Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

元祖 ドレミの歌 / 6 音音階

2018-02-01 09:27:06 | 新音律
この 11 世紀の「聖ヨハネ賛歌」の楽譜 (Wikipedia による) の歌詞の,ゴチ部分を拾うと
 Ut Re Mi Fa Sol La
である.これがドレミ...の起源で,元祖「ドレミの歌」である.Do でなくて Ut だが,今でもフランス語では Do の代わりに Ut を使っている.

この楽譜ではドレミファソラの6音しか使われていない.11 世紀当時は6音音階がふつうだったのだそうだ.

これは5度円.右に上がると完全5度をつくる音名を時計の文字盤のように並べたもの.
どこでもいいから,連続する7音を拾い出し,並べなおすとドレミファソラシとなる.例えば FCGDAEB を並べなおすと,ハ長調のドレミファソラシである.

ひとつ減らして6音を拾い出して並べ替えると上記6音階になる.FCGDAE からハ長調のドレミファソラができる.
ここかもうひとつ減らした,FCGDA を並べ替えると,ハ長調のペンタトニック,ドレミソラができる.ヨナ抜き音階である.

逆に7音にひとつ加えた8音音階については7年前に書いていた.
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