OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

汚れた世界に秋風の恋はせつなく

2016-09-17 17:17:41 | Pops
秋風の恋 / England Dan & John Ford Coley (Big Tree / ワーナーパイオニア)
 
昨夜は新潟市までプロジェクションマッピング国際コンペのリハーサルを見に行って来ました。
 
未だ準備段階とはいえ、なかなか見応えがあったことは言わずもがな、しかし個人的には「幻燈」という懐かしいアイテムとの関連性に共感するところもあり、必ずしも最新のテクノロジーだけで酔わされたわけではありません。
 
むしろ、江戸川乱歩が十八番にしていた世界、往年の少年探偵団の物語で怪人二十面相がビルの外壁に大きな影絵を投影したような、そうしたワクワクドキドキの幻想性に惹かれてしまいましたですねぇ~~♪
 
ところで、その会場で現地の知り合い数人から仕入れた話ではありますが、新潟県では近々、知事選挙が行われる予定でありながら、自民党や市町村会をバックにした候補者1名だけが出馬表明しているだけで、最初は4期目を目指していた現職の泉田知事が直前でいきなり立候補を取りやめたというのに、民進党や共産党でさえも候補者を出せないという異常事態だとか!?
 
う~ん、県知事選挙で無投票なんてことがあるなんて、しかも新潟県は東京電力の原発が稼働停止中で、現職知事は再稼働に猛烈に反対していたというわけですから、なにやら簡単に推察も易い目論みが感じられてしまいます。
 
まあ、何かと泉田知事にも事情があるみたいなんですが、結局のところ、県内ではそれなりに強い基盤を築いている民進党に恥辱を!?
 
なぁ~んていう狙いがあるんじゃ~ないでしょうかねぇ~。
 
つまり泉田知事だって、自民党に担がれていたわけだし、原発再稼働に反対を貫いたところで、地元経済へのマイナス要因とか諸々を考慮すれば、頑なな国への反逆(?)も官僚出身の泉田知事にしてみれば、なかなか「孝ならんと欲すれば忠ならず」という心境だったのかもしれません。
 
そして、ならば自民党への恩返しというか、それでなくとも党首選挙で揺れまくっている民進党への一撃を画策しても不思議ではないでしょう。
 
結果として、民進党は新潟県知事選挙に独自の候補を擁立出来ないというテイタラクを晒したようですから……。
 
なんだか、とんでもない状況ってのは、日本中にあるもんですねぇ~~~!?
 
そこで本日は、そんなこんなのドロドロやモヤモヤを霧散させるべく、昨夜の帰途にカーステレオから流れてきた秋の洋楽ポップスの人気曲をご紹介致しましょう。
 
それが同ジャンルでは「シーモンの涙 / Simone」のヒットでお馴染みのイングランド・ダンとジョン・フォード・コリーが1976年、ついに本国アメリカで大ブレイクを果した「秋風の恋 / I'd Really Love To See You Tonight」であります。
 
あぁ~~、この爽やかな哀愁が漂うカントリー系AORポップスの心地良さは、フックの効いたサビの展開もニクイばかりですし、主役コンビのボーカル&ハーモニーは、まさに王道路線の黄金律がテンコ盛り♪♪~♪
 
こういう歌こそが、エバーグリーンなスタンダードヒットなのだと実感されると思います。
 
ということで、皆様は三連休をどのようにお過ごしになられるのでしょう。
 
台風も襲来しそうですし、仕事の予定も厳しく、あれやこれやも仕切りがつかず、墓参りも当然ながら、殊更気になるのが大相撲というのも、まあ今は平和の証と思うばかりです。
 
願わくば天変地異やドロドロした権力の話は、もう御免です。
 
最後になりましたが、冒頭に述べた新潟のイベントは19日からが本番だそうですので、よろしくです。
コメント
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