■クィーンメリーで朝食を / パティー・リン (ワーナーパイオニア)
接待や歓迎パーティーには、それなりに豪華にして珍しい場所や店が使われるのは世界共通の認識でありましょうか。
サイケおやじも、そんなこんなの趣向を凝らしていたわけですが、個人的に今でも強く印象に残っているが、アメリカのL.A.地域のロングビーチ港湾施設内に係留されていた退役豪華客船「クイーン・メリー号」のレストランでした。
これは皆様ご存じのとおり、1930年代に就航していた大型客船でしたから、その室内装飾はレトロにして趣味性も悪くない豪華さがあり、それがサイケおやじが招かれた1982年当時には独特のシブい雰囲気になっていましたので、本質的に懐古ムードが大好きな自らの好みにはジャストミートでありました (^^)
ちなみに件の「クイーン・メリー号」は様々な映画等々の撮影にも用いられているほどに保存状態が素晴らしく、現在の状況は知る由もありませんが、もう一度、訪れてみたいものです。
さて、そこで本日掲載のシングル盤A面曲「クィーンメリーで朝食を」は、作詞:さがらよしあき&作編曲:馬飼野康二が、台湾から出稼ぎ来日したパティー・リンのデビュー曲として提供した、なんとも他愛ないポップス歌謡なんですが、これが発売された昭和55(1980)年5月当時、それなりに耳にする機会も多かったもんですから、前述したとおり、サイケおやじがレストラン「クイーン・メリー号」に招かれた時は我知らず、件のメロディを思い出してしまいましたよ (^^;
う~ん、パティー・リンの「クィーンメリーで朝食を」って、何かのタイアップ曲だったんでしょうか、結果的に彼女はブレイクしないままにフェードアウトしてまったとはいえ、楽曲だけは今も耳に残っているという皆様が案外大勢の様な気がしております (^^)
ということで、こんな文章を本日綴ってしまったのは、いよいよ年末の宴会モードにおける趣向を幹事役から相談されたという事情がありました。
まあ……、「クイーン・メリー号」とまでは無理にしても、屋形船あたりだったらノー文句かもしれませんねぇ~~ (^^)
告白すれば、宴会なんてものは、二次会以降が本当に楽しいと思っているのでした (^^ゞ