OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

そういえば新成人の頃もあったけど…

2016-01-11 15:28:28 | Singer Song Writer

20才になったら c/w  ローリング・ストーンズが鳴ってた / 古井戸 (CBSソニー)

昨日と今日、日本中が成人式なんてもので騒いでいるというよりも、成人式に集う若者が提供する(?)あれやこれや、しかもそれに事件性があれば尚更に嬉しいというマスコミ主導の年中行事には、いやはやなんともの気分に満たされるサイケおやじです。

もちろん新成人としての大人の自覚ってものは、人間社会には絶対的な必要事項だとは思いますが、それにしても激しく(?)着飾って、楽しく騒ぐという祝祭ムードには、本当に世の中の移り変わりを感じてしまうばかりです。

と書いたのも、少なくともサイケおやじの周辺では、リアルタイムの成人式なんてものは、体制側に取り込まれるお仕着せの儀式! という見方が強く、つまりはそんなところノコノコ出席するなんてのは、旧世代への迎合に他ならないという、如何にもロック的な反抗姿勢が当たり前だったんですよ。

そして当然ながら、サイケおやじは、そんな式典には出ていませんので、なにも成人式を某巨大遊園地でやったり、売れっ子タレントを登場させたりする、子供っぽい演出企画にも失笑するばかりですねぇ~~♪

さらに深読みすれば、そこに集っている新成人は選挙権を与えられるわけですから、そういう楽しみを提供した、ありがたぁ~い施主として、選挙で選ばれる首長や議員の先生方がその場に居並び、顔を売るという絶好の機会でありましょう。

そんなふうに思えば、そこで使われる税金についても、何かふっきれないものを感じますが、ただし、それで双方が納得出来れば、あえてツッコミを入れる当事者もいないわけで……。

結局、サイケおやじが嘆いてみても、なんらの問題提起にさえならずですか。

さて、そこで本日は成人式に事寄せて、加奈崎芳太郎とチャボこと仲井戸麗市が組んでいた古井戸が昭和52(1977)年に出した隠れ名曲「20才になったら」をご紹介させていただきます。

ご存じのとおり、古井戸は昭和40年代後半の歌謡フォークブームで売れたデュオで、その空前の大ブームを牽引していた吉田拓郎や泉谷しげる等々と同じく、エレックレコードに所属していた所為もありましょうが、所謂「四畳半」と呼ばれた私小説的フォークソングや軟弱な抒情派フォークの味わいにハードな本音や反抗的姿勢をミックスさせた芸風(?)がありましたから、女性ファンが多かったのは当然であり、また今日の先入観よりもずぅ~っと野郎どものファンがそれなりに存在していたという現実がありましたですね。

で、この「20才になったら」はシングル盤B面曲でありながら、有線放送で流れる事もありましたから、当時かなりの人気があったのでしょう。実際、加奈崎芳太郎が自作自演で歌う、それは恥ずかしながらサイケおやじも否定出来ない、心に滲みるフォークソングの決定版!

 そんなに急がないで
 越えていくための道は遠い

という一節が、実に琴線に触れてしまうのです。

一方、ついでと言っては失礼千万、メーカーがイチオシのはずのA面曲「ローリング・ストーンズが鳴ってた」は、仲井戸麗市が作詞作曲、そして自ら歌った当時流行りのウエストコーストロック風のラブソングなんですが、歌詞の中の迷い道的煮え切らなさとは相反するような大野雄二のアレンジが賛否両論でしょうか。

う~ん、失礼ながら、せっかくの素敵な曲タイトルが、どうにも真価を発揮しているようには思えません……。

ちなみに仲井戸麗市は、後にストーンズっぽいサウンドにシフトしたRCサクセションに合流したわけですが、その時代に「ローリング・ストーンズが鳴ってた」を歌う事はあったのかなぁ~~~。

等々、本日も不遜な事ばっかり書いてしまい、申し訳ございません。

という事で、新成人だった頃なんて、遥か大昔のサイケおやじにとって、「成人の日」が毎年不定期に変わるという現実そのものに対しても納得していません。

ど~して本日は休みなのか?

という意義が曖昧になってしまう気がしますし、無暗矢鱈に連休を作ってしまう為政者どもの魂胆が、それも選挙の票集めに繋がる思惑みたいな……。

今年に限らず毎年、成人の日は天邪鬼な気分で過ごしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移民の歌の今昔

2016-01-10 16:51:26 | Rock

移民の歌 c/w Hey, Hey, What Can I Do / Led Zeppelin (Atlantic / ワーナーパイオニア)

洋楽における1970年末の大事件といえば、レッド・ツェッペリンの3rdアルバム「Ⅲ」の発売もそのひとつでした。

それは極言すれば、ファンにとっては必須のアイテムでありながら、オンタイムでは美徳と背信に満ちたもので、なにしろLPのA面が如何にもの凄いハードロックでありながら、レコードをひっくり返したB面が、なんとっ!

およそ「らしくない」、当時流行のウエストコースト風味も入ったアコースティックなフォークソング集みたいな感じのトラックばっかりだったんですねぇ~~~~。

そして当然ながら、評論家の先生方や音楽マスコミからの批判も続出する中、しかし洋楽ファンにとってはハードロックの様式美を確立させた天下のゼップが与えたもうた試練と受け止める動きもあり、例えば大枚はたいたLPの片面しか聴かないというのは、不条理じゃ~ないかっ!?!

なぁ~んていう擁護論まであったほどです。

ところが流石は日本のレコード会社は熱心というか、件の「Ⅲ」のA面ド頭に据えられていた極みのハードロック、「移民の歌 / Immigrant Song」をシングルカットするという強硬手段(?)が大成功♪♪~♪

忽ち翌年からラジオの洋楽番組をメインに驚異的な大ヒットとなり、今日ではプロレスラーや野球選手の登場テーマソングにも用いられるほど知られつくした、おそらくはゼップのレコーディング楽曲の中では「天国への階段」と並び立つほど市井に流布した流行歌でありましょう。

そのキメは当時としてはシンコペイトしまくったリズムとビートのハードな存在感であり、加えて例の「アァアァァァ~~ッアッ」という激しい雄たけびとヘヴィなリフの複合攻撃がありますからねぇ~~~♪

一度聴いたら、決して忘れられないキャッチーさは、確信犯なんてもんじゃ~ないでしょう。

ちなみに掲載した私有シングル盤は公式流通品で、ちょうど日本における発売権が日本グラモフォンからワーナーパイオニアに移った時期ということで、最初に日本グラモフォンで企画されたブツはサンプル盤だけが存在するという、今となってはジャケ写デザインもカップリング曲も異なるというウルトラ級のコレクターズアイテムとして、これまた罪作りな高嶺の花ですから、興味が湧いた皆様であれば、ネットで探してみて下さいませ。

で、そのカップリング曲なんですが、ここでは「Hey, Hey, What Can I Do」というアルバム未収録のゼップ流ウエストコーストロックが入っているので、告白すればサイケおやじはそれが完全にお目当ての中古ゲットでありました。

う~ん、結局、この仕様のシングルカットは日本とアメリカが主導したようで、イギリスでは「移民の歌 / Immigrant Song」そのものがヒットしていたとは言えない状況らしいですよ。

さて、実は本日、サイケおやじが特に「移民の歌 / Immigrant Song」を取り上げたのは、その歌詞の中に、

 だから今 お前たちは立ち止まり
 全ての廃虚を建て直せ
 なぜなら 失ったものが沢山あっても
 平和と信用が 成功へと導いてくれるのだ

という一節があるからなんですよ。

ご存じのとおり、ゼップの「移民の歌 / Immigrant Song」は、北欧民俗の制覇を歌った内容らしく、具体的にはバイキングだとか、西を目指すだとか、あまり日本人には馴染の無い歴史が歌われていたようでありながら、そこでゼップが提示したサウンドの強引さがあればこそ、ノー文句で惹きつけられてしまったロック大好き人間には問答無用!

そして今日、欧州各地に押し寄せるシリア周辺からの夥しい難民の問題と、短絡的ではありましょうが、重なってしまった思いがサイケおやじにはあるからです。

しかも伝えられるところによれば、ドイツでは難民の中の極一部が強姦や窃盗をやらかし、現地の一般人を脅かし、ついには激しい対立抗争までもが勃発しつつあるという……。

もちろん日本の地で安穏としているサイケおやじには、その詳らかな事情は知る由もありませんが、それでもあえて「争い」という愚行の蔓延には悲しいものしか感じません。

そしてもしも、自分が当事者であったなら、危害を加える者が例え難民であろうとも、なんらの容赦もしないという気持ちは否定出来ないわけです。

う~ん、上手い解決策なんてものが、あるのかなぁ……。

ということで、ハードロックを聴いて神妙な気分というのも、妙な心持ちのサイケおやじでございます。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたは本当に悪いのか…

2016-01-09 15:42:00 | Rock

悪いあなた / Linda Ronstadt (Capitol / 東芝)

世間ではベッキーの不倫騒動が、あれやこれやっ!?

サイケおやじはマスコミで報道される事ぐらいしか知りませんが、少なくともテレビ等々でソツの無い言動を見せていたベッキーにしては、失礼ながら彼女の現在の年齢を考慮しても、些か常軌を逸しなければならないほどの「愛の衝動」があったのか?

という部分に???という気分です。

そしてお約束とも言える謝罪会見にしても、自身が関わっているCMスポンサーばかりを意識したような感じが拭いきれない印象というのも、ど~なんでしょうねぇ~~。

もちろん、サイケおやじは特にベッキーのファンでもないし、彼女の芸能活動そのものについても、別に興味があったわけじゃ~ありませんから、不倫しようが、略奪結婚を目論もうが、それはそれで彼女の自由意志を否定しようとは思いません。

また、現実的には、今回のベッキーのように既婚者の男のところへ入り込んだ女は、例えば芸能界だけでも、これまでに大勢いるわけですし、一般社会じゃ~、尚更に夥しい事例があるんですから、今回はなんとなくベッキー自身、そして彼女側の関係者の保身ばかりが目立って印象に残ってしまった感じです。

つまり、サイケおやじとしては、もっとベッキーには居直って欲しかったというか、そこまでやらかしたのならば、その「愛の衝動」を貫いて欲しかったんですがねぇ……。

それが騒動になって直後から、早々と決別宣言みたいなんじゃ~、反省云々という大義名分は当然立派だとしても、今日では姦通罪なんてものは無いのですから、如何にも汚れちまった自分のイメージの回復とCMスポンサーに対する違約金のあれこれを優先させた、ビジネスライクな思惑が滲んでしまっているじゃ~ないですか。

さて、そこで発作的に聴きたくなり、思わずレコード棚を探索して針を落としたのが、リンダ・ロンシュタットが1975年に放った大ヒット、本日掲載のシングル盤A面曲「悪いあなた / You'er No Good」です。

ご存じのとおり、この歌はリンダ・ロンシュタットが十八番のカバー作品で、オリジナルシンガーは誰か? サイケおやじは勉強不足ではありますが、ベティ・エヴェレットが1960年代前半にR&Bヒットさせたバージョンが個人的に好きですし、このリンダ・ロンシュタットのカバーにおけるウエストコーストロックがど真ん中の白人ファンキーな雰囲気の良さには、何時もシビレさせられます。

あぁ~、リンダ・ロンシュタットは本当に歌が上手いですねぇ~~♪

そして、詳しくは書けませんが、歌詞の中身が如何にも愛に破れて、それでも居直るしかない女の心情というか、負け惜しみを強気に変えていこうとする健気さが感じられるので、歌手としての活動もあるベッキーには、今こそ「悪いあなた/ You'er No Good」を歌って欲しいと思うサイケおやじです。

 あなたと別れて 今は良い気分
 あなたを忘れられて 気分が良いの
 とても勉強させられたわ 傷は残ったけど
 今の私には あなたの本性が見えるのよ

 あなたは酷い男
 あなたは最低
 
 今 あなたに告げるわ
 私は私の道を行くから
 あなたのことなんて忘れるよ
 私は もう ここにいるつもりはない

まあ、こんな事を歌っていても、その歌唱からは未練や口惜しさが滲んでしまうという節回しが出来なければ、平凡な楽曲でありましょう。

そういうところが黒人ポップスの逆説的な表現のひとつであり、「悪い≒素敵」という意味合いを含んでいるとしたら、ベッキーにも堂々と歌って欲しいわけですよ。

ということで、今回の彼女の騒動に限らず、常にそ~ゆ~ものを鬼の首を取ったように報道するマスコミって、あまり尊敬しようとは思いませんねぇ~~。

なんとなく「勝てるケンカ」しかやらないという、つまりは「弱い者虐め」をやっているとしか見えないところに、マスコミの立脚証明があるとさえ思えるんですよ。

そりゃ~、ベッキーにも行儀の悪い非常識があった事は否めませんが、サイケおやじとしては、彼女がイケシャ~シャ~と愛を貫けば、マスコミだって「恥を知る」機会のひとつだった!?

今日は短慮な気分のサイケおやじであります。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今を生きてこそ

2016-01-08 16:37:46 | 歌謡曲

23才 / 風吹ジュン (テイチクユニオン)

長く生きていれば、それ相応の人物と出会うのは当然ですが、所謂「しぶとさ」が良い方向へ作用したというか、過去と現在が相反的にリンクした生き様を見せてくれる人に、サイケおやじは妙に惹かれてしまいます。

例えば、今や女優として、すっかり存在感を見せつけている風吹ジュンも全くそのひとりで、ご存じのとおり、彼女は芸能界にデビューした時から既に男好きのする佇まいとターヘ過ぎる歌唱力というセクシーアイドルの要件を全て満たしたスタアでありました。

しかし、それがある事件からスキャンダルを含む過去の諸々が暴露され、アイドル人気が急降下した時、今度は敢然と女優業へと転身し、そのなかなか気を惹く演技は上手いとか、稚拙だとかいう議論(?)を必要としないほどの説得力があったように思います。

そして結婚から離婚を経て、再び本格的に芸能活動を再開して後は、それが尚更に熟したとでも申しましょうか、最近では年齢相応の初老の女性を真っ正面から演じてイヤミがありません。

現在、爆発的な人気を集めるNHKの朝ドラ「あさが来た」に出演中の彼女に接する度に、サイケおやじはこれまでの「風吹ジュン」という人物の生き様と彼女本人の人生、そしてそういうあれこれを少しでも知っている我々のような市井のファンの関わりが、ジンワリと気持ちを高ぶらせ、同時に解してくれるのを感じてしまいます。

さて、そこで掲載したのは既に述べたとおり、アイドル人気が下降線だつた昭和50(1975)年初夏に出した、おそらくは歌手としては最後に近い頃のシングル盤で、しかも収録A面曲「23才」が公称だったとしても風吹ジュンのリアルタイムと重なっていたという企画作品!?

しかも、当然ながら、言い訳無用の上滑りした歌唱力を逆手に活かしたかのような三木たかしの作編曲は、カントリーロック系ソフトポップスの歌謡曲的展開が素晴らしく、安井かずみの綴った歌詞も同年齢の女性心理を巧みに表現していたかは確証もありませんが、ツボはきっちり押えたものと思います。

ただし、彼女もレギュラー出演していたテレビドラマ「寺内貫太郎一家2(TBS)」の挿入歌であったとはいえ、大きなヒットにならなかったのは、既に述べたとおり、歌唱力云々よりも風吹ジュンのアイドル人気が失われ、未だ女優としての立ち位置も定まっていなかったからでしょうか……。

ところが、冒頭に述べたような個人的な気分もある所為でしょう、今になって聴いてみると、これが不思議と味わい深いんですねぇ~~♪

「人に歴史あり」という格言(?)が当てはまるとは申しませんが、風吹ジュンの生き様もまた、現在のサイケおやじを勇気づけてくれます。

ということで、苦しい現状を生きているのは決して自分だけじゃ~ないっ!

それでも過去は過去、現在は現在として、如何に自分を保っていけるかが、ひとつの分岐点かもしれません。

もちろん、偉そうにそんな事を書いているサイケおやじが迷い道の真っ只中で途方に暮れているのは皆様、既にご推察のとおりです。

あぁ~~、悔しいなぁ~~~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そこにストーンズがいるかぎり

2016-01-07 15:42:15 | Rolling Stones

黒くぬれ! / The Rolling Stones (Decca / London / キングレコード)

昨日は失礼致しました。

しかし、本音は自分の肉体的衰えを昨年末頃からジワジワと感じておりまして、不整脈もあるもんですから、今んとこは癌検診にもひっかからない現状も、何時かはそんな日が……、なぁ~んて思ったりしています。

ただし、気力は衰えていませんよっ!

というか、様々な欲望が切れるどころか、逆に執着が深く、強くなっているの感じる時が度々なんですよ、恥ずかしながら。

例えば最近は、しばらく意図的に封印していたストーンズ熱が抑えきれないほどに再燃していまして、これまでに買いっぱなしになっていた公式盤やブートを開封チェックするほどに、ますます自由な時間が欲しくなるという悪循環です。

現代社会におけるボケ症状の初期段階は、これまで興味を抱いていた事象に対し、それが保てなくなる、つまりこれという理由も無いのに、急激に興味を失うという心の変化があるんだとかの報告からすれば、サイケおやじは、まだまだイケるっ!?!

だいたいストーンズの面々からして、既に老人バンドという誹りも何処吹く風ですからねぇ~~♪

ファンも負けてらんないですよっ!

ということで、掲載したのはストーンズが未だ若輩だった1966年に出した説明不要の大ヒットシングルですが、とにかくジャケ写に登場しているメンバー各々が、早世したブライアン・ジョーンズは除くとしても、ルックスイメージが今でも変容していないのは心身が充実しているからと思う他はありません。

なにしろ、今でもバリバリの現役ロッカーとして、やっている事は伝統芸能かもしれませんが、堂々のギグを繰り広げている事は、往年の馬力やスピードが失われていたとしても、称賛されて然るべきですよねぇ~♪

実はリアルタイムの1966年頃って、普通は三十路過ぎればロックは出来ないっ!

そんな常識もあったんですから、ストーンズ本人達にしたって、まさか世紀を跨いでロックし続けるなんて事は、このジャケ写を撮影した当時、誰が思っていたか?

サイケおやじは、そんな不遜をメンバーに質問してみたい気分であります。

ということで、最後になりましたが、様々な欲望がある中、サイケおやじに必須される色欲に関しても、衰える兆候がありませんので、念のため。

ただし、そんな事を改まって述べるなんてのは、実は男としての機能を失っている事実を隠蔽せんがため!?!

等々と皆様のご推察に対しましては、心ならずも証明する手段がありません。

無念なり……。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午後の異変

2016-01-06 16:57:27 | Weblog

今日は、ど~にも眼がチカチカするんで、PCやスマホの文字がはっきり見えません。

これも結局は老化現象なんでしょうねぇ……。

なんか情けないです。

本日の1枚は休載、ご理解下さい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪国ソングが似合う彼女

2016-01-05 15:34:43 | 歌謡曲

雪の中の二人 / 麻丘めぐみ (日本ビクター)

久々に非常勤仕事先の雪国にやってきたら、文字どおり「雪国」になっていました。

しかも地元の人の話では、午前中までは雪なんか無かったそうで、昼過ぎぐらいから降っては積りというのですから、安心と不安が混じってしまいましたですよ。

で、急に聴きたくなってPCに入れてあった「冬の歌」のフォルダーを開いてみたら、まさに本日ご紹介のシングル盤A面曲「雪の中の二人」がジャストミ~~~ト♪♪~♪

とにかくジャケ写に登場している麻丘めぐみの白いコートに白いセーター、そして赤い手袋というファッションにもシビレますが、千家和也が提供した歌詞の切迫した恋心に附された馬飼野康二が作編曲のメロディ&リズムのシンコペイトしたフィーリングは、なかなか強い印象を残しますねぇ~♪

というのも、これが世に出た昭和49(1974)年末は、麻丘めぐみもアイドルから一歩進んで、所謂大人の歌手への道を模索していたような気がしますから、現実と夢が入り混じった歌の世界がそのまんま逆説的なメルヘンの様相に近づいているのも、今となっては納得するしかありません。

実はリアルタイムでのサイケおやじは、この歌謡ソウルっぽい曲調が、あんまり麻丘めぐみっぽくないなぁ……、なぁ~んて思っていたんですよ。

しかし、それでも後に中古ながらレコードをゲットしたのは、結局は「女性の白いセーター姿」にフェチな本性の表れとご理解下さいませ。

でも、現実にこ~ゆ~人にどこかで遭遇したら、例え離れた場所からであっても、ずぅ~っと見つめていたという、自分の視姦願望に怯えてしまいます、恥ずかしながら。

ということで、とりあえず雪国滞在は今夜限り、明日には離れてしまうので、仕事が終わったら、以前に入れてもらっていたおやじバンドのメンバーと旧交をあれやこれや♪♪~♪

そんなこんなの楽しみでもなけりゃ~、ねっ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーミンはファッションも教えてくれるよ

2016-01-04 15:49:53 | Singer Song Writer

やさしさに包まれたなら c/w 魔法の鏡 / 荒井由美 (東芝)

今年の冬は本当に暖かいですねぇ~♪

ですから着るものに躊躇する皆様もいらっしゃるでしょう。

実際、今日なんかもコートなんか必要ないって所もあるはずで、このまんま春になったら後が怖いと思っているのはサイケおやじだけではないはず?

ということで、本日掲載したユーミンのシングル盤ジャケ写こそが、発売された昭和49(1974)年新春のファッションがど真ん中♪♪~♪

実際にレコードが世に出たのは確か春になっていたと思うんですが、ユーミンが撮影されたのは多分その前の冬の時期だったでしょうから、そ~ゆ~心積もりで眺めてみれば、今年の冬の装いの参考になるかもしれませんよ。

なにしろ流行は繰り返しますからねぇ~~♪

肝心の収録曲「やさしさに包まれたなら」は説明不要かとは思いますが、もちろんユーミン自作による初期の代表作のひとつで、確か当時はお菓子のCMソングだったと記憶していますが、なかなかふわふわした気持ちにさせてくれるので、サイケおやじは聴いた瞬間に好きになりましたですねぇ~♪

ところが、これまた説明不要かもしれませんが、サイケおやじが最初に私有したレコードにおける「やさしさに包まれたなら」はユーミンの傑作LP「ミスリム」だったんで、そこで聴いた印象が大きく異なっていたのには???の気分だったんですよ。

つまり、同曲はラジオ等々で流されていたCMバージョンとアルバムバージョンでは完全に別物という真相があったわけです。

まあ、このあたりはありがちな現実でしょうが、そこでもしやと思い、中古ながら掲載のシングル盤をゲットしたところ、これまた完全に別バージョンという罪作り!?

いや~、本当にマニア泣かせというか、とりあえずシングルバージョンは各種ベスト盤に収録されてはいるものの、問題のCMバージョンって、なにかパッケージ化されているんでしょうか?

もしかしたら、ファンクラブ用のアイテムとか存在していたら怖いですよ。

ちなみに、このシングル盤をゲットして、もうひとつ発見したのが、B面収録の「魔法の鏡」までもが、前述したLP「ミスリム」収録の同曲とは別バージョンという恐ろしさ!?

ただし、こちらはサイケおやじに刷り込まれた免疫が無い(?)所為か、アレンジが異なっていても、それほどの違和感はありませんが、皆様はいかがなものでしょう。

しかし、それはそれとして、思えばユーミンほどファッションに敏感な歌手が長いキャリアを有していると、残されたレコードジャケット各々にもリアルタイムの流行が反映されているのは当然ですよねぇ~~♪

今や老人から少年少女まで、共通の話題に出来るユーミンであれば、その服装センスもまた老若男女の拠り所になりうると思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あこがれの御意見無用

2016-01-03 16:42:05 | 日本のロック

御意見無用(いいじゃないか)/ モップス (東芝)

例によって独断と偏見に満ちたサイケおやじが選ぶ「日本のロック・ベスト100」には、必ずや上位に入れるのが、昭和46(1971)年にモップスが出したシングル盤A面曲「御意見無用(いいじゃないか)」です。

なにしろパワー満点のドラムスにヘヴィなギターリフという、所謂ブリティッシュロックどっぷりのイントロに導かれ、ボーカルのグイノリとバンド演奏の迫力の疾走感は、もちろん英語詞がメインではありますが、キメになっているのが「いいじゃ~ないかっ! いいじゃ~ないっ!」という日本語!

それが全く違和感無く、ストレートにロックしているところへ、フェードアウト&インで炸裂する日本的和太鼓のリズム&ビート!

もう、ここまでやってしまうモップスの開き直りといってはミもフタもないかもしれませんが、しかし実に痛快ですよっ!

ちなみにサイケおやじが、この「御意見無用(いいじゃないか)」に邂逅したのは同年の日活お正月映画「野良猫ロック・集団暴走 '71」の本篇劇中であり、その物語展開とは無関係に唐突なモップスの登場と演奏シーンが如何にも当時のヒッピー文化というか、昭和元禄爛熟期にはジャストミートのインパクトでしたねぇ~~♪

また、その頃からラジオの深夜放送ではオンエア率も高まり、テレビでも「ヤング720」に出演のモップスが、朝っぱら「いいじゃ~ないかっ! いいじゃ~ないかっ!」とシャウト&ロックする雄姿は、未だ十代だったサイケおやじを鼓舞してくれましたですよ♪♪~♪

ですから、ほどなくレコードを入手し、学内同好会のバンド組でやりたいと画策したのも当然が必然であり、ついに最上級生になった時にはバンド組の生え抜きとして強権発動したわけですが、なんとっ!

その時にボーカルを任していた新入生から、「カッコワリィ~ですよ」と強烈な反発があって、全く立場を失ったサイケおやじの苦渋をお察し願いとうございます。

だって鈴木ヒロミツのボーカルはド迫力だし、星勝のギターのロック性感度の高さは抜群! そしてドラムスやベースにしても、その録音も含めて、全くハードロックが直球のストライクだというのにっ!?

しかし、件のボーカル新入生の言う事も確かに分かるんですよ……。

それは前述した「和太鼓」の部分に「阿波踊り」系のリズムが用いられているからで、そういうところに「日本のロック」を恣意的に表現しようとする、あざとさがダサイって事でしょう。

でもねぇ~~、似た様な事は、はっぴいえんどやフラワー・トラベリン・バンドが同時期に作っていたレコードにも散見されるわけで、彼等の音源が現代でも高く評価される現実に鑑みて、モップスの蔑まれかたは、ど~にも納得出来ないサイケおやじです。

そのあたりはモップス本人達だって百も承知だったんでしょうか。実は「御意見無用(いいじゃないか)」には後に日本語メインの別バージョンが作られ、今ではベスト盤等々にはそれが収録されることも多いというほど、なかなか素晴らしい仕上がりになっています。

つまり作詞:鈴木ヒロミツ&作曲:星勝が狙っていたのは、それまでのGSから進化したサウンド全体の本格的ロック志向だったように思いますし、商業的には売れたとは言い難い「御意見無用(いいじゃないか)」が今も強烈な破壊力を失っていないのは、その所為じゃ~ないでしょうか。

ということで、今年の抱負はスバリっ!

「御意見無用」といきたいサイケおやじではありますが、表面的には「いいじゃないか」とダブルミーニングの融通も利かせていかなきゃ~ならない、そんな気分にはモップスの同曲が効くんじゃないかと自分に言い聞かせているのでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年早々、惰眠の快楽

2016-01-02 17:39:13 | Weblog

家に居場所かなく、久々に映画館へ行ったら……。

たったさっきまで、寝てしまいました。

あぁ……、危うく大切な約束をすっぽかところでしたよ、冷や汗たっぷり。

ということで、急がないとダメなんで、本日はこれで失礼させていただきます。

トホホ……。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする