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婚約を省いて、すぐにでも結婚して良い・・・みたいなドギョンの言い方に、ソラは驚きました。
急ぐ必要も無いのだから・・・と、ソラはまず婚約しようと言いまして、ドギョンにも異存は無いようです。
なんか、ビジネスの話を聞いてるようです。
ヒョクがジアンに手伝ってもらって仕上げたまな板。それはジスとナムグへのプレゼントでした。
お世話になっているからと。
丁寧に仕上げたまな板を見て、ジスは勿論、ナムグも喜びました。
ジホからジスに連絡が入りました。ジアンが帰ってきたと。
でも、ジスが電話をしても出ません。携帯の番号を変えましたからね。
ジホに番号を問い合わせ、再度連絡しました。
ジアンは、番号を見て、すぐにジスだと認識。躊躇しましたが、ちゃんと出ました。
会う約束をしました。
ソラは、ドギョンを呼び出し、スケートに行きました。婚約者同志ですからね。デートしても何の不思議もありません。
だけど、突然言ったのです。
「その女、愛人にする?整理する?」
決して怒っているわけでもなく、気分を害した様子もありません。ごくごく普通の話をする口調で言ったのです。
「いるでしょ?愛してる女性が。」
・・・と。
ドギョンの表情と行動を見ていて、分かったと言います。
ドギョンは驚いて、誤魔化そうとしました。でも、ソラの言葉は全て的を得ていましてね。混乱してドギョンは何も言えなくなってしまいました。
これまでも、友人のキジェにジアンへの想いを指摘され続けていました。でも、単なる好意は認めても、それが真剣な愛情だとは認めて来なかったドギョン。
久しぶりに会ったソラにまで、見抜かれるなんて・・・と、焦りました。
で、キジェに再度確認しに行ったのです。
「どんな目をしてて、ソラにばれたんだ?」
と、言っちゃったよドギョン。つい、本音が出ちゃいましたね。
久しぶりに顔を合わしたジアンとジス。
どうして家に帰らないの?・・・とジス。
私に関する事は聞かないで・・・とジアン。
事実を知った時、自分に打ち明けなかった理由を聞いたジス。
言ったら、大騒ぎになると思って・・・とジアン。実際に叩いたでしょ?私を・・・と。
ジスは、そうジアンが考えたことが心外のようです。一緒に解決できたかもしれないと言いました。だけど、それまでのジスを見て来たジアンには、騒ぎになるとしか思えなかったのでしょう。多分、それは当たってるでしょう。
「あの日、私にだけ会った理由は?」
と、ジス。
「話したいことがあったけど、今は違う。話す必要がなくなった。」
それが何なのか、ジスが聞いても、もう話す必要は無いから・・・とジアンは言いませんでした。
「私の話しを聞かずに叩いた時、終わったのでは?私はあの日に私とあんたは終わりだと分かった。」
自分はお金の為にへソン家に行ったのではないとジスが言っても、それは関係無いとジアンは言いました。
なんかねぇ・・・。
この作品、面白いんだけど、同じ話を何度も何度も繰り返すので、まどろっこしくて仕方がありません。
ジスとジアンの話しも、ジスとミョンヒ、ジスとテスたち・・・。それぞれの会話の内容が、毎回同じようなものなんですもん。同じ問いを投げかけ、それに対してはっきりとした意思表示をせずに中途半端な答えで終わってしまうから、又次に会った時に同じ質問をする・・・。それの繰り返しです。
ヒョク姉とナムグの会話もそーですね。
もうちょっと、たったと進んでほしいです。
テスは、何か、全てが嫌になってしまっていました。
振り返ってみたら、テスは家族の為に一生懸命仕事をしてきたわけで。家族が笑顔で暮らせるために、無理な接待なんぞもした事がありました。
会社の経営が難しくなった時でさえ、娘たちに心配をかけないように、それまでと同じ生活をさせていました。
なのに、ジテは貧しい生活を自分の子供にさせたくないからと結婚を諦めると言うし、ジアンはいくら頑張っても思い通りの人生を歩む事が出来ないと言う・・・。ジスは、実の子じゃないから、愛されていなかったなどと言うし。
妻のミジョンも、お金が無い事で、自分を見下したような言葉をぶつけるし。
一体これまでの自分の人生は何だったのだろうと思うのです。
ソクトゥと勧めていた海外との仕事からも手を引くつもりのようです。
心配したソクトゥが帰国して来ましたよ。
なのに、テスは、遠洋の漁船に乗り込む事さえ考えているようです。家から、家族から離れたかったのでしょうね。
ミョンヒは、ジスをへソン家の令嬢にふさわしい知識と教養、そしてマナーをつけさせるために、教育を受けさせようと考えていました。
でも、ジスはその気がありません。
ミョンヒは、ジアンとジスがあまりにも違うのは、ミジョンたちが実子のジアンだけ教育し、ジスは放ったらかしにしていたに違いないと思っていました。
多分、彼女の考えだと、そうするのが当たり前なんでしょう。
ジスは、血相変えて否定しました。
育ててくれたミジョンとテスは、自分をジアンと同じように可愛がってくれて、教育も受けさせてくれた。それを自分がちゃんと身に着けなかっただけなのだと。
「何より、母はジアンと私を比較しなかった。ジアンより勉強ができなくても、何も言わずに服を買ってくれました。何でも私によくしてくれたのに・・・。それは拾って来たのが悪くてなの?」
泣きながら主張するジスを、信じられない思いで見つめるミョンヒでした。
少しはミジョンのことを、見なおしたかしら?
それより、ジスは、またひねくれた考え方をしちゃったようで、私はいらっとしました。
ソヒョンは、家族の皆がジスだけを見つめているのが悔しく思っていました。
自分の卒業演奏会のことをすっかり忘れていたのもショックでした。丁度、創立記念行事の日に当たってしまったのです。
ジェソンは、ジスに大きな箱を渡しました。
以前、ジアンに渡したものの、ジアンは一度も開けてみないでタンスの中に置いていたモノです。
中に入っていたのは、ジェソンのジスへの愛情の証でした。
失踪から3年後、ノ会長の命令でウンソクの写真は全て燃やされ、部屋も閉ざされてしまいました。
ジェソンは、密かに納骨堂を作ったようです。ウンソクの事を恋しくなったら、そこに会いに行っていたようですね。
そして、毎年誕生日にプレゼントとカードを用意し、納めていたのです。
年を重ねて行く娘の事を思い、あれこれとプレゼントを買っていた父のことを思うと、流石にジスは泣けて来ました。
産んだだけでは親ではないと以前、言い放ったジス。育ててくれた親の方が、愛情が大きいと。
でもね、それを見たら、決してそうじゃないと思ったでしょう。
産んだ時と再会した今の時間とは、空白期間ではなく、切れる事の無い愛情でつながっていたと分かったでしょう。ただ、その愛情をそそぐ対象が目の前にいなかっただけで。
ソラが婚約式を済ませてアメリカに戻りたいと言い出しました。
だから、創立記念行事にも出たいと。
ソラの母親から連絡があり、ミョンヒは驚き焦りました。
で、ノ会長に慌てて相談しました。
ノ会長は、苦肉の策を言いだしました。
ジスをジアンに見せかけるという手のようです。
問題の招待客の席を最後尾にし、ジスを壇上に立たせて挨拶だけさせて下がらせるという方法です。
一度しか見ていないのだから、誤魔化せると言うのですよ。
ジェソンとミョンヒは、その策は無理があると思いました。でも、ノ会長は聞き入れようとしません。
ドギョンがまたジアンの前に現れました。
今度は、ジアンの忘れて行ったバッグを返しに来たのです。
入れ替えがジェソンにばれた時、ジアンはバッグすら持たずにへソン家を出て行ったわけです。
財布すら持たずに出て行ったと知ると、ドギョンはいっそう切なくなりました。
そして、自分の感情をやっと自覚したのです。
ジアンに言いました。
「お前の言うとおり、怖かった。僕は絶対にお前の男には成れないと思った。お前に好きだと言われたら、僕が耐えられなくなりそうで、卑怯な真似をした。悪かった。」
ドギョンの言葉を黙って聞いて、ジアンは言いました、ありがとう・・・と。
「家族の問題を考えると、耐えるのが当たり前だと思うけど、私たち二人の事だけ見たら・・・傷ついたのは確かだから、謝罪は有難く受け取ります。」
さようなら・・・と頭を下げたジアン。
「又来るかも。又来ると思う。」
と、慌てたようにドギョンが言いました。そしたら、ジアンはダメだときっぱり。
ドギョンは、家に帰り、両親に決意を告げました。
「チャン・ソラと婚約しません。結婚もしません。二人にはもうしないけど、愛の無い結婚はしたくないです。」
あいやぁ・・・
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