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対豪戦、森保に勝つ指導ができるか?  文科系

2021年10月11日 00時24分41秒 | スポーツ

 フットボールチャンネルの記事に、こんな絶好の反省が載っていた。代表ボランチの元川崎、守田選手の分析である。今は、ポルトガルの強豪に在籍している。以下に書くのは、当ブログ8日の拙エントリー内容を前提としたものだ。その上で、代表ボランチ守田の以下の提言をクローズアップさせてみたい。

『「まず『立ち位置』かなと思います。それだけじゃないんですけど、見ていなくてもここに人がいるような状況だとか、『ここに人がいてくれるから、こうなるよね』という、ちょっとした論理的な部分が、今は少し欠けてしまっているというか」
 これを守田なりの視点でもう少し噛み砕くと、次のような考え方になる。
「選手各々の特徴もあるので、その特徴を生かしてあげるようなポジショニングやサポートの仕方はある。例えばサイドの選手が(ライン側に張って)幅を取れていないとか、中に入りすぎていて、それによって空けたスペースを誰も有効に使えていないとか、そういうのはまだ少しあるかなと。それさえよくなれば、もっともっと厚みのある攻撃とか、(ボールを)失った後もいい距離で守備ができると思います」』

 この守田の分析、「まず立ち位置」は、8日の当ブログ拙エントリーのこの主要部分と一致する。
『何よりも、世界最新にして強力な点取り法、「前方からの組織的プレスボール奪取で、ショート・カウンター得点」ができていない。Jリーグでも川崎や横浜、鳥栖など今強いチームは皆取り入れて得意な点取り方なのだが、これができない。それどころか、この点取り法の前提になる組織的プレス指導も甘かったと僕は観てきた。このサウジ戦こそプレスはちょっと前進したが、ボールを奪取した直後の組織的繋ぎが甘い。プレスを掛ける時の選手らの立ち位置、次への準備などが甘いということだ。こういう組織作り欠陥の原因は監督にある。』

 守田は攻守にわたる(論理的な)立ち位置を味方選手の特長を活かしあうように取って、スペースを作りあるいは活用しあうことを提言している。彼は一例、敵陣に攻撃に入ったときサイドに張っている身方選手がいれば敵DF陣は横に広がって中に点取りスペースが多くなることも強調しているわけだが、これはサッカー点取り法の論理、セオリー中のセオリーの一つだ。

 ちなみに、この立ち位置、いわゆるポジショナルプレーを指導するなら森保よりもコーチの横内昭展氏の敏腕こそ証明済みなのである。U24のトゥーロン国際大会決勝までメキシコ、イングランドなどを破り、ブラジル相手の決勝戦では同点、PK戦となった、その監督実績があるお人だ。

 森保は謙虚になって、横内コーチの分析を組織指導中心にとことん聞き出すが良い。場合によってはプライドを捨てて、彼に指導させると言うほどに。でないと、次の豪州戦は、サウジ戦より惨めなことになるのが目に見えていると言いたい。

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