Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

SP から起こしたクライスラーのベートーベン

2021-01-18 09:25:28 | エトセト等
今年は元旦にいただいた年賀状の数が少なかった.去年の暮れにはサークルの友人が「亡くなっていたことがわかった」というメールが来た.「兄も姉も施設に入りました」という文面の賀状があった.その兄と姉からはいただいていない.「年始のご挨拶はこれで最後」という通告も何通か.あるいは,「実は体調が悪かったので」ご挨拶が遅れまして,とか... 


体調が芳しくないとおっしゃる,もとの職場の先輩ご夫妻へのお見舞いとして,CD を2枚お送りすることにした.

1枚は SP レコードから起こしたというベートーベンのバイオリン協奏曲.レオ・ブレッヒ(指揮)ベルリン国立歌劇場管弦楽団との 1926 年 (およそ100前!) の録音.同じ職場の大先輩であった H越先生の信奉する演奏であった.

企画制作は Goodies という会社で,
*****戦前の真空管を用いた新 忠篤氏設計・制作の管球式可変フォノイコライザを使用して、適正なイコライジングカーブを設定。それ以外のノイズカットや音質補正等は一切行わず、ダイレクトにDSD録音機でマスターを作製。再生音はSP特有の針音ノイズはあるものの、これまでのSP復刻の常識を覆すような生々しい音楽性を再現しています。
SP時代の録音はSP盤1面ごとにその都度中断して行われていましたが、このシリーズでは各面をそのまますべて収録。つなぎ編集も行っていませんので、盤面ごと(約5分)に途切れがありますが、SPレコードそのままを体験いただけます。*****

意外に音が生々しい.

この曲はなんと SP 6枚11面を占めていた.この CD でも曲は10回中断する.この切れ目では曲はすこし重複していて,fade out, fade in するので,CD で連続再生してもやはり変だ.わが幼少時代のラジオの「音楽の泉」でもレコードを裏返し・取り替える時間があったのを思い出した.自分でPCでこの録音を切れ目なく再生するように編集のは可能だけど.
https://youtu.be/sIU6tYPq1NE
などでは,音は別とすれば連続して聞くことができる.

もう1枚,お耳汚しに小生のビブラフォンによるジャズ8曲を CD に詰め込んでみた.

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