柴﨑岳の1部チーム行く先が、ついに決まった。前所属テネリフェが1部昇格プレーオフ決勝を戦って敗れた相手、ヘタフェに行くことになった。3対2で生死をかけた激闘に生き残ったばかりのチームだからこそ、相手チームのエース柴﨑の実力が分かり、良い条件を出したということだろう。その契約年数も4年とあって、期待の大きさが分かる。
柴﨑の青森山田高校時代の名監督は、この移籍の感想をこう語っていた。
「あれだけの天才肌選手はなかなかいない。出来るだけ早く世界最高レベルで戦って欲しかったし、そこからすぐに日本代表に戻って欲しい。あーいう天才肌こそ、今の代表に必要と思う」
日本スポーツマスコミが、プレーするチームも決まっていないような若手ばかりをもてはやしてきたのはなぜなのか。何か作為的意図があってのこととさえ、僕は推察してきた。森本、宮市そして久保建英。逆に、若い頃はダメだった選手の方がサッカーでは大成すると言えるほどなのである。中村俊輔、中村憲剛、本田圭佑、長友佑都、そして僕が大贔屓の岡崎慎司とライオネル・メッシ。高校高学年代になるまでは年代代表の身体がないと言われた選手たちばかりである。大人の身体になるのが遅ければ遅いほど技術を高く延ばせる期間が長くなって、筋力などは高校時代以降でもいくらでも付いてくるものだという、そんな身体発達生理学原理を踏まえていると言って良い選手たちである。
この柴﨑は今評判の大迫と同様に、高校時代に名が轟いて、鹿島に入って1年目にレギュラーになったというコースも同じ。
柴﨑岳。代表に定着させれば、日本をしょって立つ選手になるだろう。とにかく視野が広いから、プレーに幅が生まれる選手なのだ。自ボールにアタックしてくる選手をいち早く全て見えているような、のらりくらりのボールキープ。危険を察知した走りや、遠くからでも相手の穴が見えて、それを踏まえた凄まじいパス力。テネリフェの監督はこれが全て見えていて、柴﨑をこう評したのである。
「攻撃の最後に力を発揮する、ラストパスをこそ期待できる名手である」
柴﨑の青森山田高校時代の名監督は、この移籍の感想をこう語っていた。
「あれだけの天才肌選手はなかなかいない。出来るだけ早く世界最高レベルで戦って欲しかったし、そこからすぐに日本代表に戻って欲しい。あーいう天才肌こそ、今の代表に必要と思う」
日本スポーツマスコミが、プレーするチームも決まっていないような若手ばかりをもてはやしてきたのはなぜなのか。何か作為的意図があってのこととさえ、僕は推察してきた。森本、宮市そして久保建英。逆に、若い頃はダメだった選手の方がサッカーでは大成すると言えるほどなのである。中村俊輔、中村憲剛、本田圭佑、長友佑都、そして僕が大贔屓の岡崎慎司とライオネル・メッシ。高校高学年代になるまでは年代代表の身体がないと言われた選手たちばかりである。大人の身体になるのが遅ければ遅いほど技術を高く延ばせる期間が長くなって、筋力などは高校時代以降でもいくらでも付いてくるものだという、そんな身体発達生理学原理を踏まえていると言って良い選手たちである。
この柴﨑は今評判の大迫と同様に、高校時代に名が轟いて、鹿島に入って1年目にレギュラーになったというコースも同じ。
柴﨑岳。代表に定着させれば、日本をしょって立つ選手になるだろう。とにかく視野が広いから、プレーに幅が生まれる選手なのだ。自ボールにアタックしてくる選手をいち早く全て見えているような、のらりくらりのボールキープ。危険を察知した走りや、遠くからでも相手の穴が見えて、それを踏まえた凄まじいパス力。テネリフェの監督はこれが全て見えていて、柴﨑をこう評したのである。
「攻撃の最後に力を発揮する、ラストパスをこそ期待できる名手である」