九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

モウリーニョとグァルディオラ  文科系

2009年07月22日 15時05分53秒 | スポーツ
ストイコビッチの監督初体験が失敗に終わりそうな光景を見ながら、サッカー監督というものをいろいろ考えていた。「集団球技はある程度お金があれば、あとは監督次第」と何回かここにも書いてきた。もう少し若い頃までの野村克也や今の落合を見ても、アメリカや日本のバスケットチームなどを見ても。まして、世界でずば抜けて最も人気のあるサッカーの世界なら、なおさらである。なにしろ、老舗チームや国家代表を有名な外国人監督に委ねることなどは日常茶飯事になっているのだから。金のあるグランパスも、ちょっとはサッカー監督の大事さというものを学ぶと良いなどと思う。

サッカーでは特に誇り高いイギリス人が今、国家代表をイタリア人に任せているし、世界10強クラブにも入るであろうイングランド4強クラブの監督3人までが外国人であって、残りの1人も確かイングランドならぬスコットランド人なのである。外国人3人とはそれぞれ、スペイン、フランス、オランダ人だ。日本野球界でも外国人監督が増えているようだが、読売巨人軍がアメリカから監督を呼ぶなどということが、近く起こりうるだろうかと考えてみていただきたい。

さて、現在の世界で最も優れたサッカー監督は、5人いると思う。まず、イングランドはマンチェスターユナイテッドのファーガソンと、イングランド代表監督を務めるイタリア人のカペッロ。あまりにも功成り名遂げた感のあるファーガソンと、日本の中田英寿とも縁が深いカペッロのことは省く。
次いで、同じくイングランドのチェルシーに臨時で雇われて見事に持ち直してみせたオランダ人・ヒディング。韓国をワールドカップ4強にまで上らせたこの名監督は、ロシア代表の現役監督だったかとの二股を見事にやりおおせてしまい、世界を驚かせた。

さて、この3人に比べれば非常に若いが、既に彼らの名声に近い監督が2人いる。
1人は、イタリアはインテルミラノのモウリーニョだ。ポルトガル人の彼の名が初めて世界に知られたのは、04年にポルトガルのとあるクラブをヨーロッパチャンピオンクラブにしてしまったときのことだった。それからの実績が凄い。直後にイギリスはチェルシーの監督に転出するとすぐに何回かリーグ優勝をして見せた。これには前述のファーガソンも、アーセナルのベンゲルも本当に驚いたはずであって、彼に一目も二目も置いていることは間違いない。そのモウリーニョの現在の野心はこんなところだろう。去年の夏に就任したイタリアはインテルミラノにおいて、ヨーロッパチャンピオンクラブ杯を握ること。今年1年目にして即座にイタリアリーグ優勝を成し遂げながら、ヨーロッパチャンピオンクラブ杯は惜しくもスペインはバルセロナに取られてしまったからである。

さて、本年度彗星のように世界に出現したのがもう1人の名監督、スペインはFCバルセロナのグァルディオラである。1部リーグでは監督初年度の08~09年シーズンでスペイン杯を得て、先頃ヨーロッパチャンピオン杯をも握って見せたのである。ヨーロッパチャンオン杯決勝の相手は、誰もが連覇を予測した先述のファーガソン・マンチェスターユナイテッドであった。若干38歳、これら全てが監督初年度のことなのだから驚きのほかはない。
ちなみに、スペインの”読売巨人軍”、レアルマドリードが最近300億円を遙かに超える大型補強に打って出たのは全て、このガァルディオラ対策と言えなくもない。よほどのことをしない限りは、彼のチームを崩せないと見たはずなのだから。前にもここに書いたが「阪神タイガース子飼いの新人監督に日本1、いや世界1を取られたら、そのオフの期間には読売巨人軍が黙っているわけがない」と、そういうことなのである。しかしながら、この超大補強は実を結ぶまい。多分400億円近い金(ドイツはバイエルンミュンヘンのリベリーのマドリード移籍がまだ流動的である)を予定しながら、マドリードの大補強は失敗に終わるであろう。サッカーは組織で戦うものであって、だからこそ監督が最も大切なのだから。
さてまた、このガルディオラから、グランパスのストイコビッチが学ぶべき点があるので、ここに特記しておこう。ガルディオラは就任早々、花形幹部選手二人を切って捨ててみせた。有名なロナウジーニョと、現在チェルシーで大活躍中のデコである。さらに今年の今も、チーム内得点王(確かリーグ2位)エトーを切ることも発表してしまった。ガルディオラが既に「俺が決めた」と広言している。規律を乱すダビにいつまでも恋々としていたピクシーに見習わせたいものである。
このガルディオラ、サッカー選手としては野球のキャッチャーに似ていると思う。ボランチという、攻守双方が見える立場の名選手だった。

ジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グァルディオラ、世界のサッカー界はこれから間もなく、この二人を中心に回り始めるのではないだろうか。
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民主党の九条解釈は変わったのでしょうか?          まもる

2009年07月22日 13時11分43秒 | Weblog
★民主党が政権交代を勝ち取る可能性もあります。護憲派としては民主党の憲法認識が気になります。また来年は憲法についての国民投票の開始の年でもあります。
 民主党の安全保障・憲法解釈についてのマニフェストを検索しましたが、系統的なものは見つかりませんでした。(捜し方が悪いのか?)手元にあったのは1999年6月のものです。これを読むとそれほどの違和感はないのですが、これ以降この問題に関する党見解は変わったのでしょうかご存知の方は教えてください。
==========================

<以下1999年民主党マニフェストより>

II日本国憲法についての基本的考え方

(1)基本認識
日本国憲法は平和主義をその基本原理として採用し、他国の憲法に見られるような侵略戦争の放棄だけでなく、より踏み込んだ戦争否定の考え方を採用し、自らに制約を課している。これは第二次世界大戦の悲惨な経験を踏まえ、自衛の名のもとに侵略戦争を開始したことに対する深刻な反省に基づいたものである。民主党は今日においてもその基本精神は重要であり、維持されるべきであるとの立場に立つ。
民主党は憲法問題について議論することは重要なことであると考える。一般論として言えば憲法の文言と現実に乖離が生じた場合には、憲法解釈の安易な変更を行うのでなく必要に応じて憲法改正することが成熟した民主主義国家のとるべき道である。従って民主党に設置された憲法調査会や国会に設置が予定されている憲法調査会(仮称)において、安全保障問題も含め幅広く憲法論議が行われることが期待される。今回の以下に述べる結論はこのような本格的な憲法論議に先立って、現時点における民主党としての考え方をまとめたものである。

(2)憲法第9条
憲法制定以後、第9条の解釈については国会や学界における論争において様々な考え方が示された。しかし現時点において重要なことは半世紀にわたる国会の議論の結果、1.外国から違法な侵害を受けた場合の個別的自衛権の行使まで放棄したものでないこと2.現在の自衛隊が憲法違反の存在でないことの二点については、国民の大多数の間に定着した憲法認識となっているという事実である。

(3)国連軍及び集団安全保障
現時点において直ちに問題となる訳ではないが、国連憲章第42条、第43条の特別協定に基づく正式の国連軍やアジア太平洋地域における集団安全保障体制が確立した場合に日本としてどう対応すべきかの問題がある。民主党は後に述べるようにこれらを積極的に評価し、将来日本が参加すべきと考える。ただし、日本が参加する場合に、現行憲法で可能かどうかについては議論があるところであり、今後党の内外において十分検討されるべきである。

(4)多国籍軍
国連安全保障理事会の決議に基づく武力行使を伴なう多国籍軍について、1.憲法前文の国際協調主義を強調する立場、2.憲法9条に規定する国権の発動にあたらないとする考え方に基づき、積極的に参加すべきとの意見がある。
しかし1.多国籍軍はその指揮権は各国が持つことが通常であり、かつ2.参加するか否かの選択が各国に委ねられている状況において多国籍軍への参加を日本が決定することを考えると、国権の発動にあたらないとは言えない。このため民主党は後に述べるように正式の安保理決議に基づく多国籍軍が現実に果している役割について一定の評価をしつつも、日本が多国籍軍に参加し武力行使を行うことについては憲法第9条が許容していないと考える。

(5)集団的自衛権
政府は憲法第9条が認める自衛権の行使は我が国を防衛するため必要最小限の範囲にとどまるものであり集団的自衛権の行使はその範囲を超えるものであり憲法上許されないとの立場に立っている。集団的自衛権の行使とは「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力をもって阻止する権利を行使すること」と定義されるが、この権利行使(武力の行使)を解釈として認めることは重大な解釈の変更になり、また憲法第9条は侵略戦争を禁止しているに過ぎないということになりかねない。以上を踏まえ民主党は、集団的自衛権行使の是否を憲法解釈の変更により行うべきではないと考える。

(6)防衛政策の原則
戦後半世紀を経て、憲法の平和主義のもとにおける以下のような防衛政策の原則が確立されてきた。即ち、1.個別的自衛権の行使を超えた海外における武力行使は行わないこと2.専守防衛を堅持すること3.個別的自衛権行使のための必要最小限度の実力を保持すること4.集団的自衛権を行使しないこと5.核・化学・生物兵器等の大量破壊兵器を保持しないこと6.自衛権発動については三要件(急迫不正の侵害があること、他に適当な手段がないこと、必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと)に該当する場合に限られること7.徴兵制を採用しないこと8.文民統制を維持すること9.武器輸出三原則10.非核三原則などは国会審議を通じて確立した原則である。民主党はこれらの諸原則は現時点においても尊重されるべきであると考える。


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いよいよ選挙    落石

2009年07月21日 19時37分08秒 | Weblog
NHKのニュースで各党首のインタビューが
放映されていました。

麻生さん・・・背水の陣。議員総会での決意表明は
       めずらしく目が潤みかかって。
鳩山さん・・・冷静。たんたんといった感じ。
       自信に裏打ちされたものなのかしら?
太田さん・・・一番元気。選挙ならオマカセといった自信か?
志位さん・・・「建設的野党」と。
       街頭でのインタビューで、個人の顔でよかった。
       
社民党と国民新党さんは、顔から読み取れるほど、
長くは放送されていないので。
       
麻生さんの顔がよかったというのが意外でした。
              
国民の判断やいかに?







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防衛産業は武器輸出三原則撤廃に必死      ネット虫

2009年07月21日 13時24分21秒 | Weblog
★日本経団連の防衛生産委員会(委員長:佃和夫三菱重工会長)が、7月3日、年末の「防衛計画の大綱」改定に向け、戦闘機などの国際的な共同開発に参加できるよう武器輸出三原則の見直しを求める提言案をまとめました。防衛武器産業の解禁の動きが活発なようです。メールで届いた情報をお知らせします。

 提言は7月14日(火)の理事会で正式決定され、政府・与党に提出されようとしています。武器輸出三原則については、自民党国防部会も大幅緩和を盛り込んだ提言を公表し、麻生首相の私的諮問機関である「安全保障と防衛力に関する懇談会」も見直しの方向を示しています。
 <フジサンケイ・ビジネスアイ  2009年7月4日>
武器開発「乗り遅れ」懸念 経団連「輸出三原則」見直し提言
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200907040102a.nwc

 産経新聞にも、7月4日に「武器輸出三原則『共同開発に道を』 経団連、見直し提言へ」との見出しで一面にほぼ同様の記事が載りました。

 また少し前の2009年5月24日に日経には次のような記事が載っていました。

「武器輸出三原則を緩和 政府・与党検討 共同開発・生産を容認」

 政府・与党は23日、武器や武器技術の輸出を禁止する武器輸出三原則の緩和を検討する方針を固めた。年末に改定する予定の防衛計画の大綱に、他国との武器の共同開発・生産の容認や、共同開発国への輸出の解禁を盛り込む。欧米諸国が進めている次世代戦闘機など主要装備の共同開発・生産への参加の道を開き、調達コストの抑制と、国内の防衛産業の活性化につなげる狙いだ。
 武器輸出三原則は1967年に佐藤栄作首相が表明した共産国や国際紛争の当事国などへの武器禁輸方針だった。76年に三木武夫首相が事実上の「全面輸出禁止」に転換。現在も米国とのミサイル防衛(MD)システムの共同開発などを除き、禁輸が続いている。
 政府・与党は「全面輸出禁止」を撤回する。禁輸の対象から共産国を外し、テロ支援国家、人権侵害国、輸出入管理が不十分な国などを加える。
実際の可否は他国への移転の可能性、地域の安全保障への影響などで判断する。対象範囲も見直す。現在は製造設備や軍用トラック、防護服・防毒マスクも「武器に準じる」として禁輸扱いだが、攻撃能力の有無などを基準に判断し、対象から外す。
 武器輸出三原則は法律で決めた方針ではないため、見直しは首相談話などで表明する方向。三原則は憲法の「平和主義」と関係し、批判も予想されるため、見直し対象の武器を制限したり、共同開発・生産に限定する案もある。
 欧米各国は共同開発・生産により、開発費の分担と、大量生産によるコスト抑制を目指している。武器輸出三原則がある日本はこうした枠組みに参加できなかった。

★こうした焦りの中で日本の防衛産業は必死で規制緩和を狙っている。
 我々は選挙中も、選挙後も確り見守る必要がある。
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共産党が幹部会声明 自公・民主「どっちもどっち」評価から「是々非々」の民主党評価に転換

2009年07月21日 13時07分11秒 | Weblog
★共産党の政権交代についての評価の変化については、このブログでも数日前、文科系氏が「建設的野党?」と題して問題を提起されておりコメントもよせられました。
★この問題は選挙の選挙の結果云々というより、選挙後の政界の方向を決定づける要素として気がかりなもんだいです。私は選挙後の政局で気になっていることが二つあります。第一が憲法九条についての民主党の見解、第二が共産党の民主党に対する対応、言い換えれば共産党の選挙後の立ち位置の問題です。
 私は、民主党に少なくとも文言上?の護憲は堅持してほしいし、共産党には民主党を自民党と同列に改憲保守として切り捨てないで共闘を模索してほしいと願っています。
 こうした意味で、共産党の態度に少しばかり変化の兆しの見える報道については期待を込めて注目している。
 そのことについて、メール仲間が詳しく伝えてきたので紹介したい。
                         (まもる)
===========================
[uniting-peace]グループの掲示板に投稿があったことを、Yahoo!グループよりお知らせいたします。
---
共産党の志位委員長は16日国会内で記者会見を開き、同日付の幹部会声明「総選挙にのぞむ日本共産党の基本的立場」を発表しました。

■自公政権退場の決定的な“審判”新しい日本の進路の“選択”を 総選挙にのぞむ日本共産党の立場 志位委員長が幹部会声明を発表(「しんぶん赤旗」 2009年7月17日)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-07-17/2009071701_01_1.html

同幹部会声明で注目されるのは共産党自らが「方針の発展」(同上「志位委員長会見 一問一答」)と認める民主党評価の転換です。

参考:「民主政権」に政策提言=衆院選後は「建設野党」-共産(時事通信 2009年7月16日)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009071600866

1か月前の6月にあった第8回中央委員会総会での同党の民主党評価は、「どちらが政権の担い手になろうとも、国民に幸福は訪れないし、日本の政治の未来は開かれない」(8中総報告、「しんぶん赤旗」2009年6月6日付)という自公政権から民主党への政権交代そのものを否定的に見る立場のものでしたが、今回の幹部会声明では「国民が自公政権そのものに退場を求め、日本が『新しい政治の中身を探求する時代』を本格的に迎えた」と民主党中心の政権交代を肯定的に捉えた上で「民主党中心の政権が成立した場合には、(略)“是々非々”の立場で、筋を貫いた行動をおこなう」としています。

私は先のメールで上記の共産党の8中総報告について「現政権与党である自民、公明党と政権奪取政党である民主党を同列に置き、(略)政権交代の意義を否定するとともに私たちの国の政治変革の道筋を読み誤った、結果として自・公勢力に手を貸す甚だしい謬論といわなければならない」と強く異議を申し立てておきましたが、今回の同党の方針転換を私は歓迎します。

上述の志位委員長の会見での該当部分の発言をもう少し詳しく紹介すれば、会見で志位氏は次のように述べています。

「端的に言えば、民主党中心の政権が成立した場合には、国民の立場で、『良いものには協力する、悪いものには反対する』という“是々非々”の立場で、筋を貫いた行動をおこなうことです。つまり“行動する是々非々”という立場で対応するということです。民主党中心の政権が成立した場合に、野党がどうなるかは不確定ですが、建設的野党としての役割を果たしうる立場をもっているのは日本共産党です。この党が伸びるかどうかで、日本の政治が前に進むかどうかが決定的に左右されます」「国民が自公政権を終わらせる決定的な“審判”をくだすうえでも、そして自公政権を終わらせた後の日本の政治を前進させるうえでも、総選挙の最大の焦点は日本共産党が前進するかどうかにあるということを訴え、勝利のために全力をつくします」

これで明日21日午後解散、8月30日投開票(予定)の総選挙で野党の総意として政権交代選
挙を戦うことができます。自・公勢力にとっては決定的なダメージになるでしょう。

私は先のメールで総選挙後の民主党政権の危うさを補完する担保としての護憲勢力の躍進の必要性について次のようにも書きました。

「おそらく次期総選挙後の国政では民主党政権が確実に実現します。これは好悪の問題ではなく、客観認識の問題です。そうであれば「護憲」というフィロソフィーの点についてあいまいな民主党の解釈改憲を許さないためにも、共産・社民を中心とする9条派が次期総選挙において現状で考えうる最大限の議席を獲得し、国会でキャスティングボードを握る勢力を実現することは、政権交代とツーショット・セットともいうべき重要課題というべきだろうと私は思っています」
http://list.jca.apc.org/public/cml/2009-July/000649.html

今回の共産党の幹部会声明は上記の点からもきわめて有意義なものがあります。再度繰り返します。今回の同党の方針転換を私は歓迎します。


                           東本高志@大分
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お隣の韓国はどう見ている?   落石

2009年07月20日 12時52分53秒 | Weblog
民主党は自民党とどこが違うのか?

朝鮮日報の記事です。面白いので、全文を転載します。

見出しは、
「自民党出身者が主流を占める「腹違いの弟」
「理念、政策の内容などは類似」
「対外関係には大きな変化はないとの見方も」


 日本の政界は今、与党・自民党が1955年に結党されて以来54年にして、
初めて選挙による政権交代が実現する一歩手前まで来ている。
だが、政権を取る可能性が高い民主党は、自民党と一体どこが違うのか、
非常に不透明だ。
顔触れから理念、政策の内容に至るまで、
自民党との違いを見つけることは容易ではない。


 民主党は1993年に自民党が分裂した当時、
同党を離党した人たちが中心となって結党された政党だ。
次の首相となることが有力視されている鳩山由紀夫代表をはじめ、
今年5月に政治資金規正法違反事件で代表を辞任した小沢一郎代表代行、
党内ナンバー2の岡田克也幹事長といった主要幹部の多くが自民党の出身だ。
96年の民主党結党の立役者となった菅直人代表代行は旧社会党
(現・社会民主党)から分かれた社会民主連合(94年解散)の出身で、
このほかにも旧社会党の出身者や、
93年以降に政界入りした人たちも少なくないが、
民主党の主流はやはり自民党出身者たちだ。
このため、民主党は自民党の「腹違いの弟」という評価もある。


 民主党は、安全保障や対外政策の面では自民党よりも
「民族主義」的な色彩が濃い、と評されている。
自民党の対米政策の基調を「対米追従路線」と批判しつつ、
「言うべきことは言う外交」「対等な関係」を強調している。
小沢代表代行は代表在任中、在韓米軍の役割を縮小すべきだ、
と主張したこともある。
だがこれは、日本独自の軍備の増強につながるものだ。
民主党内部には、独自の安全保障能力を持つ「普通の国」を目指すべきであり、
そのための憲法改正が必要だ、と考える人たちも多い。
また、対北朝鮮政策でも「対話路線」を主張しているものの、
核問題や拉致問題など、日朝関係における中心的な懸案に関しては、
自民党よりも強硬だという評価もある。


 経済政策・社会政策では、自民党と同じく
「個人の責任を基礎とした徹底的な市場経済体制」を志向している。
小泉純一郎元首相の下で進められた「新自由主義的な改革」には批判的だが、
これは現在の自民党も同様だ。
「格差社会の是正」などを主張している点もまた、自民党と変わらない。


 民主党が自民党と大きな違いを見せている分野は内政だ。
民主党は国会議員の世襲を法律で禁止するという公約を打ち出している。
現職の国会議員から「3親等以内」の人が、
後継者として同じ選挙区から出馬できないようにするというわけだ。
これは自民党の現職議員のうち、30%前後が世襲という事実を問題視したもので、
有権者たちから高く評価されている。
また、政権を取った場合、各省庁の局長クラスまで党が人事権を行使し、
官僚社会の体質を変えようという公約も、
自民党と官僚社会の癒着に嫌気が差していた有権者たちの心をつかんでいる。
このため、民主党が政権を取った場合も、
国際的な力関係に与える影響はそれほど大きくないとの見方が支配的だ。

    

なかなか簡潔な解説だと思いませんか?
ちょっと離れているほうがよく見えるかな?

民族主義的、軍備増強、といった指摘は9条派には要注意ですね。
これは政権交代が実現して段階で明らかになっていくでしょう。

そういう意味では、建設的な野党というスタンスは
正解かもしれません。

     


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当ブログのアクセスなど絶好調!   文科系

2009年07月20日 12時14分05秒 | その他
7月初めにもここで報告しましたが、当ブログアクセス数などの絶好調が3週続いています。1週間合計のアクセス数、閲覧数ともにちょっとした「質的変化」の時期にあると述べて良いほど。管理人さんと違って、僕のような立場のほうが手放しで喜んでみせられるでしょうから、以下は例によって、そういう立場からの報告です。
6/28~7/4日 1,792人、6,117面
7/5~11日   1,670人、6,009面
7/12~18日  1,701人、6,765面

さて参考のために、過去最高はこうなっています。
アクセス数は1,468人(本年5/31~6/6日)で、閲覧数は5,281面(同、3/8~3/14日)です。つまり、上記第1週の1,792人アクセスと、第3週の6,765面はこのブログの新記録なんです。
gooブログ総数は125万ほどあるそうですが、その4000番目ほどのにぎわいだそうです。

そして、ここまでの推移はこんなふう。
発足半年ほどは週200人、1000面弱が当たり前でした。これが2年目に入るとまもなく、400人、1500面ほどになりました。500人、2000面が当たり前になったのは、発足後1年半ほどのことです。1000人、3000面が常となったのは、それからさらに1年ほどたった去年の春ごろからのことでした。

継続は力ですし、数は力と言っても良いと思います。これまでここをのぞかれ、コメントを書かれ、投稿されてきた皆さんとともに今回の隆盛を大いに喜び合いたいものです。

そして最後に、このブログに臨んでいる僕の気持ち、動機を書いたに等しい短い随筆を添えたいと思い立ちました。僕はこんな気持ちで書いているというわけです。別の所に書いたものですがご笑覧下さい。

【 苛立っていて、怒りっぽくなった。とばっちりを食う連れ合いなどはずいぶんいい迷惑だ。根が激しい質どうし、夫婦げんかも止め処を知らぬ。苛立ちの元は、世の中の中心から全体へと広く深く染み渡っていく厚顔無恥な羊頭狗肉ぶり。お金の信用不安はやがて取り戻せても、若者らにも広がっている「言葉の信用不安」は一体どうやって取り戻すのか。
1929年の世界大恐慌直後たった2回の選挙で極小政党ナチを巨大にし、あっという間にヒトラーを大統領にまで上り詰めさせたドイツ国民。昨今「世論調査」の日本人も、その結果を喧伝する現代日本マスコミも、あれに似て何でも景気と取引してしまいそう。「そりゃ、あんまりです」とつぶやくのも虚しいようなことばかりが多すぎはしないか。】

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恒例の原爆展が今日、博物館で最終日4時半まで    ネット虫

2009年07月20日 10時50分52秒 | Weblog
★一度見たいと思っていた、被爆者の描いた原爆展が今日20日の4時半まで、名古屋市博物館(地下鉄桜山下車)で開かれている。

 市被爆者の会が毎年行っているものだが、被爆者の高齢化もあって作品がだんだん集まりにくくなっているとも聞く。
 ぜひ駆け込みで見に行きたいと思う。

☆一つ注文だが新聞社ももう少し早く報道してくれたら多くの人が参加できたと思い残念である。      
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「北制裁強化を」多数、改憲には慎重 中部・衆院選有権者アンケート

2009年07月20日 10時38分58秒 | Weblog
★中日の7月18日朝刊の記事に次のような記事が載せられていた。
 少し安心するとともに平和志向への世論を確固としたものにするためにも、民主党を始めとした野党がきちんとした外交・安全保障のマニフェストを提案し国民の前え提示して議論を深めてほしいと痛感した。  (まもる)

{記事}

中日新聞は愛知、岐阜、三重、長野、福井、滋賀の中部6県の有権者100人を対象に、迫る衆院選で大きな争点になるとみられる5つの政策課題についてアンケートを実施した。北朝鮮制裁の強化を望む声が多い半面、憲法改正では慎重派が多数を占めるなど、イデオロギーや政党色では割り切れない有権者の考え方が浮かんだ。

 核実験をした北朝鮮については「制裁を緩めたら腰が引けたと思われ、つけ込まれる」(名古屋市の男子大学生)など、70人が制裁強化を求めた。

 対北朝鮮への強硬姿勢はタカ派的な立場とは直接は結びつかず、憲法9条改正を支持した人は29人にとどまった。

 北朝鮮に関し「悪いことは悪い。制裁が必要」と主張しつつ「日本は平和国家。自衛の武器は最小限に」とした同市の会社経営の男性のような姿勢が多数派だった。

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政権交代の世論の継続を!!!  まもる

2009年07月20日 09時20分17秒 | Weblog
「比例は民主36%、自民15% 民主中心政権がトップ  2009年7月19日 」

 共同通信社が18、19の両日、衆院選への有権者の関心度や政党支持の傾向を探るために実施した全国電話世論調査(第1回トレンド調査)で、比例代表の投票先政党で民主党が36・2%に上り、15・6%だった自民党の2倍以上に達した。前回2005年衆院選の第1回トレンド調査では自民党が31・5%、民主党15・2%だったが、完全に逆転した。

 ただ「まだ決めていない」の回答が34・7%あり、情勢が変化する可能性もある。

 望ましい政権の枠組みも「民主党中心」が39・3%。「政界再編による新しい枠組み」(20・8%)、「自民党と民主党の大連立による政権」(16・7%)が続き、「自民党中心」は14・8%にとどまった。

 投票に行くかどうかは、「必ず行く」が75・4%で、「できるだけ行く」の21・1%と合わせ96・5%が投票の意向を示した。衆院選に「大いに関心がある」と「ある程度関心がある」の合計は82・8%。郵政選挙の前回とほぼ同レベルで、関心の高さをうかがわせた。

 投票の際に重視する課題は「年金や医療など社会保障」(40・9%)、「景気や雇用」(30・7%)に集中した。

 比例代表の投票先は民主、自民両党に続き、公明党4・2%、共産党3・4%、社民党1・2%、国民新党0・1%の順。「小選挙区でどの政党の候補に投票するか」も、民主党が34・1%で自民党16・1%を引き離した。

 支持政党が「ない」と答えた無党派層に「あえて支持するとすればどの政党か」と質問したところ、民主党支持が43・1%、自民党支持は18・0%だった。

 麻生太郎首相と民主党の鳩山由紀夫代表の「どちらが首相にふさわしいか」は、鳩山代表が48・4%で、麻生首相は21・0%。内閣支持率は20・6%だった。
                          (共同)

★朝刊を見てニンマリした。これならいけると思った。しかし待てよ。まだ四十日もあるのだ。幕あきまでこれだけの長い日数を強引に設定した自公さん、きっと仕掛けてくるに違いない。
 用心深く見守って、反撃すべきは容赦なく叩き潰そう。   
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現世のしがらみ    落石

2009年07月19日 16時56分46秒 | Weblog
北海道で10人もの人が遭難。
ほとんどが高年者で、名古屋の方も3人。
奥さんを亡くされてテレビのインタビューに答え
「山で死んだら本望といっていました・・・」
というコトバがとても印象的でした。

山は別世界、昔は修業の場でした。
いわば「あの世」現世のしがらみを越えた
聖なる空間だったそうです。

いまも山は時に全く別世界に変貌。
独自の空間、そこが魅力で多くの高年者が
山を訪れているようです。

しかし山に入っても、昔のようにシガラミから
自由というわけにはいきません。
効率を重視したパック旅行。
飛行機便も格安にするために
簡単に振り返るわけにもいかないようです。
遅れるわけにはいかない。

そんなシガラミが天候を無視してしまう
結果になったかも。

わが奥さんも山好き。私はいかないので、
遭難すれば、私は取材されて・・・
と他人事ではない出来事です。

コメント (3)
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朝鮮日報より    落石

2009年07月18日 11時13分41秒 | Weblog
朝鮮日報に記者が大阪府の橋本知事との
インタビュー記事を掲載。
府政改革のムツカシサを紹介している。

5兆円もの負債を抱え、破たん寸前となっている
大阪府の財政を立て直すため、市町村への交付金を削減し
、今年4月には本人の月給を30%、一般職員の月給を16%カットした。
 職員たちの間では悪者呼ばわりされているが、
住民たちの間では高い人気を誇っている。
今年1月、読売新聞が大阪府の有権者を対象に行った世論調査では、
82%という驚異的な支持率を記録した。
だが、そんな橋下知事も「職員たちの考え方や態度まで
変えようと苦心しているが、なかなかうまくいかない」と打ち明けた。

  

カルフォルニアのような悲惨な状態になる前に
なんとかしないと・・・
破産した自治体の職員のありかたは
大きな課題のようですね。

愛知県や名古屋市は大丈夫でしょうか?



コメント (2)
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「建設的野党」?  文科系

2009年07月17日 11時46分50秒 | 国内政治・経済・社会問題
皆さんもお気づきだと思いますが日本共産党・志位委員長が16日の記者会見で「建設的野党」の姿勢を強調したということです。その理由の一つとして、都議選結果にこう言及していました。
「都議選で国民の審判がはっきり下り、新しい政治局面が生まれた」

あらかじめ述べておくと、この「変化」を大歓迎する僕だが、とっさに思ったことは、これ。
『過去に「確かな野党」を看板スローガンとしてきたようだが、この評判の悪い看板を掛け替えたのはどういうこと、なぜ? そして、「確かな野党」をどう総括してのことなのか?』

「建設的野党」と「確かな野党」と。ずいぶんニュアンスが違うと思われませんか? 後者は、他の政党、特に民主党をも批判することに力点があるような、ちょっと他党批判をしゃべっているだけというような独善的な感じもする言葉。前者は「民主党が政権を取るようだが、これに対して今実現可能な提案をしていこう」という感じでしょう? ずいぶん違いますよ。
僕にはちょっとした「思想の変化」すらが感じられてなりません。都議選敗北がよほど応えたということではないでしょうか。ただね、「今の路線を取る限り票が減るばかりだから民主党批判は控えよ」と言い続けた人々も多いのだから、とにかくもう少し説明、総括が欲しいです。
この今、「確かな野党」では共産党の明日はないと言い続けた人の例は、この4月26日~28日にここにその論文を連載紹介した原仙作氏です。ご参考までに。




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小沢一郎と田中康夫の究極の政治決断はあるのか     天木ブログより

2009年07月17日 10時53分07秒 | Weblog
★下記の記事、私も注目しているが、田中氏と小沢氏による、公明の太田・冬柴氏の選挙区への殴りこみ立候補の話は、成立すれば、公明の基盤を揺るがす大事件である。
 政界動乱の今回国民に是非見せてほしい大芝居である。(まもる)

===============================
 麻生降ろしを騒いでいる連中の顔ぶれが悪すぎる。その志が低すぎる。国民はついてこない。そんな事よりも、今度の総選挙をめぐる政局の中で、ついに究極の政治選択が行われる可能性がでてきた。

 それは小沢一郎の東京12区への鞍替えと田中康夫の兵庫8区からの衆院出馬の同時決断である。

 7月16日の朝日、毎日、産経がこれを一段の小さな記事で報じていた。
 それら記事によると、7月15日の記者会見で鳩山由紀夫民主党代表が明らかにしたという。
 「結論は出ていない」、としながらも、「小沢代行が近々東京12区の関係者を呼ぶ。できれば小沢代行(に出てほしい)という思いが伝えられる。そのことも含めて小沢代行が判断される」。

 (記者会見に先立って会談した田中康夫氏の兵庫8区からの出馬について)

 「衆院選出馬と(小沢氏の東京12区)国替えをダブルでやって意味が出てくる(田中氏)と主張していた」、

 「いずれ近いうちに小沢代行と(田中康夫氏が)会われ、結論を二人の間で出されると期待している」。

 この鳩山民主党代表の発言は、麻生おろし問題など吹っ飛ぶような発言である。

 公明党に気兼ねをしてわざと目立たせなかったのか。まだ結論が出ていないから大きく取り上げなかったのか。

 もし小沢・田中が今度の総選挙で反公明党共闘を決意し、東京12区の太田昭宏公明党代表や兵庫8区の冬柴鉄三公明党常任顧問と同時対決する事になれば、これこそが、今度の総選挙の究極の選挙決戦となる。容易な決断ではないと思う。何しろ公明党代表らとの正面対決だ。国民の目の前での一騎打ちである。

 それでも私は小沢氏と田中氏の政治決断を心から期待する。

 なぜか。それが国民にとって好ましい決断だと思うからだ。

 決断するだけではもちろん不十分である。二人の共闘によって公明党を打ち破らなくてはならない。そしてそれは日本国民にとって望ましい事だ。いや創価学会員にとっても好ましい事なのだ。公明党は自公連立政権にきっぱりと決別し、平和の実現と弱者救済のための一野党に立ち戻る時だ。それこそが会員の多くが望んでいることではないのか。

 小沢一郎という政治家が日本や国民の事を真に思う政治家であれば、ここは政治決断をする時だ。田中はそれを小沢に迫り、小沢とともに政治生命を賭ける時だ。

 国民は必ずそれを支持する。

☆天木ブログ http://www.amakiblog.com/blog/
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ストイコビッチは首だよ  文科系

2009年07月17日 00時33分52秒 | スポーツ
去年はともかく、今年になってからのストイコビッチはどうも、今のJリーグの監督として並以下だと証明されたようだ。

今年ダビを入れてからは、ストイコビッチの大原則だったはずのものがほとんどくずれているのに、いい加減な短期的総括だけから出てくる虚しい手当しかできていないと結論するしかないようなのである。彼自身が主張し続けてきたはずの原則的発想法が実行できていないということだ。

①ダビが前からのプレスをサボるし、良いシュート位置にいる味方にパスしないで自分でつっこんでばかりいるから、陣形のコンパクトさが崩れるし、点も入りにくい。ダビ以外がみんな1得点とは!
②そこから「攻勢的守備からこそ良い攻撃が生まれる」というピクシー自身の最大原則が崩れている。
③そこからさらに、持ち前のクロス攻撃も、シュート数も去年より著しく減っている。
④以上の事実が判明しているのに、目前の得点にこだわって最後までダビを切ることができなかった。
⑤そこからはさらにまた、チーム内に監督不信が生まれているはずなのである。ダビを指導し切れず、そのくせダビの得点という目前の小事にこだわって自らの原則を崩すような監督を選手が信頼するはずがないと思う。戦術が分かる中心選手が特にそうなのではないか。

この監督は、いくつかのテストを試みて、その結果をみた上で首にしたほうが良いと思う。来年へのチーム成長の芽を作るという使命を与えてなんゲームかに限定して中長期的修正の任務を与え、その結果を見て判断するということではないか。監督未経験者を監督に選んだ経営陣として、彼の成長に向けて最後のチャンスを与えてみるということである。

それにしても、グランパスの経営陣は無能だ。金ばかり使って、何の成果も挙げられないということばかりではないか。ストイコビッチというグランパスの最大財産をかくも傷つけてしまうとは!! 大宮の藤本とか鹿島の大岩、柏の古賀、スペインにいる福田など、在籍した良い選手を何人使い切ることができなかったことだろうか。個々の選手をチーム構成員として成長させるということに全く無能だと言うしかないのである。
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