
これも、ビュー福島潟で開催された「巨匠 竹内敏信の世界」で聞いた話です。
それは「絞り」の話です。
カメラの世界で絞りと言えば、被写界深度(フォーカスがあっているように見える範囲)を調整するために調整します。
通常、風景を撮影する場合は、絞りを絞って(F値を大きくして)撮影するのが普通です。
風景は、手前から遠くまでハッキリ写っていたほうが良く見えますから、絞りを絞ることによって、フォーカスがあっているように見える範囲を広げるわけです。
しかし、風景写真家として高名な竹内氏は、絞り過ぎないように撮影していると講師が言っていました。
風景写真は、絞って撮影するだけが、能ではないということですね。
直ぐにF8とかF11とかに絞って撮影していますので、耳の痛い話です。
プロの写真家や、ハイアマチュアといわれるカメラマンは、シビアな調整をしながら撮影しているわけです。
だから、うならせるような写真が撮影できるんでしょうね。
写真は、先日福島潟オニバス沼で撮影しました。
この日も風が強くて寒かったんですが、今日も1日雪がちらついて、寒い一日でした。
あと1-2週間すれば、寒さがピークを超えるのではと待ちわびています。
