国家の家計は大赤字。経費節減と増税。これしか策はない。
国民にどうこの苦い薬を飲ませるのか?
小泉さんは稀代の詐欺師として、この難問に見事、道筋をつけた。
「改革」という切り札。
社会保障費を切り詰め、少しづつ、首をしめてゆく。
もう我慢できないという声を待って、
福祉のために増税という。
この手、これまでも何回か自民党がとってきた手。
でも、「大変、大変、改革、改革」という
大合唱に、みな、走ってしまった。
これって、振り込め詐欺ににていませんか?
「あなたの息子さんが金を使い込んだ。
いまなら、まだ大丈夫。至急、200万を。」
余裕なくお金を振り込む人がいても、おかしくない。
私も振り込んでしまうでしょう。
でも?、と、考える余裕がない。
しかし冷静になったら、分かることでも、追い込まれたら
謝った判断をしてしまう。
政治の世界も同じ。
とくに小泉さんのような才能のまえには。
さて、いかに慌てていても、息子が犯罪を犯したのなら
面前で、善悪を教えるのが親の仕事。
それを確認もせずに、犯罪の隠蔽工作に加担するような行動に
出てしまうのは、なぜでしょうか?
わが子さえよければ・・・という親のエゴではないでしょうか?
(これは「ついていったら、だまされる」の著者が指摘しています。
私も、これを読んで目からウロコでした。)
振り込め詐欺がこれだけ急増しているのは
騙される側にも、問題というか、弱点があるためでは?
小泉さんに騙されたのも、国民が大赤字に対処する際に
自分の既得権益(社会保障もふくめて)を守りたいという
エゴがあったためではないでしょうか?
そういう意味では小泉さんは狡猾な政治家。
私達は小泉さんを支えた道化かも。
これって衆愚政治かな? 保守系さん。
どうしたら良いのか?
皆、最初は、「それってホント?」と疑問を持つ。
しかし、この疑問は簡単には解けない。
改革をどうしたらいいのか?
トータルに考え、根本的な解決策をさぐるには忍耐が必要。
そのうちに考えるのが面倒くさくなって・・・
ついつい声の大きい意見を受け入れていく。
「あれが悪い」といわれると、そう考えてしまう。
こうした傾向を助長しているものに日本の学校教育があるという。
(これも先ほどの本の指摘)
学校では、まず、考え方などを教え込む。
疑問を持たずに覚えることが最優先です。
疑問を持った子供は、ついていくのが難しくなって落第。
たしかに教育では教え込む必要があります。
しかし、一方で、疑問を持って自分で考えるという
忍耐づよい思考方法を身につける必要もあるようです。
これは、ある人が言ったコトバを思い出させます。
フランス文学者の渡辺一夫さん。
「平和はつらいものだが、それに耐えねばならない」

平和は忍耐強い疑問を持つ精神が守るもののようです。
私には自信がありません。正直に言って。
落石
国民にどうこの苦い薬を飲ませるのか?
小泉さんは稀代の詐欺師として、この難問に見事、道筋をつけた。
「改革」という切り札。
社会保障費を切り詰め、少しづつ、首をしめてゆく。
もう我慢できないという声を待って、
福祉のために増税という。
この手、これまでも何回か自民党がとってきた手。
でも、「大変、大変、改革、改革」という
大合唱に、みな、走ってしまった。
これって、振り込め詐欺ににていませんか?
「あなたの息子さんが金を使い込んだ。
いまなら、まだ大丈夫。至急、200万を。」
余裕なくお金を振り込む人がいても、おかしくない。
私も振り込んでしまうでしょう。
でも?、と、考える余裕がない。
しかし冷静になったら、分かることでも、追い込まれたら
謝った判断をしてしまう。
政治の世界も同じ。
とくに小泉さんのような才能のまえには。
さて、いかに慌てていても、息子が犯罪を犯したのなら
面前で、善悪を教えるのが親の仕事。
それを確認もせずに、犯罪の隠蔽工作に加担するような行動に
出てしまうのは、なぜでしょうか?
わが子さえよければ・・・という親のエゴではないでしょうか?
(これは「ついていったら、だまされる」の著者が指摘しています。
私も、これを読んで目からウロコでした。)
振り込め詐欺がこれだけ急増しているのは
騙される側にも、問題というか、弱点があるためでは?
小泉さんに騙されたのも、国民が大赤字に対処する際に
自分の既得権益(社会保障もふくめて)を守りたいという
エゴがあったためではないでしょうか?
そういう意味では小泉さんは狡猾な政治家。
私達は小泉さんを支えた道化かも。
これって衆愚政治かな? 保守系さん。
どうしたら良いのか?
皆、最初は、「それってホント?」と疑問を持つ。
しかし、この疑問は簡単には解けない。
改革をどうしたらいいのか?
トータルに考え、根本的な解決策をさぐるには忍耐が必要。
そのうちに考えるのが面倒くさくなって・・・
ついつい声の大きい意見を受け入れていく。
「あれが悪い」といわれると、そう考えてしまう。
こうした傾向を助長しているものに日本の学校教育があるという。
(これも先ほどの本の指摘)
学校では、まず、考え方などを教え込む。
疑問を持たずに覚えることが最優先です。
疑問を持った子供は、ついていくのが難しくなって落第。
たしかに教育では教え込む必要があります。
しかし、一方で、疑問を持って自分で考えるという
忍耐づよい思考方法を身につける必要もあるようです。
これは、ある人が言ったコトバを思い出させます。
フランス文学者の渡辺一夫さん。
「平和はつらいものだが、それに耐えねばならない」

平和は忍耐強い疑問を持つ精神が守るもののようです。
私には自信がありません。正直に言って。
落石