路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【政界地獄耳・10.11】:党首討論は盛り上がったけれど…国会の熱気は国民に伝わっているか

2024-10-18 07:40:10 | 【国会(衆議院・参議院・議運 ・両院予算委員会他・議員定数・「1票の格差」...

【政界地獄耳・10.11】:党首討論は盛り上がったけれど…国会の熱気は国民に伝わっているか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.11】:党首討論は盛り上がったけれど…国会の熱気は国民に伝わっているか 

 ★解散直前の立憲民主党・野田佳彦は、党首討論で国会の会期の延長と予算委員会の開催、能登半島の災害救援・救済のための補正予算に派閥裏金事件などで首相・石破茂を攻め立てた。野党席は熱気に包まれ、野田の一挙手一投足に反応した。代表質問では棒読みを繰り返し、石破カラーが見えないと批判された新首相はここでは先輩首相・野田に対して慌てず冷静にやりとりし、閣僚や党幹部として修羅場をくぐってきたベテランの味を見せつけ、勢いの野田に対して石破節を前面に展開したといってよい。やはりこの2人の論戦には迫力があり、総裁選で戦ったほかの8人では野田に太刀打ちできなかったのではないか。

 ★国民の怒りは今、野党の躍進のエネルギーに変わりつつある。「世論調査の結果が全国で好調の立憲には自信がみなぎっていた。この押せ押せムードを生かしたい」(立憲議員)。野党共闘も北海道などで共産が出馬取りやめを検討するなど野党の躍進が期待される。「もう立憲共産党などとは言わせない」(立憲議員)。だが野田の中道保守路線は見方を変えれば自民党と変わらない。「野田の政治が続けば今度は立憲自民党と言われかねない」(立憲参院議員)と定見のない中道保守路線のあいまいさを危惧する声もある。「野田は演説はうまいが政局・選挙音痴だ。それで総合選挙対策本部長代行・小沢一郎に選挙は任せたが、あまりにも時間がない。効果的に事を運べるかどうか」(党職員)。

 ★党首討論の興奮冷めやらぬ9日の夕刻。立憲民主党は東京・秋葉原西口で野田代表、幹事長・小川淳也、衆院副議長・海江田万里が街宣活動を行った。いわば立憲執行部のオールスターキャストだがこの街頭演説に秋葉原で足を止める人は少ない。「50~60人程度の聴衆だったのではないか。国会内の熱気は国民にどの程度伝わっているか。秋葉原の聴衆が実は立憲の現在位置ではないか」(野党関係者)。短期決戦の結果はいかに。(K)※敬称略 

 政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2024年10月11日  07:58:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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