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全数把握 見直しへの 技術的な疑問

2022-08-25 08:19:50 | エトセト等
部外者のピント外れな疑問かもしれない.でも多くの人に共通な疑問だと思う.


厚生労働省は,今月18日に行われた専門家会合のあと,新型コロナウイルスの感染者数を把握する方法について、現在の発生届に基づいた「全数把握」を見直すことを検討していることを明らかにした.
新型コロナウイルスの拡大以降,国内では感染者一人一人について、医療機関が「発生届」を作成して保健所に提出し,都道府県などがその数をまとめることで,日々の感染者数が集計・公表されてきた.
しかし感染が爆発的に拡大した「第7波」では,日々の感染者数が膨大になり,医療機関や保健所の現場からは,発生届の処理が追いつかなくなるなど,負担が大きくなっているという悲鳴が上がっている.*****

発生届とはどんなものか?  
冒頭の画像の書式らしい.お医者さんが患者に書かせる予診票とあまり変わらない.患者に書かせてもいいようなものだ.

お医者さんはカルテとやらに何やら書き込んでいるが,あれから自動的デジタル的に発生届に転記すればいいだけのこと思うのだが...
電子カルテは各社まちまちで対応できない?  そんなのお金の問題でしょ? 変換ソフトを作って (作らせて) 売れば (買えば) いい.

最後のほう「重症化のリスク因子となる疾病等の有無」の記入が難しそうだが,ここの 12 分類はお医者さんたちの間でどの程度一般化しているのだろうか?  また妥当なものなのだろうか?  
それは置いといて,カルテから分類への変換は AI 技術導入のみせどころだろう.

発生届がデジタルなら,提出された保健所の処理も計算機で行えると思うのだが,そのへんはどうなの?

厚労省が届出基準を改正し,指定感染症に新型コロナウイルス感染症を追加したのは 2020/3 のこと.発生届自体は感染症全体が対象だから,遡ってずっと昔からのもの.
省力デジタルへの努力がずっとなかった (ように見える) けれど...
もしかしたらまだ Fax で送っていたりして...

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