二紀展 (2/4 まで,広島県立美術館) で芸術院会員・山本文彦氏による作品解説.80 歳超とお聞きするがとても精力的.途中休憩を挟んで3時間近くの長丁場だった.
前半の対象はこのビラにあるような大家の出品作を中心に,絵の前を移動しながら.
氏ご自身の作品はこのビラでは上から2段目の右からふたつめ.3.11 に関係があるらしい.このように会員の作品の多くは,具象画だが何らかのストーリーを暗示するというもの.これがこの団体の主流だろうか.
後半はご当地広島の入選者の作品が対象.まず作者の弁を聞き,先生はいちおう褒める.「だが...」と続いて貶しが始まる.貶しの内容はだいたいどれも同じで...ということは,先生から見れば駆け出しの絵には共通の欠陥があるということなんだろう.門外漢がピント外れのことを書くのは恐れ多いので,ここでやめておく.「入選から入賞に上がるためには...」という論点が強調されたが,シロトとしては,絵は入選・入賞を目的に絵を描くものかいな...と思ってしまうが,団体展ってそういうもの?
人が多く後ろからでは何も見えないので,半分ほどで聴くのをリタイアした.J 子の絵に対するご高説は聴かなかった.
後刻この広島県立美術館の新所蔵品を見た.南薫造の油彩画が数点.小さくて奇をてらったところがない,心休まる作品たちだった.
前半の対象はこのビラにあるような大家の出品作を中心に,絵の前を移動しながら.
氏ご自身の作品はこのビラでは上から2段目の右からふたつめ.3.11 に関係があるらしい.このように会員の作品の多くは,具象画だが何らかのストーリーを暗示するというもの.これがこの団体の主流だろうか.
後半はご当地広島の入選者の作品が対象.まず作者の弁を聞き,先生はいちおう褒める.「だが...」と続いて貶しが始まる.貶しの内容はだいたいどれも同じで...ということは,先生から見れば駆け出しの絵には共通の欠陥があるということなんだろう.門外漢がピント外れのことを書くのは恐れ多いので,ここでやめておく.「入選から入賞に上がるためには...」という論点が強調されたが,シロトとしては,絵は入選・入賞を目的に絵を描くものかいな...と思ってしまうが,団体展ってそういうもの?
人が多く後ろからでは何も見えないので,半分ほどで聴くのをリタイアした.J 子の絵に対するご高説は聴かなかった.
後刻この広島県立美術館の新所蔵品を見た.南薫造の油彩画が数点.小さくて奇をてらったところがない,心休まる作品たちだった.