
朝は、青空も見えて、黒い雲も浮かんでいて、不安定な感じでした。
気温は随分と下がって、10月中旬から下旬の気温だそうで、肌寒さを感じました。
今日から、衣替えで出勤ですが、これでちょうど良いです。
今は、余程のことがない限り、文章はワードプロセッサーあるいはワープロソフトを使って作るのがほとんどだと思います。
かつて、ワードプロセッサーが発売されて、実際に使ったときは、本当に感激しました。
何が便利だったかと言うと、入力した文書が自動的に漢字に変換されたことです。
それまでは、文章を書くと言うと、どうしても辞書が手元に必要でした。
何せ、簡単な感じでも、覚えきれていないと、辞書を引いて書くしかありませんでした。
しかし、ワープロは電子的に辞書を持っているので、誤変換をしても候補を出してゆけば、大体がなんとかなりました。
今日、NHKのラジオを聴いていて、面白い場面遭遇しました。
アナウンサーが、投稿された便りを読んでいたんですが、漢字の読み方をど忘れしてしまったようで、相方に漢字の読み方を尋ねていました。
結果的には、スタッフから助けが入って、無事に便りを読むことができたんです。
でも、オチがありまして、スタッフが教えた読み仮名が間違っていたんです。
その漢字は、「霰」です。
最初、スタッフから「みぞれ」だと助太刀が入ったので、そのように読みました。
でも相方から、調べたら「あられ」ですと、訂正がはいりました。
お笑い話ですが、私なんか、もっと簡単な漢字をど忘れしてしましまうことが、多々あります。
年齢と共に記憶力が、相当低下しているようです。
アナウンサーが、今はワープロを使って文書を書くので、昔よりも漢字を沢山使った文書になりますと言っていました。
その点は、頷けます。
今の日本語変換システムは凄く優秀ですから、かな文字を打ち込むと、見事なほど漢字変換してくれます。
私自身、ワープロを使い始めてから、普段は使いそうもない漢字を多々使って、文章を作成しています。
知らないということは恐ろしいもので、自分のものになっていない漢字を使うために、結構誤変換した漢字を使っているんですね。
自分自身が作った文章を読み返してみると、とんでもない変換や、誤った漢字を使っていて、赤面の限りです。
今、私が使っている日本語変換システムは「Google日本語入力」です。
このシステムは、Googleの検索システムと、使っている人からのサポートで、辞書が恐ろしく鍛えられています。
だから、多分変換されないだろうと思うような漢字も、普通に変換してくれます。特に、人名とか地名なんかは、強いですね。
ただし、このシステムは、使用者からアップされたデータを精査していないようで、間違った登録が多々あります。
それを知らないで、使っていることがありまして、自分自身でしっかりと語彙を身につけていないと、どうにもなりません。
結局は、自分自身の知識を豊かにしないと、駄目みたいですね。

