「楽石」さんへ
「南京論争」?についてのご指摘、ありがとうございました。入院中のため、すぐに返事が出来なかったことをお詫びします。
◆1 論点が深まっていないことについて
いま「笠原十九司」さんの新刊図書「南京事件論争史」(平凡社新書)を読みつつあります。そのP244~P266にかけて「南京大虐殺否定派のトリック」という箇所があり、「保守系」氏が多く持ち出す「東中野修道」氏らの手口がいくつか紹介されています。ここを読んでいると両者の論点が深まるようすがないことがはっきりします。
詳細についてはこれまでにあなたや「文科系」さん・「千里眼」さんなどが批判してきたこととぴたり一致します。“噛み合わない”のでなく“噛み合わせようとしない”といったほうが正しいかと思います。
どちらかが引かない限り無駄でしょう。私ももともと彼に妥協しようとは思っていません。そんな歴史を改竄するような真似などしたくありません。
◆2 外務省のホームページについて
上記、笠原さんの本のP13にも3項目にわたってその文が紹介されています。私も直接外務省のホームページを見てはいませんが、他のところで見たものを紹介したまでです。
◆3「サンフランシスコ条約」での“事件を受け入れたのは「裁判」か、「判決」か”について
以前にも紹介した「白砂青松」氏のブログでもこれを取り上げています。ここでは否定派の「渡部昇一」氏を批判して、両者を対立的に捉えるのではなく統一的に捉えるよう主張されているように思います。すごく長い文ですが、ご希望があれば投稿してもよいかと思っています。
たしか「judgment」をどう解釈するかという点に焦点が合わせられていたかと思います。
ところで、ここでは「渡部昇一」氏と「保守系」氏の解釈が180度違っています。同じ否定派でも受け止め方があべこべとというのが面白いです。但し、対立的に捉えているというところは同じです。
◆4「保守系」氏のコメントについて
笠原さんも指摘していますが、例によって、【すり替える・思い込み・蒸し返し・都合の悪いところは隠す】などなどのオンパレードになっています。否定派の特徴が見事に出ています。
すべて、これまでに論破された内容になっているので、いちいち返答しません。
2つだけ例を挙げましょう。
ひとつはインドネシア問題というか「南方作戦」問題です。アジアの解放では全くないにもかかわらず、相変わらず「正義の戦争」などと言っています。しかも、これまでの批判に一言も返答ができないにもかかわらずです。
「日中戦争」を「シナ事変」と呼べなどと言っていますすが、これもすでに歴史的には決着がついている問題です。後ろめたいことがあるために「宣戦布告」が出来なかったことを当時の指導層の上層部が白状しています。
「南京論争」?についてのご指摘、ありがとうございました。入院中のため、すぐに返事が出来なかったことをお詫びします。
◆1 論点が深まっていないことについて
いま「笠原十九司」さんの新刊図書「南京事件論争史」(平凡社新書)を読みつつあります。そのP244~P266にかけて「南京大虐殺否定派のトリック」という箇所があり、「保守系」氏が多く持ち出す「東中野修道」氏らの手口がいくつか紹介されています。ここを読んでいると両者の論点が深まるようすがないことがはっきりします。
詳細についてはこれまでにあなたや「文科系」さん・「千里眼」さんなどが批判してきたこととぴたり一致します。“噛み合わない”のでなく“噛み合わせようとしない”といったほうが正しいかと思います。
どちらかが引かない限り無駄でしょう。私ももともと彼に妥協しようとは思っていません。そんな歴史を改竄するような真似などしたくありません。
◆2 外務省のホームページについて
上記、笠原さんの本のP13にも3項目にわたってその文が紹介されています。私も直接外務省のホームページを見てはいませんが、他のところで見たものを紹介したまでです。
◆3「サンフランシスコ条約」での“事件を受け入れたのは「裁判」か、「判決」か”について
以前にも紹介した「白砂青松」氏のブログでもこれを取り上げています。ここでは否定派の「渡部昇一」氏を批判して、両者を対立的に捉えるのではなく統一的に捉えるよう主張されているように思います。すごく長い文ですが、ご希望があれば投稿してもよいかと思っています。
たしか「judgment」をどう解釈するかという点に焦点が合わせられていたかと思います。
ところで、ここでは「渡部昇一」氏と「保守系」氏の解釈が180度違っています。同じ否定派でも受け止め方があべこべとというのが面白いです。但し、対立的に捉えているというところは同じです。
◆4「保守系」氏のコメントについて
笠原さんも指摘していますが、例によって、【すり替える・思い込み・蒸し返し・都合の悪いところは隠す】などなどのオンパレードになっています。否定派の特徴が見事に出ています。
すべて、これまでに論破された内容になっているので、いちいち返答しません。
2つだけ例を挙げましょう。
ひとつはインドネシア問題というか「南方作戦」問題です。アジアの解放では全くないにもかかわらず、相変わらず「正義の戦争」などと言っています。しかも、これまでの批判に一言も返答ができないにもかかわらずです。
「日中戦争」を「シナ事変」と呼べなどと言っていますすが、これもすでに歴史的には決着がついている問題です。後ろめたいことがあるために「宣戦布告」が出来なかったことを当時の指導層の上層部が白状しています。