
朝から曇り気味で、湿気が多くて何時降り出しても不思議ではない空模様でしたが、以外にも夜まで降らないでいます。
気温は20度を少し超えたあたりで、そんなに高くはないのですが、湿気が多めなのでいささか過ごしにくいです。
画像は、先週末福島潟で撮影したものです、農家を模した潟来亭の脇に建っている物置小屋です。
少しあばら家のような雰囲気を見せていたので、カラーと白黒で撮影してみました。
何となく、白黒の方が小屋の雰囲気をキチンと見せているように感じます。
デジカメはカラー写真だけではなく、白黒写真も撮影できます。
まあ、自由に調整可能なフィルムを内蔵しているようなものですから、不思議ではないのですが。
私が使っているデジタル一眼レフカメラは、単純な白黒画像だけでなくて、色合いを通常の白黒からセピア調とか色々な調子に変更できます。
さらに、白黒ネガフィルムで使用していたフィルター(イエロー、レッド、オレンジ、グリーン)ワークをデジタル処理でシミュレートまでしてくれます。
便利なものです。
ただし、白黒写真と言うのはネガフィルムで撮影するわけですから、プリントして鑑賞するのが本来の姿です、モノクロのトーンで写真を楽しむというわけです。
白黒写真が好きな方は、フィルムの現像から印画紙のプリントまで自家でやってしまいます。
プリントも覆い焼きとか、色々な技法を駆使して、プリントを仕上げます。
私も、人の設備を借りてプリントを体験したことがありますが、パッドの中で少しずつ浮かび上がってくる画像に凄く感動したことを覚えています。
この時プリントした写真は今も額に入れて、実家の部屋に飾ってありますが、見るたびにあの感動が蘇ります。
デジタルカメラ+パソコン+インクジェットプリンターと言うデジタル暗室が一般的となって久しいですが、薬品処理の白黒プリントが何時まで残るのでしょうか?

