九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

W杯日本出場が、六連続で途切れるのか!  文科系

2021年10月08日 05時40分28秒 | スポーツ

 昨夜、W杯アジア最終予選三戦目にして(一勝)二敗目、得失点差マイナス2。02年の日韓大会以来こんな弱い代表は観たことが無い。こういう日本に対して二強が強すぎ、昨夜の相手サウジは三連勝、オーストラリアも三対一勝利で三連勝だ。勝ち点にすると日本三に対して、この二チームは九である。どうしてこんな事になったのか。今日のゲームでもとにかくここが悪い。

 何よりも、世界最新にして強力な点取り法、「前方からの組織的プレスボール奪取で、ショート・カウンター得点」ができていない。Jリーグでも川崎や横浜、鳥栖など今強いチームは皆取り入れて得意な点取り方なのだが、これができない。それどころか、この点取り法の前提になる組織的プレス指導も甘かったと僕は観てきた。このサウジ戦こそプレスはちょっと前進したが、ボールを奪取してもその直後の組織的繋ぎが甘い。プレスを掛ける時の選手らの立ち位置、次への準備などが甘いということだ。この原因は監督にある。この点取り法を生み出し世界に広めたドイツで戦っている選手が多い日本なのに、監督の森保がちょっと古いとしか思えないのである。彼が監督実績を上げた広島時代は2015年までのことだから、この点取り法が最もうまくてJ史上最強チームと言われている今の川崎が連勝し始める前のことなのである。

 対するにサウジはこの得点法ができていた。日本から挙げた一得点も、ゲーム開始直後からの執拗なプレスをかけ続けたその果てに、柴崎の(バック)パスミスを誘ったところからのもの。プレスの掛け手とバックパスを狙った抜け出し手ら、組織的に前に詰めていなければ出てこない得点なのである。サウジの監督がフランス人で、フランスは前ロシア大会の優勝チームだから、そんな指導力も十分ということだろう。
 他方、日本選手の方は、史上最強と言えるロシア大会メンバーに、富安、遠藤、守田らが上積みされているし、リバプールでクロップの指導を受けている南野もいるのだ。監督が悪いこと瞭然ではないか。森保を監督に選んだ協会も、六大会連続出場に悪慣れして、世界の趨勢を観るのに甘かったと言えないか。「今やW杯本大会ベスト8を狙う国」になったはずのわが協会がこの監督を選んだというのは、その監督選定基準、鑑識眼そのものを疑うことになる。

 さて、拙いことに次の相手はオーストラリアだ。ここの前の代表監督がポステコグルー。横浜に「走り続けて、組織的前プレスから得点」法を仕込んで川崎と渡り合えるチームを作り上げた実績を買われてサッカー老舗の一つスコットランドへと出世していったあの名監督である。そういう戦い方もできるはずのこのチームにも今の日本が負ける公算は大きく、そうなれば監督交代しかなくなる。オーストラリアは昨夜、日本が0対1で敗れたオマーンに3対1で勝っているのだ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする