昼過ぎ、駅のプラットホームで列車待ちをしていました。
乗車予定の列車が到着したら、昼過ぎにしては列車内がすごく混み合っていました。
何故かなと思ったら、中に乗っていたのは、大勢の中学生でした。
そういえば、今日は、県立高校一般入試の合格発表の日でした、それで合否を確認に保護者や生徒がたくさん乗車していたわけです。
明るい話し声が聞こえてはいましたが、何となく不安な感じを受けるのは、やむを得ないでしょうね。
今年は、志願先が様変わりしたように感じました。
それは、商業とか工業高校の人気がアップしたんです、多分今の経済情勢が大きく関係しているんだろうなと想像されます。
合格発表の日ごとに思い出すのは、私の子供の合否を確認に行って、橋の上で出くわした風景です。
泣き叫んでいる子供さんを、必死になだめているお母さん、その向かう先は話し声からすると私立高校へ手続きに向かう途中みたいでした。
自分の子供でなくても、こんなことは本当に切なくなる風景でした。
合格できなかったことは試練ですが、これで全てが決まるわけではありません。
ただ、これが自分の子供の事だったら、そんな冷静な考えをできないことは確かですが。