Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

メビウスの帯の上の蟹 : バッハのクラブカノン

2010-04-23 08:41:37 | 新音律


「音楽の捧げもの」の中のこの Crab Canon. 回文とはちょっと違うかもしれないが,逆行しても音楽として成り立ち,正行逆行の二重奏もできる.演奏して楽しいかどうか保証はしかねるが (ぼく自身は楽譜通り弾くのは苦手!),現代なら楽士を雇う代わりに計算機にやらせれば良い.

これを視覚化したこちらの YouTube ではメビウスの帯まで現れ,まさにゲーデル・エッシャー・バッハの世界.

バッハはこの種の曲をたくさん書いているようだ.
この蟹カノンは数学的?には逆行カノンだが,ほかにも鏡像カノン,平行カノン(三度・五度・オクターブなど),螺旋カノン(だんだん音が上がる)など.逆行・鏡像は難しいが,他のはジャズで即興に取り入れてもおもしろそう.





私たちの本「視て聴くドレミ」をよろしくお願いします.
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