吉田 音, 吉田 篤弘 (イラスト)「夜に猫が身をひそめるところ - ミルリトン探偵局」中央公論新社 (中公文庫 2025/1).
出版社の惹句*****青い16個のボタン、曲がった釘、漏斗、小さな赤い本……
黒猫シンクが持ち帰る“おみやげ”から、猫だけが行ける場所について推理する〈ミルリトン探偵局〉。
謎解きのルールは、解けそうな謎でも決して解かないこと。
人と人、時間と場所のすき間をくぐり抜け、猫がひもとく物語。
作家・吉田篤弘が別名義で著した幻のデビュー作を大幅改稿。
描き下ろしイラストと新規解説を新たに付す。*****
こうした一連の作品を「かまとと文学」と言いたい.遺憾ながら,ぼくのツボにはまる部分がある.ぼくと似たような固定ファンが知るのだろう.文庫のカバーもいい.
ついでながらクラフト・エヴィング商會も好きだ.
この「夜に猫が...」発表の経緯は「新規解説」に詳しい.もともとの設定は,「クラフトエヴィング商会」を主催する吉田夫妻の娘,13 才の女の子が書いたことになっているが,執筆は 2000 年頃,著者 38 才あたりのことらしい.
続編が出るらしいが,もういいかな.
出版社の惹句*****青い16個のボタン、曲がった釘、漏斗、小さな赤い本……
黒猫シンクが持ち帰る“おみやげ”から、猫だけが行ける場所について推理する〈ミルリトン探偵局〉。
謎解きのルールは、解けそうな謎でも決して解かないこと。
人と人、時間と場所のすき間をくぐり抜け、猫がひもとく物語。
作家・吉田篤弘が別名義で著した幻のデビュー作を大幅改稿。
描き下ろしイラストと新規解説を新たに付す。*****
こうした一連の作品を「かまとと文学」と言いたい.遺憾ながら,ぼくのツボにはまる部分がある.ぼくと似たような固定ファンが知るのだろう.文庫のカバーもいい.
ついでながらクラフト・エヴィング商會も好きだ.
この「夜に猫が...」発表の経緯は「新規解説」に詳しい.もともとの設定は,「クラフトエヴィング商会」を主催する吉田夫妻の娘,13 才の女の子が書いたことになっているが,執筆は 2000 年頃,著者 38 才あたりのことらしい.
続編が出るらしいが,もういいかな.
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