マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

ジャガイモの花

2020年05月29日 | 散歩写真




今日はテレワークでした。
勤務先では、新型コロナウィルス感染対策としてのテレワークは今日が最終日となりました。
緊急事態宣言は全国的に解除されましたが、場所によってはクラスターが発生して第二波の足音が聞こえています。
本来、新型コロナウィルスが収束(本当は終息がベストですが)した上でのテレワーク終了だったら良いのですが、また感染対策としてのテレワークが復活しないことを祈るばかりです。

で、いつものパターンでテレワークの前後に近所を散策してきました。
朝は川沿い、夕方は田んぼ方面が目的地です。
散策していると、あちこちの畑でジャガイモが植えられているのを多々見てきました。
このところ、そのジャガイモの花が開花して、被写体になってくれています。
今日の写真は、そのジャガイモの花です、朝と夕方に撮影したのが混ざっていますが。

花は、何となくナスの花を彷彿させます、まあナス科どうしの親戚ですから、当たり前といえば当たり前ですが。

ジャガイモは好きに食べ物の一つです、一番の好物はフレンチフライポテトです。
ビールのつまみに好んで食べますが、油をつかっているのでカロリーが多いのが難点ですね。
ジャガイモは世界三大穀物の一つに数えられます、したがって主食なのですがどうしても副食に感じてしまいます、私だけかもしれませんが。
世界を俯瞰すると、ジャガイモを主食にしている地域が結構あって、ヨーロッパも国によってはその範疇にはっています。
以前、名前はうろ覚えですが「ジャガイモのきた道」という本を読みました。
本によるとジャガイモの原産地は中南米から南米、メキシコの高原地帯からアンデス山脈だそうです。
本に掲載されていたジャガイモの原種は、とてもジャガイモ自体が小さくて、人間が原種を改良した現在の品種とは全然違って見えました。
ヨーロッパに渡ったジャガイモは、生産性が高かったので国によっては主食の地位を獲得して、随分と飢えを凌ぐことができたようです。
ただし、ジャガイモを主食としたアイルランドではジャガイモ飢饉が発生して、多くのアイルランド人がアメリカへ移民して、アメリカの歴史を変えることになりました。
有名なケネディ家のご先祖はアイルランドから移民したと聞きます、ジャガイモ飢饉がなければJFKはアメリカ大統領になることもなく、アメリカの歴史は違った方向に行った可能性があります。
と、ジャガイモの花を撮影しながら、そこまで妄想が飛躍してしまいました。

余談ですが、ジャガイモ飢饉は同じ品種を作っていたので被害にあったそうです。
本によると原産地の南米では、今でも色々な種類のジャガイモを混ぜて栽培しているんだそうです。
ジャガイモ飢饉の原因は植物の伝染病だそうですが、原産地の人たちは同じジャガイモばかり作ると伝染病が発生することを経験的に知っていたとのことです。

今夜は、先日買っておいた冷凍フレンチフライポテトをチンで解凍して、ビールのつまみにしようかなと思います。










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