■私がブルーにそまるとき / 林寛子 (キャニオン)
林寛子は、まだまだトップアイドルだった20歳で結婚し、実質引退してしまったわけですが、しかし、子役からスタートした芸歴を鑑みれば、昭和52(1977)年早々に出した本日の掲載盤A面収録曲「私がブルーにそまる時」は、若干17歳にして、妙に自らの人生を振り返ってしまった様な印象があるというか…… (^^;
それは阿久悠の綴った歌詞の世界から滲み出る青春の終末観の所為でしょうか、だからこそ大野克夫の作編曲にも、そこはかとない気分はロンリーな風情が漂っている気がするんですが、そんなミディアムテンポで凝ったアレンジが施された楽曲を節回す林寛子の歌唱力は鉄壁 (^^)
特に――
泣いてやるぅ~~ 泣いてやるぅ~~
めちゃくちゃ~にぃぃ~~
―― このパートを消え入りそうな、それでいて、しっかり感情の入った表現で聴かせてくれるあたりは、なかなかイイですよねぇ~~ (^^)
まあ……、前述した昭和55(1980)年の彼女の結婚について、その時に明かされた逸話では、既に3年近くも夫となった黒澤久雄と交際していたというのですから、この「私がブルーにそまるとき」を歌っていた頃はっ!?!
―― なぁ~んていう妄想が浮かんでは消えていく心境のサイケおやじなのでした (^^;
ということで、気疲れしているわけでもないんでしょうが、今日は体調がスッキリしません……。
なんか……、ストレスの発散が出来る事を求めているんですが、ブルーに染まるってのは、こんな気分なんでしょうか (^^;
失礼いたしました <(_ _)>