■霧情 / 中村晃子 (キングレコード)
掲載したのは中村晃子の歌手としての活動の中では、かなり早い時期に出されたと思しきシングル盤でして、芸能界にデビューした時には女優であった彼女が最初に出したレコードとされる「青い落葉」の発売が昭和40(1965)年10月でしたから、この「霧情」が翌年2月という情報に基けば、これは多分……、2nd シングルという事なのかもしれません。
しかし、もちろん、サイケおやじにとっては、そ~ゆ~データ的な部分も大切ではありますが、本音では、このジャケ写ポートレートですよねぇ~~ (^^♪
おそらくは最初、モノクロだったんでしょうか、コントラストを強くして、所謂ハイキー調に仕上げたプリントに赤インクを被せて印刷した様な、なかなかにサイケデリックな初期衝動の如き魅力が滲み出ているのは、中村晃子の強い眼の力とシャープな面立ちがあればこそ、実はこれもサイケおやじの自室の壁の中に収まっている1枚であります。
さて、そこで肝心のA面曲「霧情」は作詞:横井弘&作編曲:小川寛興が手掛けた、ちょっぴりラテンタッチのスローなムード歌謡で、男に去られた女の未練心を歌う中村晃子のクールで熱い節回しは、なかなか思わせぶりでイイんじゃ~ないでしょうか ♪♪~♪
特に持前の「厚み」のある声質が存分に活かされたサビからの展開には、グッと惹きつけられてしまいますねぇ~ (^^♪
残念ながら、特段のヒットには至らなかった様ですが、ある意味、彼女にとってはステージ映えするレパートリーだったのかもしれません。
ということで、昨日は諸々あって……、ご報告出来なかったんですが、とりあえずワクチン接種の1回目、「やって」というよりも、「やられて」来ました。
で、サイケおやじの場合は、1時間毎にグループ分けした受付順が構成されていたらしく、つまりは問診から接種、そして待機~完了帰宅まで、凡そ50分ぐらいの時間が掛かりました。
まあ、実際の注射そのものは、かなり肩に近い上腕部で、もちろん、チクリとは感じますが、直ぐに終了しましたし、その後の副反応・副作用も大事には至っていませんが、夜になってから、針を刺された周辺に微妙な痛みを覚えているわけで……。
それでも、日常生活には支障が無い事は、当然でありましょう。
というよりも、そ~じゃ~なければ、大問題ってやつなんですがねぇ~ (^^;
そんなこんなと昨日の仕事のゴタゴタが重なってからは、尚更に好きな趣味の世界を希求したくなったというわけです。
今夜は、何で楽しもうか……、それを考えている時が一番の至福なのかもしれませんねぇ~~ (^^;