石坂さんは、1956年生まれ、手塚治に師事し「I'm home」や「正しい戦争」などの漫画や「赤ちゃんが来た」慰安婦問題の「私は恥ずかしい」などの著作・活動で知られ、テレビでも活躍。
さて今回の講演から・・・
怖い話し・・・つい最近戦争中の出来事をテーマに若者向きの漫画を描いていた。
朝鮮の女性が従軍慰安婦にさせられていく過程を描く必要があり史実に従って日本軍軍人に乱暴される場面を描き込んだ。
出版社の編集者がソレについて相談があるという。
聞いてみると「その場面の日本軍軍人を民間人に描き直して欲しい。」と言う。今までそんな事は一言もいったことの無い編集者なので、どうしてなのか?と聞いてみると。
「最近こうした事に敏感な勢力があって色々抗議してくる。」と言う。 「それは出来ない。出版を取りやめる。か このまま訂正しないかどちらかにして欲い。」と伝えた。結果としては、訂正無しで出版できたが、こんな所まで言論・出版会はおかしくなっていてとても怖い時代に差し掛かっていると痛感している。
おかしい話・・太平洋戦争末期の話ですが、聴けば「ほんと?」と思われるような話しなのだが、資料もあり噴飯物の実話だ。軍部のあるセクションが考えた。戦場の夫たちは慰安婦がいて安心だが、夫を送り出した百万余の銃後の妻たちもさぞ眠られぬ夜を悶々と過ごしており間違いがあってはならぬと考えた。そこで、今で言う簡易バイブレーターを試作させ銃後の妻たちに配給しようと計画した。しかし 残念な事に空襲も始まり工場での生産の余力もなくなってこの計画は立ち消えになったそうだ。
戦争と言う物はいかに人間を動物的に単純に考えるか、冷静に考えれば馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な発想も怖ろしいほど真面目に強行するものかか゛判る一例だ。
負けることが予想される無謀な戦争への突入、竹やりで応戦し神風が吹くといった非科学的な精神論これが真面目にまかり通り、従わぬ者を非国民と弾圧したのだ。おかしいというより怖い話しである。
さて今回の講演から・・・
怖い話し・・・つい最近戦争中の出来事をテーマに若者向きの漫画を描いていた。
朝鮮の女性が従軍慰安婦にさせられていく過程を描く必要があり史実に従って日本軍軍人に乱暴される場面を描き込んだ。
出版社の編集者がソレについて相談があるという。
聞いてみると「その場面の日本軍軍人を民間人に描き直して欲しい。」と言う。今までそんな事は一言もいったことの無い編集者なので、どうしてなのか?と聞いてみると。
「最近こうした事に敏感な勢力があって色々抗議してくる。」と言う。 「それは出来ない。出版を取りやめる。か このまま訂正しないかどちらかにして欲い。」と伝えた。結果としては、訂正無しで出版できたが、こんな所まで言論・出版会はおかしくなっていてとても怖い時代に差し掛かっていると痛感している。
おかしい話・・太平洋戦争末期の話ですが、聴けば「ほんと?」と思われるような話しなのだが、資料もあり噴飯物の実話だ。軍部のあるセクションが考えた。戦場の夫たちは慰安婦がいて安心だが、夫を送り出した百万余の銃後の妻たちもさぞ眠られぬ夜を悶々と過ごしており間違いがあってはならぬと考えた。そこで、今で言う簡易バイブレーターを試作させ銃後の妻たちに配給しようと計画した。しかし 残念な事に空襲も始まり工場での生産の余力もなくなってこの計画は立ち消えになったそうだ。
戦争と言う物はいかに人間を動物的に単純に考えるか、冷静に考えれば馬鹿馬鹿しく荒唐無稽な発想も怖ろしいほど真面目に強行するものかか゛判る一例だ。
負けることが予想される無謀な戦争への突入、竹やりで応戦し神風が吹くといった非科学的な精神論これが真面目にまかり通り、従わぬ者を非国民と弾圧したのだ。おかしいというより怖い話しである。