
知らないということは、恐ろしいことです。
しかも、10年以上も気が付かなかったのですから、恐ろしいです。
写真は、私の部屋に鎮座しているCDコンポのリモートコントロールを撮影したものです。
先日、子供とリモートコントロールのことを話していて、えーと思うことがありました。
例えば、CDを聴いていて先に曲を送る場合は通常「早送り」と表現します。
逆に、曲を逆方向へ戻す場合は「巻き戻し」と思っていました。
でも、子供いわく今は「早戻し」というのだそうです。
我が家にある、他のリモートコントロールを見ると、確かに「早戻し」と表記されていました。
Webで検索すると、だいたい2000年前後に各家電メーカーが順次表記を「早戻し」へ変更したようです。
昔、この表記はテープレコーダーに使われていたはずなので「巻き戻し」という表記は表現として分かりました。
でも、今もニュージックプレイヤーはCDやメモリープレイヤーなので「早戻し」という表記のほうが表現としてわかりやすいのでしょうね。
今や、カセットレコーダーが少なくなって、若い人は使ったことが無いという人も多いのではと思われます。
でも、カセットレコーダーの前に、オープンリールのテープレコーダーの時代もあったのですが、若い人に説明しても分からないでしょうね。
そのうえ、カセットテープとオープンテープの合いの子で「Lカセット」なるものもありましたが、若い人には何処の世界と言われそうです。
「巻き戻し」から、はるか昔のことを思い出しました。