Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

アルフレッド・ジャリの不条理ブンガク

2012-04-30 08:41:57 | 読書
おとといのミロの版画「ユビュの幼年時代」に関連して,

Wikipedia によれば,ジャリの戯曲「ユビュ王」は,19 世紀末に一種の社会現象を引き起こしたのだそうだ.
ミロのほかに,エルンストもユビュの名のついた絵画を描いているそうだ.
ボナールは飼い犬に「ユビュ」,ステファヌ・マラルメは飼い猫に「ムッシュー・ルビュ」「マダム・ルビュ」と名付けたそうだ.

「ユビュ王」を読んだような気がするのだが,内容は全然覚えていない..

同じ作家の小説「超男性」の方は,自転車で機関車と競争したりするくだりなど,面白かった,と思う.邦題を英訳すればスーパーマン,と思うとおかしい.澁澤龍彦訳を持っていたはずが,いつの間にか焼失.

Wiki によればジャリさんは,悪趣味と退廃に満ちた生活を送り,アルコールや薬物のために結核が悪化して 1907 年,パリで34歳の若さで亡くなったのだそうだ.
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