去年名古屋などを蹴落としてぎりぎり一部に残った磐田が、標記の動向を示している。その闘い方等の変化、進歩と、その内容とが極めて興味深い。ちょうど、近年の王者浦和の凋落と対照的であるような。失点を急に減らしたと、急に増えたとの違いとして。強豪相手の五連勝で現在7位まで上がってきた弱小・磐田に、何が起こったのか? 僕が読んで面白いと思ったサイト記事を要約してみる。
①総得失点差プラス10。14節から17節まで5連勝というチーム現状を表す数字だろう。この間、ガンバ、浦和、FC東京も相手だったのである。1点差勝利、同点ゲームも増えている。一昨年のイングランドレスターなど、弱小チームが急に伸びる時の特徴ばかりが目立つのである。
②勝利の原動力である守備力向上では、こんな特徴が出ている。3バックだが、守備時の敵ボールサイドでは、「敵ボールへ出来るだけ詰めるアプローチ・アタック。逆サイドは中に詰める」を徹底している。
③名波監督はチーム現状について、何よりもこう語る。
「13~4人しか使える選手がいなかったが20人ほど使えるようになった」
中村俊輔につき合って、居残り練習をする若手が急に増えたらしい。上手くなってゲームに出られる練習なら、誰でも参加するよな!
④外人をなるべく使わず、若手の気づきを待つ監督の態度も解説されていたが、なるほどと思った。この監督には「早く教えすぎない。そんなのはどうせ理解できない」という我慢があるようだ。俊輔とともに「聞いてきたら、やっと教える」で一致しているようだ。
21世紀への移り目のころの磐田は、多分Jリーグ史上の最強チーム。このチームの真ん中にいて皆から一目置かれていたのが、今の名波監督。この調子では、もっともっと成長して、日本サッカー向上に大仕事をしてくれそうで、目が離せない。スペインはアトレッティのシメオネのように、チームも彼も、大きく育て! そういうチームが現れないリーグは、面白くない。柏、セレッソの大躍進も、他方で、広島と浦和の凋落も、見事な眺めである!
①総得失点差プラス10。14節から17節まで5連勝というチーム現状を表す数字だろう。この間、ガンバ、浦和、FC東京も相手だったのである。1点差勝利、同点ゲームも増えている。一昨年のイングランドレスターなど、弱小チームが急に伸びる時の特徴ばかりが目立つのである。
②勝利の原動力である守備力向上では、こんな特徴が出ている。3バックだが、守備時の敵ボールサイドでは、「敵ボールへ出来るだけ詰めるアプローチ・アタック。逆サイドは中に詰める」を徹底している。
③名波監督はチーム現状について、何よりもこう語る。
「13~4人しか使える選手がいなかったが20人ほど使えるようになった」
中村俊輔につき合って、居残り練習をする若手が急に増えたらしい。上手くなってゲームに出られる練習なら、誰でも参加するよな!
④外人をなるべく使わず、若手の気づきを待つ監督の態度も解説されていたが、なるほどと思った。この監督には「早く教えすぎない。そんなのはどうせ理解できない」という我慢があるようだ。俊輔とともに「聞いてきたら、やっと教える」で一致しているようだ。
21世紀への移り目のころの磐田は、多分Jリーグ史上の最強チーム。このチームの真ん中にいて皆から一目置かれていたのが、今の名波監督。この調子では、もっともっと成長して、日本サッカー向上に大仕事をしてくれそうで、目が離せない。スペインはアトレッティのシメオネのように、チームも彼も、大きく育て! そういうチームが現れないリーグは、面白くない。柏、セレッソの大躍進も、他方で、広島と浦和の凋落も、見事な眺めである!