単2電池用のスペーサーへ、単3エネループを入れたので、それでICF-801を動作させてみることにしました。
実は、動作を確認する前に、この方法は問題があることが事前に分かっていました。
問題の元ネタは、ウェブ検索で仕入れたものです。
一つは、スペーサーをICF-801の電池ボックスへ入れるのが大変だということです。
ただし以前、サンヨーが販売していたスペーサーは問題ないそうです。
パナソニック製のスペーサーはICF-801の電池ボックスへ入れるのがとてもきついのだそうです。
理由は、パナソニック製のスペーサーは、大きさが単2電池の規格通り作られているのが原因らしいです。
でも、今はサンヨー製のスペーサーは入手できませんから、仕方ありません。
で、やってみたところ、確かにきつかったです、それでも何とか電池ボックスへスペーサーを入れることができました。
しかし、次は充電する際に、外すのに苦労しそうです。
もう一つは、ICF-801はスペーサーを使った場合、ICF-801が動作しないということです。
理由は、マンガンやアルカリ乾電池の長さと、ニッケル水素電池の長さの違いです。
ニッケル水素電池は通常の電池と比較して、長さが若干短いので電池を3本直列してまうと、長さが足りなくなります。
で、電源スイッチを入れてもICF-801はうんともすんとも言いません。
電池ボックスのプラス極部分を見ると、わずかですが電池の長さが足りないのが分かりました。
ここで、おまじないを実行しました、その元ネタもやはりウェブ検索の情報です。
ようは長さが足りない分を何らかの方法で補えば良いわけです、それで一番上の写真に写っている物体が登場します。
写真に写っているのは家庭用のアルミホイルです、これを小さく折りたたんで電池ボックスのプラス極へ入れました、足りない分を補ったわけです。
おまじないをして電源スイッチを入れたら、問題なくICF-801は動作しました。
元ネタは、クリップを挟めと書かれていましたが、そちらでもOKでしょう。
ニッケル水素電池の電圧は、マンガンやアルカリ電池よりも少し低めなのですが、ICF-801の動作には影響はないようです。
PLLシンセサイザー方式のラジオだと電圧の変化にシビアに反応する可能性がありますが、ICF-801は昔ながらのアナログラジオなので一定の電圧範囲は問題なさそうです。
電池を変更して3週間近くが経過しましたが、ICF-801は問題なく動作しています。
ただし、このような使い方はメーカが想定していないので、試す方は自己責任となりますが。