一年前、東日本大震災の翌日、もう一つの大きな地震が発生しました。
それは、長野県北部を震源とする地震です。
長野県とは言いつつ、隣接する新潟県エリア、十日町市、津南町も大きな被害が発生しましたから、新潟県も大いに関係ある災害でした。
改めて、お悔やみと、お見舞いを申し上げます。
東日本大震災が発生しなかったとしたら、3.12の地震はもっと取り上げられたであろう、大きな地震だったはずです。
地震に見舞われた中心地は、長野県下水内郡栄村です。
栄村と言うと、秋山郷を思い出します。
平家の落人伝説で有名な秋山郷は、新潟県中魚沼郡津南町と栄村にまたがる地域です。
一番奥は、栄村に属するのですが、実は栄村の中心地から行けるルートはありません、津南町のエリア(秋山郷の)を経由しないと行くことができません。
平家の落人伝説にふさわしく、秋山郷に分け入るには、険しい山の中腹に刻んだ、クネクネした山道を走らなければなりません。
そんな道を車で走ると、怖さも感じますが、雄大な景色が目を楽しませてくれます。
一番の眺めは、露天風呂に入って、真っ赤に紅葉した山容でした。
「萌木の里」という観光施設があるのですが、険しい山の中腹に露天風呂があって、谷を隔てて向かいの山容は、恐ろしほどの雄大さです。
紅葉真っ盛りの季節に訪れたとき、向かいの山が真っ赤に染まっていて、
、秋風の冷たさと、露天風呂の熱さを感じながら、雄大な紅葉を心ゆくまで楽しめました。
ここで、もう一つ眺めたい景色があります、うっすらと雪景色となった山肌を眺めながら、露天風呂に入ることです、これもすばらしい眺めだと思います。
久しぶりに、秋山郷へ行きたくなりました。
今朝、外を見たら、地面が真っ白になっていました。
明け方、がたがたと風が吹き付ける音が聞こえていたんですが、雪も運んできたようです。
一旦季節が逆戻りしましたが、夕方までには消えました、だけど風はとても冷たいです、明日は完璧に雪の予報です、果たしてどうなりますか。