Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

東京ナミィの「ドナドナ」 

2012-04-20 09:31:28 | 新音律


圀府寺司編「ああ、誰がシャガールを理解したでしょうか? - 二つの世界間を生き延びたイディッシュ文化の末裔」大阪大学出版会.
この本そのものについては,いずれ改めて.

本には,付録としてCD「クレズマー音楽」がついている...というより,実は CD ゆえにこの本に目が行ったのだ.演奏には著者のひとり,樋上千寿さんも参加.この CD の演奏はお行儀の良いものであった.そこで,お行儀の悪い,ベツニ・ナンモ・クレズマーの演奏を思い出した.

これは梅津和時の大型コンボで,発足は 1990 年代と思うが,まだ断続的に活動しているようだ.
この YouTube は当時の録音だが,残念ながら映像なし.ライブでは,この東京ナミィ嬢が登場すると,バンドの他のメンバー (梅津,巻上公一,etc) の影が薄くなるように感じられた.YouTube のコメントでは彼女のイディッシュを褒められているが,ぼくにはそこは分からない.

ドナドナって,クレズマー音楽だったんですね.
仄聞したところでは,バイクを売りに出す時に「ドナドナ」と表現するのだそうです.
コメント (2)
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