ブライアン セルズニック 著, 金原 瑞人 訳,アスペクト文庫 (2012/03).
3D 映画の原作.
300 枚近い (と,訳者あとがきにあるが,はなし半分と思うべし) 木炭画らしいモノクロのイラスト.アクション場面になると見開き 2 ページのイラストだけで物語が展開するのが新機軸.イラストのサイズがはじめは徐々に大きくなり,しまいには徐々に小さくなるあたり,映画的.
ただし,女の子はともかく男の子のほうは,日本人の感覚では余り可愛くない.でも,このふたりのぎこちない関係はとても良い.
映画「月世界旅行」のことが出てくるが,この映画をシアターで見た覚えがある.トッド AO とか,シネラマとかの(当時で言えば)新式映画のマクラだったような気がするが,あるいは万博会場だったかも.
3D 映画の原作.
300 枚近い (と,訳者あとがきにあるが,はなし半分と思うべし) 木炭画らしいモノクロのイラスト.アクション場面になると見開き 2 ページのイラストだけで物語が展開するのが新機軸.イラストのサイズがはじめは徐々に大きくなり,しまいには徐々に小さくなるあたり,映画的.
ただし,女の子はともかく男の子のほうは,日本人の感覚では余り可愛くない.でも,このふたりのぎこちない関係はとても良い.
映画「月世界旅行」のことが出てくるが,この映画をシアターで見た覚えがある.トッド AO とか,シネラマとかの(当時で言えば)新式映画のマクラだったような気がするが,あるいは万博会場だったかも.