■木曜日にはKISSを / 相楽ハル子 (CBSソニー)
掲載したのは、異郷の地への島流しにより、そのリアルタイムでの活躍には接する事は叶わなかったアイドルの中でも、サイケおやじが後追いで好きになった相楽ハル子の歌手デビュー4作目のシングル盤で、何よりも素敵なのは、このジャケ写ポートレートにおける彼女の強い眼の力、そして不思議系なイメージが滲むファッションとポーズです。
パープルバックと彼女の「黒」のイメージバランスもイイですよねぇ~~♪
ところが、ちょいと話はズレますが、サイケおやじが日常的に使っている簡易タイプのスキャナーが機嫌が悪いというか、スマホに繋いでの使用でもスキャン結果の良し悪しがクッキリと出てしまうのは、拙ブログを訪れてくださる皆様ならば、既にご存知のとおりと思います。
で、様々に考えてみると、ど~やらスキャン対象の紙質とインクの相性が、人間の視力には適合していても、デジタルの世界では所謂モアレとかデジタルノイズに変調され、また昭和40年代と昭和50年代のジャケットでは、やはり異なる結果が出るブツが多いという、なんとも納得し難い状況が出てしまうんですねぇ~~ (-_-;
しかし、まあ……、仕事場にある高性能スキャナーであれば、それなりにきっちりとスキャン出来る事は言わずもがな、昨日掲載した「霧情 / 中村晃子」は、全くソレですから、ねぇ……。
そして本日掲載した相楽ハル子のジャケ写は、やっばり私物の簡易スキャナーを通した画像だった所為で、粒子は荒れるし、やはり色調も簡易ソフトじゃ~、良好な補正も無理という事で、ご理解願いたいところであります。
つまり、現物は、もっともっと綺麗ですので、冒頭に述べたジャケ写ポートレートの魅力は、ずぅ~~っと鮮明という言い訳を弄したところで、肝心の収録A面曲「木曜日にはKISSを」は作詞:湯川れい子&作曲:井上大輔という制作クレジットがありますから、往年のアメリカンポップス調を期待したんですが……。
これがマイナーモードのキャッチーなメロディを主体としていながら、新川博のアレンジがモータウンサウンドを意識し過ぎた様な空振りなリズムアレンジとスカスカな音作りになっていて、そのタイトなフィーリングは如何にも発売された昭和62(1987)年のムードと所謂ツッパリ系の歌詞の世界、そして幾分ドライな相楽ハル子の歌いっぷりとの相性の良さを狙ったにしては、ど~いにも耳障りがイマイチ……、サイケおやじの感性には合っていません (^^;
それでも、今となっては、やっぱり愛おしいのも本音であります (^^;
だって、歌っているのが相楽ハル子ですからねぇ~~♪
恥ずかしながら、鰯の頭も信心から、じゃ~ないですけど、件のワクチンの有用・有効性よりも、サイケおやじは相楽ハル子の実在を信じているというわけです (^^;
ということで、今日はどしゃぶりの雨の下を仕事で奔走させられましたが、週末はスッキリ出来る事を希望しているのでした。