを自分から離れさせようとしたんです。ここで、初めて、チョルスがつぶやきました。

「行かないで。」

く~っ

 

このシーン、涙なしには見られません。

 

47年後、年老いたスニが海外から帰国しました。・・・理由は、何だっけ?

ま、とにかく、チョルスとの思い出が詰まった家に帰って来たのです。売る予定になってるみたいで。

そこで、スニは、変わらない姿のチョルスと再会するんです。・・・ここはちょいと、“???”と思いましたが。

 

スニが引っ越すときにおいて行った手紙。それには、こう書いてあったのです。

『待ってて。必ず帰って来るから』

その言葉を信じて、47年間ずっとスニの帰りを待ち続けていたチョルスなんです。その間に、文字も覚え、言葉も話せるようになっていました。

そして、約束を果たしました。

一つはスニが父からもらった雪だるまの絵本を、スニに読んで聞かせると言う事。

もう一つは、いつも遊んだ丘の上に、雪だるまをつくること・・・。

 

もうねぇ、チョルスの瞳が本当に動物のようなんですよ。

犬がご主人さまを見るような・・・。

信じ切ってて、ご主人様の一挙手一投足を見逃さないような忠誠心あふれる眼差しでね。

結局、スニは、その家を売ることはしませんでした。

でも、チョルスと一緒に居る事も出来ず・・・。

スニが帰って行くのを、遠くからじっと見つめるチョルス。

想像以上に泣けましたよ。

ジュンギくんの、殆ど言葉の無い演技に、魅了されました。

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする