★初回は日本外交をテーマに前防衛大校長・五百旗頭真が講演したが、ある旧民進議員は「同窓会のイメージ。党は3つに分かれたが同志の感覚はある。しかし、月1回の勉強会で再結集などない。既にそれぞれの党で役職や組織の責任者になっていて選挙もある。これでは引き抜きやオルグの草刈り場になるだけだ」。確かに岡田は国民民主党の若手議員に立憲への引き抜き「勧誘」を始めているようで「思いは立憲を軸とする再結集」のようだ。「外交の勉強をしても野党再結集にもならないし、共通の政策作りにならない。ダブル選挙のうわさもちらつく中、のんびりした雰囲気で相変わらず緊張感がない。名前を連ねる元幹部たちはいずれも政局音痴ばかり」(別の旧民進議員)。

★そもそも、立憲の議員は党内でその呼びかけをして機運を高めるべきだし、国民の議員も同様に思うなら党内で動きだせばいい。OB会を組織して開いたところで一番の難関は立憲の代表・枝野幸男と同幹事長・福山哲郎が何が何でも再結集に反対だろう。玄葉や岡田は1年間、無所属で活動してなおこの程度の知恵なのか。(K)※敬称略 「政界地獄耳」一覧へ戻る