日本国民がスルーしない思考回路とは!
朝鮮半島の戦争終結を先導すべき!
北朝鮮の非核化のために何ができるか!
北朝鮮に平和の枠組みができれば日本はどうなるか!
米軍基地は!沖縄は!5兆円を超える軍事費は!
東アジアに平和の枠組みができれば日本は劇的に変わる!
ここに日本国民が主体的に関わらなければならない最大の理由がある!
NHK 米高官 “北朝鮮は武器除くすべての制裁解除を要求” 2019年3月1日 14時35分米朝首脳会談
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190301/k10011832941000.html?utm_int=word_contents_list-items_004&word_result=米朝首脳会談
2回目の米朝首脳会談で、非核化の進め方をめぐって合意に至らなかった理由についてアメリカ国務省の高官は、北朝鮮側が一部の核施設の廃棄に応じる代わりに事実上、武器を除くすべての制裁の解除を要求してきたためだと説明しました。
これに対し、北朝鮮のリ・ヨンホ外相は1日未明に記者会見し、ニョンビョン(寧辺)にあるすべての核施設の廃棄と引き換えに、国民生活に影響が及ぶ一部の制裁の解除だけを求めたと反論しました。
これを受けてアメリカ国務省の高官が1日、同行記者の取材に応じ、「われわれは北朝鮮に対し、解除を求める制裁の範囲を特定するよう求めたが、それは事実上、武器を除くすべての制裁を意味した。独自に計算してみたところ、何十億ドルにものぼり、受け入れられないと伝えた」と明らかにしました。
さらに、北朝鮮が廃棄するとしたニョンビョンの核施設についても、「詳しい範囲を話し合ったが、核施設の一部にすぎなかった」と指摘しました。
そのうえで「北朝鮮はいまのところ大量破壊兵器の計画を完全に凍結する気がなく、制裁の解除で多額の資金を与えることは大量破壊兵器の開発を助けることにつながる」と述べて、非核化の前に制裁の解除を要求してくること自体が受け入れられないという認識を示しました。
一方で、この高官は北朝鮮が国営メディアを通じてアメリカとの協議を続ける姿勢を示したことを評価し、北朝鮮側の準備が整いしだい、協議を再開することに意欲を示しました。
中国「米朝の対話継続の意向を歓迎する」
また、「意見の違いはあったものの、双方とも制裁の解除が朝鮮半島の非核化の過程で重要な部分を占めていて、解決すべきだと、感じている」と述べ、制裁の解除をめぐる双方の主張の違いを交渉を通じて解決することに期待を示しました。
そして、国連安全保障理事会による制裁決議は事態の推移に合わせて見直すことになっていると指摘したうえで、「関係各国が建設的な態度でこの問題に対応し、朝鮮半島の問題の全面的な解決のため積極的に努力するよう呼びかける」と述べ、制裁の緩和を前向きに検討するよう呼びかけました。
NHK 「キム委員長は意欲失うのでは」北朝鮮の会見全文 2019年3月1日 12時43分米朝首脳会談
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190301/k10011832741000.html?utm_int=word_contents_list-items_005&word_result=米朝首脳会談
北朝鮮のリ・ヨンホ外相とチェ・ソニ外務次官は、1日未明に記者会見を開きました。米朝首脳会談のあと、アメリカのトランプ大統領が「北朝鮮が制裁の全面的な解除を求めた」と述べたことに反論したほか、会談でのやり取りを受けて、「キム・ジョンウン(金正恩)委員長は今後、意欲を失うのではないか」という発言まで飛び出しました。
以下、リ外相とチェ次官の発言全文です。
朝米両首脳は今回、すばらしい忍耐力と自制力をもって、2日間にかけて真剣な会談を行いました。
われわれは去年6月、シンガポールでの1回目の朝米首脳会談で共通認識として、信頼醸成と段階的解決の原則に従って、今回の会談で現実的な提案を提起しました。
アメリカが国連制裁の一部、すなわち民需経済と特に人民生活に支障をきたす項目の制裁を解除すれば、われわれは、ニョンビョン(寧辺)のプルトニウムとウランを含んだすべての核物質生産施設をアメリカの専門家の立ち会いのもとで、両国の技術者が共同作業で永久的に完全に廃棄するということです。
われわれが要求したのは、全面的な制裁解除でなく、一部の解除、具体的には国連の制裁決議、合わせて11件のうち、2016年から17年までに採択された5件、そのなかで民需経済と人民生活に支障をきたす項目だけ、まず解除せよということです。
これは朝米両国間の現在の信頼基準でみる時、現段階でわれわれができる最も大きい非核化措置です。われわれが非核化措置に出るにあたり、より重要なのは、本来、安全の担保という問題ですが、アメリカにとっては軍事分野での措置を取ることはまだ負担だとみて、部分的な制裁解除を相応の措置として提起するものです。
今回の会談で、われわれはアメリカが感じる懸念を減らすために核実験と長距離ロケット発射実験を永久に中止するという確約も、文書の形で表記することも表明しました。
この程度の信頼醸成段階をへれば、今後、非核化の過程はさらに速く前進できるでしょう。しかし、会談の過程でアメリカ側は、ニョンビョンの核施設廃棄措置のほかに、もう1つやらなければならないと最後まで主張し、したがってアメリカが私たちの提案を受け入れる準備ができていないということが明白になりました。
現段階でわれわれの提案よりよい合意がなされることができるのかというと、この場で申し上げるのは難しい。このような機会が再び訪れるのも難しいかもしれません。
完全な非核化への道のりには必ず、このような最初の段階行程が不可避であり、われわれが出した最良の方案が実現される過程を必ずへなければならないでしょう。
われわれのこのような原則的立場は少しも変わることがなく、今後、アメリカ側が交渉を再び提起してくる場合にも、われわれの方案は変わりありません。
以上です。
チェ・ソニ外務次官の発言
その代わりに、われわれがアメリカに要求したのは、さきほど明らかにしたように、民生用、民需用の制裁5件の解除でした。
アメリカが提案を受け入れないのは、千載一遇の機会を逃したと私は思います。われわれが提案した5件の制裁決議において、軍需用(の制裁解除)について、われわれは要求しませんでした。
しかし、人民生活に関する項目についての制裁解除を要求しました。2016年から採択された対朝鮮制裁決議は6件あります。
このなかで(安保理決議)2270号、2375号など5つありますが、これらについて100%ではなく、民生にかかわるものだけ解除を要求しました。
われわれが提案したのは、ニョンビョンにある施設全体の永久廃棄です。これを実行する際には、アメリカの専門家が来て立ち会うということになります。
今回、私が首脳会談を横で見ながら、国務委員長同志(キム委員長)がアメリカ式のやり方について、理解が難しいご様子だったのではないかと感じました。
過去にはなかったニョンビョンの核施設を丸ごと廃棄するという提案をしたにもかかわらず、部分的な制裁解除も難しいというアメリカの反応をみて、国務委員長同志は今後の朝米の交渉に意欲を失われるのではないかと感じました。
次の会談について決まっていることはありません。私が1つ強調したいのは、アメリカのヘッカー博士が、ニョンビョンにある濃縮ウラン工場を訪問したことがあります。
こうした工場も巨大な濃縮ウラン工場を含んだすべての核施設も含めて、永久に廃棄するという提案をしましたが、アメリカ側の回答、反応がありませんでした。
今後、こういう機会が、アメリカ側に設けられるかはお答え申し上げにくいです。(引用ここまで)
時事通信 北朝鮮外相、米大統領に反論=制裁解除要求「全面でなく一部」 2019年03月01日12時40分
【ハノイ時事】北朝鮮の李容浩外相は1日未明、ベトナム・ハノイで記者会見し、合意に至らないまま終了した2回目の米朝首脳会談について、米側に要求したのは「全面的な制裁解除ではなく、一部解除だ」と述べ、北朝鮮側から全面解除を求められたとするトランプ大統領の主張に反論した。韓国メディアが伝えた。
また、北朝鮮の崔善姫外務次官は、金正恩朝鮮労働党委員長が米朝交渉に対し、「意欲を失うのではないかと感じた」と指摘。「次回会談で決まったことはない」と述べ、協議継続に前向きな米側をけん制した。
不調に終わった米朝再会談について北朝鮮が見解を表明したのは初めて。ただ、国営メディアの朝鮮中央通信は1日朝、米朝首脳が「生産的な対話を続けていくことを決めた」と報道。李氏や崔氏の発言とは異なるメッセージを出すことで、米側を揺さぶる狙いもありそうだ。
トランプ氏は2月28日の首脳会談後の記者会見で、北朝鮮が寧辺の核施設を廃棄する見返りに制裁の全面解除を要求したため、「受け入れられなかった」と説明。会談決裂の責任は北朝鮮側にあるとの考えをにじませた。また、ロイター通信によると、米国務省高官は北朝鮮が大量破壊兵器開発に直接関係する制裁以外すべての制裁解除を求めてきたことを明らかにした。
一方、李氏は2016~17年に国連安保理で採択された制裁決議のうち、「民需経済や人民生活に支障を来す項目」を先に解除するよう米側に求めたと主張。非核化措置として、「プルトニウムとウランを含む全ての核物質生産施設を米専門家の立ち会いの下で永久に完全廃棄」することを提案したと明らかにした。
李氏はこうした非核化措置が、米朝間の「現在の信頼水準でわれわれが踏み出せる最も大きな」措置だと指摘。「核実験と長距離ロケットの試験発射」を永久に中止することを確約し、文書化する用意もあったという。
李氏は、米国が再び交渉を求めても「われわれの案に変わりはない」と譲歩しない姿勢を強調。崔氏も「千載一遇の機会を逃したことと同じだ」と述べ、提案を拒んだ米国を非難した。(引用ここまで)
時事通信 正恩氏と対話継続=トランプ氏、日韓首脳に伝達 2019年03月01日09時17分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030100418&g=int
【ワシントン時事】サンダース米大統領報道官は28日、トランプ大統領が同日の米朝首脳会談後に安倍晋三首相、文在寅・韓国大統領と行った電話会談で「金正恩朝鮮労働党委員長との対話を継続する」意向を伝えたと述べた。ベトナムのハノイから帰国途上、記者団に語った。
サンダース氏によると、日韓首脳との電話会談は10~15分間。その中でトランプ氏は、合意に失敗した米朝会談について説明するとともに、引き続き日韓と緊密に連携していく考えを伝達したという。(引用ここまで)
NHK 北朝鮮の国営メディア「生産的な対話を継続」と報道 2019年3月1日 8時19分米朝首脳会談
北朝鮮の国営メディアは、米朝首脳会談の結果について1日朝、はじめて報道し「生産的な対話を継続することになった」と伝えました。合意に至らなかったことや、双方の主張の食い違いには触れておらず、アメリカと協議を続けていく姿勢を強調しました。