九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

この人たち!    只今

2011年05月28日 11時15分45秒 | Weblog

 生労働省から電力会社への天下りは何人か、
 という質問に抗しきれず、この5月2日になってやっと公表。
 北電から沖縄電までその数68人。
 詳細は、「経産省から電力会社への再就職状況に関する調査結果について」。

 東電への経産省からの天下りは5人で、一位は東京都の9人。
 石原知事に抜擢された元副知事の青山やすし氏は現職の社外取締役。
 都は東電の大株主で株暴落により約600億円の資産減少。

  天下りは、司法・学界にも及んでいます。
 伊方原発とフクシマ原発の建設許可取り消しを求めた裁判に、
 「原発は安全」との判決を下した最高裁判事味村治氏(故人)は、東芝に天下り。〔27日「My News Japan」
三宅勝久氏報告〕 
  東芝には、東大元総長の佐々木毅氏ら20人が役員として天下っています。
    原子力推進関連企業への天下りの実態に、今後も注目していきたいと思います。


   「格納容庫が壊れるなんて、何を言ってるんですか」
  と小出さんを嘲笑したあの東大の先生は、間もなく定年、その行き先は?

 

 

 

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

事故直後に示された、最悪の欠落点   文科系

2011年05月28日 11時15分45秒 | 国内政治・経済・社会問題

 東電の原発事故処理で、「一体、近隣住民のことをどう考えているのだ?!」と、腹が立ってばかり。その気持ちを最も代弁してくれる投稿を見つけました。それも事故直後の数日間について、当事者が書いたものと文面が示しているようです。これもアシュラ掲示板から取りました。

【 海水注入だが、東電が「1.3号機の廃炉可能性の示唆」は3月14日のことだった。1号機の水素爆発が12日午後3時36分。3号機は14日午前11時01分。海水注入が(試験的に)開始されたのが12日午後7時04分。菅首相が「海水なんて入れたら再臨界を起こすぞ。直ちに中断せよ!」と怒鳴ったとされるのが7時25分。斑目委員長が「中断!」と怒鳴るように画策していたのはこの頃だ。つまりこの時点でまだ原子力安全保安院は原子炉存続に未練たっぷりだったわけだ。住民の健康・作業員の安全・命よりも金のかかった金の卵のほうがよっぽど大事だったのだな。「やはり断念せざるを得ないか・・・」となったのがようやく14日、というわけだ。(福島民報3月15日付の朝刊に、大きな見出しで『1.3号機、廃炉か』と)

1号機は3月12日未明(午前3時頃か?)に炉心溶融が始まり、同日午前9時にはメルトダウン。つまり燃料棒が全露出。しかも圧力容器の底に解けてたまっていた!これが「地震直後18時間でメルトダウン」ということなのだ。このとき炉心の温度300度。それで底に3センチの穴が開き、50時間後には穴は7センチに拡大し、冷却水漏れが加速した、ということだ。

101時間後、即ち3月15日午後8時には2号機もメルトダウン。12日から15日までの短期間になんと恐ろしいことがいともあっけなく起こってしまった。世界史未曾有の大原発事故がたった4日間で完了したのだ。

問題は2点ある。このあっという間の時間に、どの部署がどんな不始末をしでかしたのか。どこの指示部隊が何故このような取り返しのつかないミスを犯してしまったのか。泣く子も黙るIAEA(正体はアハハ・・・だが)様に嘘の報告はできない、とやらでこの間の真実はもうすぐ伯仲に晒される(?)。

もうひとつは、これが実は一番気がかりなことなのだが、原発被災者の一人として、地震発生当日および炉心溶融が始まり完了したその翌朝の、東電のそして地方自治体の住民に出された指示は、果たして適切なものだったかということ。

また改めて問題提示したいが(今回はここまで来るのに長くかかってしまったので)3月11日、巨大地震の後、まず津波警戒報が出た。これは正しい。わざわざ海岸近辺に近づくものはいなかった。海岸近辺の住民には避難指示が出たから(高台やかねてからの避難場所)これも正しかった。私の町の津波による死亡者はほんの数名である。夕方になって有線放送で「町民は屋内退避してください」と町内の空に流れた。「窓はきっちりと締め切って」とも。しかし「放射能漏れ」の放の一言もなかった。福島第一原発が・・・ともなかった。町民は何も知らされずただ「屋内退避を」というものだった。だもの町民は外をウロウロしていたさ。車と家を行き来して車に荷物を積んだり。家の中は地震でぐちゃぐちゃ。家が半壊した人もいる。人々は少しでも余震から逃れようと毛布・食糧・ラジオ(ある人は)・懐中電灯・・・などを車に積み込んでその日のうちに逃げる人は逃げた。震度5級の余震が5分ごとに襲ってくるので家の中にい続けることはかなりの恐怖だった。そうやって眠りにもつかず(誰があんな余震の真っ只中眠ったりできるものか)恐ろしい一夜を明かした。ほとんどの人々は多分車の中で。

翌朝、「屋内に退避してください」が再び流れた。それで多くの人は家の中にぶるぶる震えて閉じこもっていたから、7時ごろパトカーが、警官は防護マスクを付けて、町内を触れ回ったのを気づかない人がたくさんいた。「直ちに西に逃げてください」という恐ろしい叫びである。出遅れた人々は避難先の川内村まで倍以上の時間がかかった。交通渋滞で。のろのろになるたび人々は外に出たりした。コンビニで食糧・電池・飲料水を買ったり、ガソリンスタンドに並んだり。

そうそう、川内村の避難所にお昼頃ひょっこり町会議員の一人が顔を見せて「原発は心配ありませんから安心してください」とニコニコ顔で(町民を安心させようとして)陣地見舞いしていたが、あれは一体なんだったのか?

つまり私は、この大事な短時間のうちに、どのくらい町の人々は放射能を浴びてしまったのか、ということを問いたいのだ。それと(明日まさか恐ろしい発表があったりはしまいな、と願うばかりだが)、ヨウ素とセシウム以外の放射能は飛散しなかったのだな、と確認したい。3月12日3時36分の1号機の水素爆発の前にはどんな放射能も大気中に放出されなかったのだな、と確認したい。】

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「燃料塊は格納容器の外」と、小出氏   文科系

2011年05月28日 00時59分56秒 | 国内政治・経済・社会問題

 「燃料塊は格納容器の外」と、小出氏   文科系 

27日に小出裕章氏の講演がありました。その内容要約を報告します。例によってアシュラ掲示盤から取りました。1号機が標記のようになっている可能性が高いということです。小出氏はこういう表現を使っています。

『現状では燃料が格納容器を溶かして地下にめりこんでいっている』

 2号機は圧力抑制室が壊れているのだし、1~3号機とも炉心に水はないようです。水をかけ続けなければならないが、その水がだだ漏れ。1号機などは水棺にしようとしてどんどん水を流し込んだのに空っぽとは! 全部漏れて、海へ流れ込むままだったのでしょうが、冷やすためにはそれしか仕方なかったということのようです。国が、オランダ・グリーンピースの海洋汚染度調査要請を拒否したり、外国から寄付された何万台というガイガーカウンターの行方が分からなくなっている原因も、どうやらこの辺りにありそう。

5月27日 とてつもなく困難な状況 小出裕章 (FM797)
投稿日: 2011年5月27日 作成者: 管理人

2011年5月27日(金)夜、FM79.7京都三条ラジオカフェ(環境市民、NPO京都コミュニティ放送)の原発災害特別番組に小出裕章氏が電話出演されました。

・(メルトダウンとは何かについて再度説明を)原子炉には三種類ある。ひとつは燃料のウランが存在する炉心。それを入れている巨大で頑丈な圧力鍋のような圧力容器。更にその外には放射能を閉じ込める最後の砦である原子炉格納容器。メルトダウンとは、ウランの燃料が溶けて(メルト)下に向けて落下する(ダウン)ことを示す。ウランが溶けるということは2800度を超えて熱くなっているということで、放射能が大量に出る。それが起きたと東電が発表するようになった。

・(1号機ではウランが格納容器の外にまで落ちているということでいいか?)最後の防壁である格納容器が既に壊れて放射能が外に出ている可能性が高い。

・(放射能が外にもろに出てしまっている?)外に出る出方もいろいろある。最も恐れていたのは爆発的な現象により大気中に放射性物質がばらまかれること。現状では燃料が格納容器を溶かして地下にめりこんでいっている。つまり最も恐れていた事態とは少し違う形で環境に漏れている。今後長期間に渡ってそれが続くということ。

・(出されている情報が正しいかどうか分からない状態で先生に説明をお願いするのは申し訳ない面もあるが、頑張っていきたい)私も分かる範囲で答える。

・(2と3号機のメルトダウンは1号機とは違う?)分からない。1も2も3も炉心の半分まで水があると東電はつい最近まで言っていた。1号機は炉心の水位計を調整した結果、水がないことが分かった。2号機と3号機も水位計を調整すればこれも水がないということが判明するだろうと東電は言っている。本当かどうか分からないが。分からないということは、状況が困難ということを示している。

・(3号機は汚染水が漏れていることが判明したため、移送もしないとなっているが?)原子炉内は限られた空間であり、あふれた水の一部は海に漏れているだろう。早急になんとかしないといけないが二ヶ月間手をこまねいて見ているだけという状態。

・(冷却水の循環の仕組みは無理?)構築すべきと思ってきたが、すでに1号機では炉心が溶けていて、格納容器にも穴があいていれば循環式の仕組みはできない。

・(2号機と3号機は?)1号機と同じことである可能性はある。が、循環式の回路をつくる努力は続けるべきと思う。破局を避けるためには冷やすことが大切。続けるしかない。

・( 出てきている数字、放射性物質から、2と3号機に破損があるかどうかは分かる?)それは分かる。必ず破損している。2号機は圧力抑制室(サプレッションチェンバー)で爆発があり穴があいている。3号機も圧力が上がらないことから穴が開いていることは明らか。

・(もし穴があいていないとしても、2号機3号機も1号機と同じことになる可能性がある?)ある。格納容器の下の地面にめりこんでいくならまだいい。格納容器自体が破損して空気中に放射能が撒き散らされることは避けないといけない。とにかく炉心を溶かさない努力が重要。

・(冷やす作業を続けるためには汚染水を処理しないといけない?)そうだが、冷やすために水を入れるほど汚染水が増えるという悪循環。とてつもなく困難な状況 】

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする